shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

七次川調整池の渡り鳥 - 七次川調整池2021-2022冬 定点観察⑨(まとめ)

2022-01-17 10:44:21 | 
昨年11月下旬から、七次川調整池において、オオハクチョウを中心に定点観察を続けてきた。
ほゞ水鳥の数が落ち着いてきたので、定点観察を終了したいと思う。
これまで観察してきた結果をまとめてみた。

■ オオハクチョウ


11月22日以前については観察していないため、初飛来の時期は不明である。11月23日に2羽が観察でき、その後オオハクチョウは居たり居なかったりしている。観測数が最も多かったのは12月21日の17羽であった。
観察した時間は、午前中(7時~11時の間の10分~1時間)であったので、居ない間は餌場へ移動していた可能性がある。
また、オオハクチョウは家族単位で行動するため、ここに来ているオオハクチョウは複数の家族が混じっていたと思われる。
11月23日 2羽
11月25日 0羽
11月29日(夕) 13羽 (近所の方らからの情報)
11月30日 4羽
12月2日 0羽
12月5日 0羽
12月7日 0羽
12月9日 0羽
12月10日 0羽
12月21日 17羽
12月22日 12羽
12月23日 10羽
12月25日 10羽
12月26日 0羽
12月27日 0羽
12月28日 5羽 池面の約8割が結氷
12月29日 8羽
1月2日 4羽 池面の約9割が結氷(その後も部分結氷が続く)
1月5日 0羽
1月6日 12羽
1月7日 0羽
1月8日 5羽
1月9日 9羽
1月12日 6羽
1月13日 7羽
1月15日 3羽
1月16日 3羽

■ カモ類


11月23日から1月16日までの間、常時約100~200羽が観察できた。最も多かったのはオナガガモで、次がホシハジロ、キンクロハジロであった。カルガモも観察できた。
キンクロハジロが観察できたのは12月下旬だけで、1月上旬にはホシハジロ、キンクロハジロ共に観られない日もあった。1月中旬になると多くのキンクロハジロが観られた。
その他のカモ類は確認できなかった(昨年はコガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリが観られた)。

■ その他の渡り鳥
オオハクチョウ、カモ類以外の渡り鳥は確認できなかった。

■ まとめと感想
昨冬まで行われていた餌付けが今冬中止された。オオハクチョウの数は減少したが、一定数がこの池で越冬した。
カモ類の数も減少したが、それでも200羽ほどがこの池で越冬した。
この池は渡り鳥にとって安全で、近くに餌場もあるので、冬鳥の越冬地として今後も使われていくことだろう。

※ オオハクチョウ:1月16日撮影。 カモ類:1月8日撮影。

■ 今冬、これまでに投稿した記事
11月23日 オオハクチョウが飛来 - 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察①(11月下旬)
12月1日 オオハクチョウが定着か - 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察②(11月下旬その2)
12月9日 オオハクチョウが不在 - 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察③(12月上旬)
12月24日 オオハクチョウが再来 - 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察④(12月中・下旬)
12月27日 キンクロハジロ を観察- 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察⑤(12月下旬)
12月29日 オオハクチョウを連日観察 - 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察⑥(12月下旬)
1月6日 池面が凍結 オオハクチョウは居たり居なかったり - 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察⑦(1月上旬)
1月7日 冷え込んだ朝 - 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察⑧(1月上旬)

(完)
コメント (14)
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