朝から大工さんの木鎚を叩く音が響く。集団登校のため集まっている小学生の声がする。世間が再び動き始めたのを感じる。いつも芍薬を美しく育てる家がある。今年は行きそびれていた。すべての花が平年より2週間早く開花しているのに加えゴールデンウイーク中の雨、「もう終わっているかもしれない」と思いつつ散歩のついでに立ち寄った。雨傘をさしてまだ大丈夫だった。大ぶりの牡丹に比べてちょっと華奢で優美。
中国では、牡丹を「花の王」と呼ぶのに対して芍薬は「花の宰相」と呼ぶらしい。もともとは薬草として輸入され栽培されていたがいつしか観賞用となった。遠出が憚れるご時世、町内の花々を眺めながらの散歩でも結構楽しめる。
中国では、牡丹を「花の王」と呼ぶのに対して芍薬は「花の宰相」と呼ぶらしい。もともとは薬草として輸入され栽培されていたがいつしか観賞用となった。遠出が憚れるご時世、町内の花々を眺めながらの散歩でも結構楽しめる。