shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

恒例の赤城山ハイキング

2024-02-13 05:30:04 | 山行・旅行
毎年1月か2月の恒例となっている赤城山・黒檜山(標高1828m)のハイキング。今年は2月9日に出かけてきた。


8時ちょうどに赤城山大沼湖畔の駐車場に到着した。装備を身につけ8時6分に出発。
途中の新坂峠の温度計はマイナス7℃を表示していたが、風がないのでそれほど寒くは感じなかった。
数日前に降ったドカ雪のお陰で積雪は十分にありそうだった。驚いたのはこの時期に大沼が全面凍結していないこと。暖冬とはいえこんなことは珍しい。
氷上ワカサギ釣りの解禁も例年より3週間遅れたようだった。

 

8時25分に黒檜山登山口に到着。ここでアイゼンを装着し、暑くなりそうなのでアウターを脱ぎ、ザックにしまった。
歩き出しの急登はいつもしんどい。ゆっくり登る。途中二手に岐れている道では直登ルートを選んだ。
 

支尾根に出ると大沼を見下ろせる。赤城神社の付近はまだ氷が張っておらず、ワカサギ釣りのテントが北側に点在していた。


支尾根を登る途中で、幹を激しく叩くキツツキの音が聞こえてきた。この辺りはアカゲラの生息域だ。
しばらく登ると「アンテナ山の左に富士山」の標識が現れる。アンテナ山とは地蔵岳(標高1674m)のことだ。山頂にたくさんの電波塔が建っている。
空には雲が多かった。さて、富士山は見えるだろうか?


私が富士山を確認する前に、先行して休んでいた登山者が私の姿を見つけて西の方向をを指さしてくれた。
私もそれに応えて「見えますか?」と声を掛けた。
見事な富士山だった。


富士山が見えると何だか得をした気分になる。西の空に雲がないのは天気が持つことの証拠でもある。
この先は急登になり、汗を搔かぬようネックウォーマーを外した。二重にはめていた手袋はとうに一重にしていた。
この時期、この辺りから樹々に霧氷が付くことが多い。しかし今年は霧氷が見られなかった。カメラをザックにしまった。


山頂付近まで行って漸く僅かに霧氷が出てきた。多くの登山者がカメラを向けていた。


10時14分山頂に到着。ほぼコースタイム通りだった。山頂では休まず絶景スポットへ向かった。
 

たまたま7年前の写真が Facebook から届いたので、ご覧いただこう。この年は寒くて、霧氷もきれいだった。
 

7年前から今年に戻る。
先ず目に止まったのが浅間山(標高2568m)だ。外輪山もよく見えた。小浅間山の辺りに雲がかかっていた。


浅間山から南に目を向けると八ヶ岳連峰がよく見えた。写真は逆光となるが、赤岳(標高2899m)、横岳(同2830m)、硫黄岳(同2760m)が見える。


浅間山の右に見えるのは北アルプスだ。ここまではっきり見えるのはこの時期だけだろう。
正面に見えるのが槍ヶ岳(標高3180m)で、その左に大喰岳(同3101m)、中岳(同3084m)の3000m峰が続く。槍ヶ岳の右に見えるなだらかなピークは大天井岳(2922m)のようだ。大天井岳からの尾根を左に辿ると、中岳の手前に常念岳(同2857m)が見えている。
手前に見える黒い影のある山は湯ノ丸山(標高2101m)のようだ。なるほど手軽に登れて北アルプスの展望を楽しのに、絶好の位置にある。


さらに右を見ていくと四阿山(標高2354m)が大きい。その右に根子岳(同2128m)がある。


さらに右を見ていくと志賀高原、草津、上越国境の山々が見えるが、いずれも雲がかかっていた。


上州武尊(標高2158m)は雲が無くはっきり見えた。


尾瀬の山々もきれいに見えた。至仏山(標高2228m)と燧ヶ岳(同2356)だ。
 

関東最高峰の日光白根山(標高2578m)もよく見えた。


一通り山を眺めた後、昼食とした。用意してきたのはカップヌードル・カレーで、身体が温まり水分も取れるので、冬山には最適の食事だと思っている。行動食にチョコレートを持っていったが、これも冬にはよいと思う。

天気がよいので駒ヶ岳(標高1685m)まで足を伸ばすことにした。
振り返って黒檜山を眺めた。その先でダケカンバの幹に止まったコゲラを観た。鳥撮りのカメラがあれば絶好の標的になっていたはずだ。
それにしてもこの時期、この辺りで見かける鳥はキツツキばかりだ。


