昨年の都知事選前に『女帝 小池百合子』を出したノンフィクション作家・石井妙子さんが『小池百合子「女帝」の最後の切り札』というタイトルで文藝春秋(2021・7)に寄稿している。
石井さんが「カイロ大学主席卒業」という学歴詐称について綿密な取材をもとに明らかにしたにもかかわらず、知事選では圧勝した。そのことをマスコミも大きく取り上げない。不思議だった。
「非を認めず、黒を白と言い続ければ勝つ」ということが蔓延してきている。その象徴的存在が小池さんのような気がして来た。コロナ禍においても小池さんは思いつきで、遊びのようなコロナ対策を次々と繰り出し続けている。と手厳しい。
そして、その根幹には「重大な決断にはかかわりたくないという、小池さんの、あまり気づかれていない本質がある」と指摘している。都知事としてのさまざまな場面での言動から実証しているが説得力がある。
五輪が近づくにつれて、何も発言しなくなってきたという不可解さも理解できた。ただ、石井さんがこの原稿を執筆していた時には想像もできなかった都議選告示前の「過労による入院」。この後の動きを注視したい。
「虚が勝つのか、実が勝つのか。日本はそのことが今、問われているのです。」と締めくくっている。
さて、どんな7月になるのやら。予断を許さない
石井さんが「カイロ大学主席卒業」という学歴詐称について綿密な取材をもとに明らかにしたにもかかわらず、知事選では圧勝した。そのことをマスコミも大きく取り上げない。不思議だった。
「非を認めず、黒を白と言い続ければ勝つ」ということが蔓延してきている。その象徴的存在が小池さんのような気がして来た。コロナ禍においても小池さんは思いつきで、遊びのようなコロナ対策を次々と繰り出し続けている。と手厳しい。
そして、その根幹には「重大な決断にはかかわりたくないという、小池さんの、あまり気づかれていない本質がある」と指摘している。都知事としてのさまざまな場面での言動から実証しているが説得力がある。
五輪が近づくにつれて、何も発言しなくなってきたという不可解さも理解できた。ただ、石井さんがこの原稿を執筆していた時には想像もできなかった都議選告示前の「過労による入院」。この後の動きを注視したい。
「虚が勝つのか、実が勝つのか。日本はそのことが今、問われているのです。」と締めくくっている。
さて、どんな7月になるのやら。予断を許さない