素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

セアカゴケグモ

2014年07月21日 | 日記
 今朝のニュースでセアカゴケグモが発生しているので注意するようにとあった。ここ最近、暑い時期になるとその名前を耳にするようになってきた。他所事ではない。町内でも目撃されたと私の自治会の掲示板にも注意を促すビラが掲示されている。
  毒を持つメス体長は1㎝前後、毒性のない雄は3mm~5㎜というから大きくない。幸いにもお目にかかったことはないが、娘たちがジャングルと呼んでいる我が家なんぞは棲息するのに好都合な環境である。用心しなければいけない。本来日本国内には生息していなかったが、1995年に大阪府で発見されて以降、その他いくつかの地域でも見つかった外来種であるという。なじみがないわけである。年々増殖して分布エリアを広げつつあるというからやっかいである。

 これに限らず、外来種の問題はこれから多くなってくるのではないか。琵琶湖はここ数年、必死の取り組みが実り食い止めているみたいだが、ペットの無責任な放置によって全国的には深刻な被害が出てきている。

 誤解されているのがタランチュラ。以前、タランチュラをこよなく愛して飼育している生徒がいた。でっかくて噛まれると死んでしまう恐ろしい毒グモというイメージを持っていた私に,実はそんな強い毒はもってはいなくて、むしろおっとりした性格で手にのせたって何でもないと話してくれた。タランチュラをペットとしていると言うと変人扱いされ奇異な目で見られるのが困ると嘆いていた。

 水やりの時は暑いのを我慢して、肌を露出しないようにしている。脱水症にも気をつけなければならないしますます住みづらい夏になってきた。
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『亀蔵」目線で見れば

2014年07月20日 | 日記
 背が高いのでよく威圧感を感じると言われることがたまにある。そんなつもりはなくとも自然と上から目線になってしまうからかもしれない。目線の高さが違えば見ている景色も違うのだろうな?とも言われ意識的にかがんで見たこともあった。

 そんなこともあり、散歩に連れられている犬、特に小型犬などを見かけると、「君らからはどんな風に世界はみえているのかなあ?」思わず聞きたくなる。庭にいるアリやダンゴムシ、トカゲなども然りきっと全く別の世界が開けているに違いない。

 新しい水槽の『亀蔵』、居心地が良いのか活発に動いている。水面の上に首を出している時は、どの方向からでも3mぐらいの距離に近づくと反射的に首をひっこめる。そういう時同じように『亀蔵』にはどういうふうに見えているのかな?と訊ねたくなる。繰り返し行なっている水槽の側面への反応がなんとなく面白いので、上から眺めている目線を下げて、『亀蔵』目線まで下げて見た。「ひょっとして亀蔵は、仲間がいると思っているのでは?」という仮説が頭をもたげてきた。
  亀蔵に尋ねることも、水槽の中に顔を突っ込むわけにもいかないが、水槽の中から見ている景色はきっと違うものがあるのだろう。海遊館の大きな水槽に入ればわかるかもしれない。というようなことも思いつつ、しばし、『亀蔵』目線でその動きを追っていた。水槽の角の部分でよく首を水面に向かって伸ばしているのも自分以外の亀の姿を上、横にとらえているのかもしれない。
  うだるような昼下がり、しばし現実から離れた。引き戻してくれたのは雷鳴と雨粒の音。今日も大急ぎで洗濯物を取り込むことになった。 
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ダイナミックキッチン&バー 燦-SUN- OBPツインタワー店で眺・飲・食・話を満喫

2014年07月19日 | 日記
 ダイナミックキッチン&バー 燦-SUN- OBPツインタワー店は38階、地上150Mから見下ろす絶景パノラマ夜景が売りである。大阪城をあらゆる角度から眺めたい私にとっては気になる店であった。かといってそれだけのために出かけるのはどうかと思っていた。