駒ヶ岳山頂と、そこから観た大沼。
 

駒ヶ岳から観た黒檜山と地蔵岳。地蔵だけの背後に北アルプスが見える。
 

その後も雪を楽しみながら歩き、12時30分に駒ヶ岳登山口に下山した。
 

行動時間:4時間30分(うち休憩59分) 距離:4.8km 累積標高差:562m 

撮影:2024/02/09
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植物クロスワード(44)『咲くやこの花館』の答え

2024-02-12 05:30:00 | クロスワードパズル
今回は『関西紀行(その④最終回・咲くやこの花館)』や『咲くやこの花館の公式HP』をもとに出題しました。

答えです。


タテのカギ
1 咲くやこの花館の人気の植物「――の青いケシ」には和名がなく、学名のメコノプシスで呼ばれている。
2 咲くやこの花館では、熱帯――レンや、原種の――センが観られる。
3 故人が書き残した書画。
4 中南米原産のラン科植物の1つの属。咲くやこの花館では熱帯雨林植物室に展示されている。
5 不正をすること。怠けること。
6 タテ1の青いケシを年中咲かせるため、――を冷凍庫で保存し咲かせたい時期に合わせ冷凍庫から出し、温度管理をしながら発芽~開花させている。
7 ――燭、――梅、――人形。
9 肢体不自由であることを理由に、運転免許に条件を付されている人が表示するマークで、クローバーマークとも呼ばれる。
11  勝負や地位などで、最も優れた人や物の次に位置していること。
13 代々続いて同じ商売をしている格式・信用のある店。
15 フランスの後期中等教育機関。大学進学をめざす3年間のコースと、職業教育を施す2年間のコースとがある。
16 葉の直径は2m以上となり、世界一巨大な葉を持つ被子植物。咲き始めの花は白色で、2日目にピンク色に変わる。咲くやこの花館では熱帯雨林植物室に展示されている。
18 《わが愛をあなたに》の意。ハワイ民謡の一つでハワイ王国の女王リリウオカラニの作と伝えられる。
21 英語で成人のこと。
22 オートバイなどの乗り手。
25 落ち葉や穀物などをかき集めるのに用いる道具。
27 いろいろな才能をもっていること。
29 以前はバレーボールやテニスのスパイクをこう呼んだ。
ヨコのカギ
1 フィリピンのルソン島、ミンドロ島、カタンドゥアネス島原産のつる植物。青い宝石の異名を持つ。咲くやこの花館では熱帯花木室に展示されている。
6 物がすべての光線を一様に反射することによって、目に感じられる色。
8 コロナ渦以降利用が急速に進んだアイテムの一つ。千葉県内の小中学生は大半が学校に持参している。
9 必要分以上に余りがあること。――のよっちゃん。
10 日本の伝統的ギフトシーズンは盆と――。
11 日記が個人の経験や感想・思考を書き記すのに対し、――は公的な記録や報告を目的として書かれることが多い。
12 咲くやこの花館の屋外には耐寒性のある――が植えられている。
14 アラビアの説話「――と四十人の盗賊」の主人公の名前。
17 サッカーでボールを蹴る選手から見て近い方のサイドのこと。
19 「北国の春」「津軽平野」などのヒット曲がある演歌歌手。
21 熱帯アメリカ原産のキントラノオ科の常緑果樹で、日本ではジュースでも有名。咲くやこの花館では熱帯花木室に展示されている。
23 ドイツ語でお茶のこと。
24 五・七・五の3句17音を定型とする短詩。川柳との違いは季語を入れることを原則とする。
26 石川県加賀市の山中温泉の上流にある集落で、――焼の発祥の地。
28 チシマ――はキンポウゲ科オダマキ属の多年草で希少種。咲くやこの花館では高山植物室に展示される。
30 青魚の一種。かつてこの魚などを運ぶため、若狭国から京の都まで街道が発達した。
31 キク科ウスユキソウ属のセイヨウウスユキソウの別称。咲くやこの花館では高山植物室に展示される。

過去のクロスワードパズルは、このページ左にあるカテゴリー◆クロスワードパズルからご覧いただけます。
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植物クロスワード(44)『咲くやこの花館』

2024-02-10 05:30:00 | クロスワードパズル
1月に引き続き、今月の植物クロワードも温室に関係する問題です。
リンクの記事『関西紀行(その④最終回・咲くやこの花館)』や『咲くやこの花館の公式HP』をご覧いただきながら解答して下さい。
答えは2月12日にアップします。どうぞお楽しみくださいませ。


