
ナシ(梨)は、バラ科ナシ属の落葉高木です。
栽培されている「和なし」(日本なし)の基となっている野生種(ヤマナシ)は中国が原産地で、日本では本州、四国、九州で見ることができます。ちなみに、山梨県の名前の由来は、このヤマナシの木が多いことからという説が通説となっています。

千葉県白井市での梨生産は、明治38年に鎌ケ谷から移住した浅海久太郎氏が梨の木20本余を植えたことに始まります。現在は全国1位の収穫量を誇る千葉県内において、市町村別で第1位の収穫量となっています(白井市HPによる。以下同じ)。
また、栽培されている品種も「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」「かおり」「秋麗」「新興」と多岐にわたり、8月上旬から10月下旬まで楽しめます。この中で、白井市で最も多く栽培されている品種が「幸水」で、早生種で今がお花の見ごろとなっています。
白井市では桜の花が終わるとすぐに、市内のあちこちでナシのお花が咲き、もう一度お花見が楽しめます。



※写真は先頭より4枚が Nikon D5500、最後の1枚が OLYMPUS Tough tg-5。
<昨年のナシの様子>


