モッコウバラ(木香茨、木香薔薇)は、バラ科バラ属のつる性の常緑低木です。
原産地は中国で、日本には江戸時代中期に渡来しています。
花期は初夏で一期性。花は白か淡い黄色で、それぞれ一重咲と八重咲があります。花径は2~3cmで、黄花の一重や白花には芳香があるようです。一般的にモッコウバラといった場合には、黄色の八重咲を指します。
我が家のモッコウバラは、まさに一般的な黄花の八重で、香りはありません。
毎年4月下旬にお花を咲かせ、大型連休の頃に満開となります。今年は先週から開花しました。昨年と比べると1週間ほど遅いです。
モッコウバラはきれいな樹形を楽しむことができますが、咲き始めの今頃は早く開花する枝の先端のお花をマクロで撮るのが面白いです。
トップの写真は、焦点距離が10.29mmです(カメラは OLYMPUS TG-5、以下同じ)。次の2枚も同様です。
こちらは、焦点距離5.5mmで撮ったものです。このカメラでの最もワイドな距離が4.5mmなので、かなりワイドです。
最後は焦点距離を12.6mmで撮りました。このカメラでの最もロングな距離は18.0mmですが、これでもかなり寄った感じで迫力があります。
<参考> 昨年のモッコウバラ 2018/04/20
チューリップとオダマキも撮りました。
この季節、少しずつ庭に咲くお花たちも変わって行きます。「咲く花の流れは絶えずして、しかももとの花にあらず」でしょうか。