タテのカギ
1 咲くやこの花館の人気の植物「――の青いケシ」には和名がなく、学名のメコノプシスで呼ばれている。
2 咲くやこの花館では、熱帯――レンや、原種の――センが観られる。
3 故人が書き残した書画。
4 中南米原産のラン科植物の1つの属。咲くやこの花館では熱帯雨林植物室に展示されている。
5 不正をすること。怠けること。
6 タテ1の青いケシを年中咲かせるため、――を冷凍庫で保存し咲かせたい時期に合わせ冷凍庫から出し、温度管理をしながら発芽~開花させている。
7 ――燭、――梅、――人形。
9 肢体不自由であることを理由に、運転免許に条件を付されている人が表示するマークで、クローバーマークとも呼ばれる。
11  勝負や地位などで、最も優れた人や物の次に位置していること。
13 代々続いて同じ商売をしている格式・信用のある店。
15 フランスの後期中等教育機関。大学進学をめざす3年間のコースと、職業教育を施す2年間のコースとがある。
16 葉の直径は2m以上となり、世界一巨大な葉を持つ被子植物。咲き始めの花は白色で、2日目にピンク色に変わる。咲くやこの花館では熱帯雨林植物室に展示されている。
18 《わが愛をあなたに》の意。ハワイ民謡の一つでハワイ王国の女王リリウオカラニの作と伝えられる。
21 英語で成人のこと。
22 オートバイなどの乗り手。
25 落ち葉や穀物などをかき集めるのに用いる道具。
27 いろいろな才能をもっていること。
29 以前はバレーボールやテニスのスパイクをこう呼んだ。
ヨコのカギ
1 フィリピンのルソン島、ミンドロ島、カタンドゥアネス島原産のつる植物。青い宝石の異名を持つ。咲くやこの花館では熱帯花木室に展示されている。
6 物がすべての光線を一様に反射することによって、目に感じられる色。
8 コロナ渦以降利用が急速に進んだアイテムの一つ。千葉県内の小中学生は大半が学校に持参している。
9 必要分以上に余りがあること。――のよっちゃん。
10 日本の伝統的ギフトシーズンは盆と――。
11 日記が個人の経験や感想・思考を書き記すのに対し、――は公的な記録や報告を目的として書かれることが多い。
12 咲くやこの花館の屋外には耐寒性のある――が植えられている。
14 アラビアの説話「――と四十人の盗賊」の主人公の名前。
17 サッカーでボールを蹴る選手から見て近い方のサイドのこと。
19 「北国の春」「津軽平野」などのヒット曲がある演歌歌手。
21 熱帯アメリカ原産のキントラノオ科の常緑果樹で、日本ではジュースでも有名。咲くやこの花館では熱帯花木室に展示されている。
23 ドイツ語でお茶のこと。
24 五・七・五の3句17音を定型とする短詩。川柳との違いは季語を入れることを原則とする。
26 石川県加賀市の山中温泉の上流にある集落で、――焼の発祥の地。
28 チシマ――はキンポウゲ科オダマキ属の多年草で希少種。咲くやこの花館では高山植物室に展示される。
30 青魚の一種。かつてこの魚などを運ぶため、若狭国から京の都まで街道が発達した。
31 キク科ウスユキソウ属のセイヨウウスユキソウの別称。咲くやこの花館では高山植物室に展示される。
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咲くやこの花館(植物クロスワード資料)

2024-02-10 05:29:58 | クロスワードパズル
この記事は2019年3月30日付けの記事を植物クロスワードのために再掲したものです。文字を大きくした以外は変わっていません。

3月28日に大阪市鶴見区にある「咲くやこの花館」に行ってきました。


咲くやこの花館は、今回の関西旅行の中で、京都府立植物園と共に必ず訪れたい目的地でした。
公式HPにある、「館長挨拶」によると、この植物園は次のように紹介されています(抜粋)。