 ようやくいいタイミングで出かける機会が訪れた。しかし、最近の天気は気まぐれ、13時頃は強い日差しの中を汗をかきながら自転車でジムへ出かけたが、15時前、ロッカールームで着替えていたら「やばいで、やばいで」とKさんが入ってきた。「雷が鳴って、黒雲がひろがってきた。もう降ってくるで」と言う。「おいおい」である。着替えをやめて様子を見ようと玄関へ行ったらたくさんの親子が軒下で空を見ていた。「もう降ってますよ」とKさんに言うと「間一髪やったな」と喜ぶ。「「あんた帰るの大変やな、自転車やろ」「シャワーがわりにこのまま行きますわ」と着替えをやめてそのままで自転車を走らせた。サッカーを指導していた時は雨中の審判はよくやったが、久しぶりの感覚に懐かしさを覚えた。

 このまま天気が回復しなかったら眺望の醍醐味は半減だなと思っていたが、幸い1時間ほどで雨はおさまったので「やれやれ」と一安心。

  18時30分からのスタートだったので、大阪の街の表情の変って行く様を眼下に楽しめた。大阪城も期待通りであった。美味しい料理と酒、楽しい会話に飽きない景色の変化と4拍子揃った至福のひとときであった。
 上六・天王寺方面

 梅田方面に日が沈む 

 ハルカス遠望
 夕映えの大阪城もいい!  

 デザートの頃にはライトアップされた大阪城が浮かぶ。
 
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生駒山管理道往復12kmをおよそ1年ぶりに完走!

2014年07月18日 | 日記
7月2日にHさんと一緒に走った時は、折り返し地点のぬかた園地のアジサイ見学を兼ねていたので、園地事務所の周辺でゆっくり休憩をとり6km~7.5kmはショートカットした。大丈夫だという感触を得たので今日は休憩なしで12km(6km×2)を走ってみようと思った。Hさんは私より脚力がある。私のペースに合してもらうのは気の毒なので一人で走ることにした。

 9時頃には30℃になっていたが、山上公園あたりは25℃表示だった。生駒山の西側にある管理道は、午前中は95%木陰になっているので暑さに関してはずい分ましである。それでも汗だくになり、500mlの水はからっぽになった。目標は時速8km(1km7分30秒)総計1時間30分である。

 500mおきに距離表示があるので自分のペースがわかりやすい。前半4.5kmの緩やかな上りで目標より15秒~30秒づつ遅れていった。後半の下りで取り戻せるかなと思ったが、やはり今の脚力、体力では無理だった。そこが1年前とは違う。

 初めて走った去年の7月25日のタイムは1時間28分25秒、2度目の8月4日は1時間17分8秒であった。今日のタイムは1時間35分35秒である。今回は12kmを走り切ったということで満足している。ちょうど帰る時、終業式を終えた小学生の列に会った。夏休みを迎える前の雰囲気はいつの時代も同じで、どことなくみんなの体がうきうきしているのである。

 去年は生駒山の管理道のことを知って、調子に乗って走り過ぎ、故障の原因となったが、夏場の気分転換にはもってこいの場所なので、去年の教訓をふまえ上手に利用したいと思っている。
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風蘭

2014年07月17日 | 日記
 連日、酷暑といってもいいぐらいむし暑い。ジムに40分間ぐらいかけて歩いて来ている老人がいる。飄々とした風体からみんなからは「師匠」と呼ばれている。その方もさすがに今日の暑さの中を歩くのは身の危険を感じたと車で来ていた。ランニングマシーンなどで走ると冷房が効いているといっても汗だくになり、「こんな所で脱水症になったら目も当てられないなあ」という冗談も飛び交う。スタッフも水分補給はしっかりするようにと気を遣っている。

 こういう時、風通しの良い木陰に吊るしてある白い花をつけた風蘭の可憐な姿と甘い香りが目と鼻をを楽しませてくれる。

   日本原産のラン科植物のひとつで、着生植物である。デンドロビュームもそうだが着生植物の生命力の不思議さにひかれる。風蘭とは逆にデンドロビュームは今、屋上のカンカン照りの所に置きっぱなしにしている。水は天からもらい水。時々様子を見に行くが新しい芽がたくましく伸びてきている。
 どちらも夏に向かう今、元気を与えてくれる生きものである。 

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