素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

夏至の夕 月は東に 陽は西に

2021年06月21日 | 日記
 今日は夏至。言うまでもなく一年で最も昼が長い日。とは言っても梅雨の真最中なので例年雨や曇天が多く実感できないことが多い。今日は昼の長さを十二分に感じることができた。日の出から日の入りまで日差しがさえぎられることはなかった。10時を過ぎたあたりから気温がグングン上がり暑かった。ジムの冷房の有り難さを実感できた午後であった。緊急事態宣言が解除されたこともあり、休んでいたいた人も来ていて活気があった。

 夕食を済ませても、外はまだ明るかった。涼みがてら屋上に上がるとちょうど陽が沈んだところだった。「長時間ご苦労sun」とねぎらった。振り返ると月がポッカリと浮かんでいた。
  

 冬至は「これからだんだん日が長くなるぞ!」とホッとした気持ちになるが、夏至はむしろ酷暑の夏に向かうぞというウンザリ感が強い。五輪も予想通り観客を入れての開催と五者会議で決定した。『加茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの』と白河天皇が嘆いたそうだが『コロナの感染、双六の賽、夏の暑さ、是ぞわが心にかなわぬもの』とならないことを願うのみ。賽は投げられたのだ。
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