「咲くやこの花館」は、1990年に開催されたEXPO’90「国際花と緑の博覧会」のメインパビリオンとして大阪市により建設されました。「咲くやこの花館」では、「花の万博」のテーマでもある「自然と人間との共生」を継承し、「熱帯から極地までの広範囲の植物」を種々の手法で栽培し紹介しています。訪ねていただくだけで世界中の植物に出会える、世界的にも数少ない施設です。
館全域で、分類、進化、気候と形態、文化、有用性、栽培など植物の重要な分野が学べます。生きた教材で、大切な地球を知る体験をしていただけたらと願っています。 ヒマラヤの青いケシや日本のコマクサ、そして熱帯スイレンなどは開花調整し、一年中見られるほか、季節の花も含め常に300種類以上の花を常に楽しむことができます。
季節の花の展示会、興味深いテーマのイベントなどの開催もあります。 また、館内フラワーツアーや咲くや塾による植物の重要な情報紹介もあります。 およそ5500種、15000株のさまざまな植物は皆様に世界の花旅、そして憩いのひとときをお届けできることでしょう。


館内に入ると、先ず館内フラワーツアーを申し込み、ツアーが始まるまでの時間で、高山植物室を観に行きました。
中でもヒマラヤの青いケシ、メコノプシス ベトニキフォリアとメコノプシス グランディスは、是非とも見たいお花でした。普段観ることができない、あるいは一生観ることができないかもしれないお花を、きれいな状態で見せていただけることは幸せです。

■メコノプシス ベトニキフォリア










■メコノプシス グランディス


フラワーツアーでの説明によると、これらのお花はヒマラヤの3800mの高地に咲きます。この植物園では種子を冷凍庫で保存し、咲かせたい時期に合わせ冷凍庫から出し、温度管理をしながら発芽~開花させるとのことです。
このような手段は展示植物園での理にかなった栽培法で、研究所などでも同様の方法で開花調整がされています。
数人の植物園のスタッフの方とお話ししましたが、皆さんとてもお花に対する愛情が深く大切に育てられていることが分かり、嬉しくなりました。

さて、フラワーツアーの参加者は5人で、スタッフの方は見ごろのお花を選んでとても丁寧に説明してくださいました。
途中写真を撮る時間も十分取れて、また、気に入ったお花をツアー終了後、再び観に行くこともできました。

ツアーで見学した植物室ごとに観ていきましょう。
■熱帯雨林植物室
トロピカルオーキッド、熱帯スイレンなどが見ごろでした。どのお花も色彩が鮮やかで、香りにも特徴があります。


昨夜開花したオオオニバス(スイレン科オオオニバス属)です。今夜ピンク色に変わりその後枯れます。




熱帯スイレンです。最後の1枚はニンファエア 'オータムクラッシュ'という名前のお花です。








■熱帯花木室
ブーゲンビレア(オシロイバナ科ブーゲンビレア属)がきれいでした。珍しいヒスイカズラ(マメ科ヒスイカズラ属)も見ることができました。




■乾燥地帯植物室
何といっても、サボテンのお花がきれいでした。毎日、きれいに咲いているお花を選んで展示を入れ替えるそうです。




■高山植物室
ヒマラヤの青いケシの他に、世界の高山植物、チューリップやスイセンの原種が見ごたえがありました。

ヨーロッパアルプスに自生するエーデルワイス(和名は西洋薄雪草、キク科ウスユキソウ属)です。


北アメリカ西岸中部に自生するレウィシア コチレドン(スベリヒユ科レウィシア属)です。


礼文島に自生するレブンコザクラ(サクラソウ科サクラソウ族)です。このお花は自生地に行ってお花畑を観たいです。


千島列島に自生するチシマルリオダマキ(キンポウゲ科オダマキ属)です。


北アルプスなどに自生するシナノナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)です。このお花は白馬岳などで自生しているのを観ました。


チューリップ(ユリ科チューリップ属)の原種です。






スイセン(ヒガンバナ科スイセン属)の原種です。


ムスカリ(ヒアシンス科ムスカリ属)の原種です。


これで関西紀行①~④はお終いです。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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ミコアイサ(2) (千葉県成田市)

2024-02-09 05:30:15 | 
前週にカワセミのペアとミコアイサを観てきた池に、再び出かけた。
この日もカワセミを何度か観たが、カワセミのペアを観ることはできなかった。
一方ミコアイサは♂・♀合わせて10羽ほどを観ることができた。
本日はミコアイサの♂を中心にご覧いただきたいと思う。

■ミコアイサ
Smew

カモ目カモ科アイサ属
Mergus albellus
巫女秋沙/L42cm




この日の朝は放射冷却で気温が下がり、池の一部に氷が張っていた。氷が張る中に入ってしまったこの個体は、そこから出るのに苦労していた。




水鏡に写ったミコアイサの姿。




後ろ姿もきれいだ。




この2羽はずっと一緒に行動していた。
1羽の冠羽はふさふさと立っていて、もう1羽は寝ている。何が違うのだろうか?




本日コメント欄を閉じています。
明日は植物クロスワード(44)『咲くやこの花館』です。

撮影:2024/02/07
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シロハラのメス(千葉県成田市)

2024-02-08 05:30:05 | 
カモを観た帰り、雑木林にかかる斜面で餌を探していたシロハラを観た。
カメラを構えてもさほど警戒することなく、ひたすら落ち葉を嘴で跳ね上げて、何やら餌を探していた。

■シロハラ
Pale Thrush

スズメ目ヒタキ科
Thrdus pallidus
白腹/L25cm

一目見てシロハラだと思ったが、先日観た個体と特徴がかなり異なった。
全体的に淡色で、頭部には白い眉斑があることから♀のようだ。♀の若鳥かもしれない。








撮影:2024/02/03

先日、白井市内で観たシロハラ。こちらは♂の成鳥。





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ミコアイサ(千葉県成田市)

2024-02-07 05:30:04 | 
先週の土曜日にカモ観に出かけた際は、思いがけずカワセミのツーショットを観ることができた。
しかし実の狙いはカモで、とりわけミコアイサをじっくり観たかった。
ミコアイサの♂の生殖羽は、羽色が白く輝いていて、混群の中にいてもよく目立つ。しかし♀は地味で、また♂のエクリプスや若鳥(1年目)との区別も容易ではない。
今回はその辺りにも注意して観察した。

■ミコアイサ
Smew

カモ目カモ科アイサ属
Mergus albellus
巫女秋沙/L42cm


この日は数羽の♂を近くで観ることができた。




ミコアイサの♂は、奥に見えるマガモの♀に比べると、体長はかなり小さい。またカワアイサやウミアイサと比べても小さい。
ホシハジロやキンクロハジロと比べると、ほぼ同じくらいかやや小さい程度に見える。
手前の♀は♂よりもさらに小さい。


下の3枚の写真の個体は♀の成鳥と間違いやすいが、頭部に白い羽が見えるので、♂の若鳥(1年目)のように思えた。
また♀の成鳥よりも体長が大きく見えるのも、判断材料になると思えた。






♂の生殖羽。


最後にもう一度、♂の生殖羽と♀を観てみよう。
何となくではあるが、♀と♂の若鳥(1年目)との違いが分かるようになったように思えた。


撮影:2024/02/03
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大雪(2)

2024-02-06 09:34:02 | 日記(雑記帳)
前日からの雪で家の前の道路も10cm近くの積雪となった。


北陸で生まれ育ったので、雪には様々な想い出がある。
大人はみな嫌がっていたが、子供は雪が降るとむしろ嬉しかった。
かまくらを作ったり、滑り台を作って遊んだりもした。

三八豪雪の時は街中に雪の壁ができて、まるで迷路の中を歩いているような気分だった。
家の前に川が流れていて、そこが臨時の雪捨て場になっていた。川がすっかり雪で埋まり、その上を歩いたのも覚えている。今思うと怖いことをしたものだ。

話は変わって首都圏の雪である。
数センチの積雪で交通がマヒするのは、雪の影響を受けない地下鉄などを除いては、半世紀も前から何も変わっていない。
その地下鉄でも他の路線からの乗り入れが増えて、遅れなどが出ている。
高速道は早めに閉鎖となったが、これでは対策と言うより諦めに近いように思う。
根本的な雪対策が必要ではないだろうか。

今朝は早起きして家の前の道を除雪した。
雪が降っても長靴を履かず、短靴で通勤する人への思いやりだ。ある意味、この街のよい習わしである。
しかしこれとて皆が長靴を履けば済む話のように思う。高齢や、別の理由で作業できない人もいると思う。
はたしていつまでこの習わしが維持できるかも疑問である。

撮影:2024/02/06

同じ大雪の話題なので、コメント欄を閉じています。
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大雪

2024-02-05 22:37:01 | 日記(雑記帳)
正午頃から降り始めた雪が、3時を過ぎると積もり始めた。
庭に出てみると芝生の上に10cmは積もっている。予報では日を跨いで深夜1時頃まで降るようだ。


北陸生まれなので雪には慣れている。三八豪雪の時は一階が埋まるほど積もった。
その頃首都圏に雪が降ると、たった10cmほどの積雪でも鉄道が止まると聞いて驚いたものだ。北陸では1mの積雪でも鉄道は動いていた。
あれから半世紀余りが経っているが、首都圏が雪に弱いことは何も変わっていない。

撮影:2024/02/05
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カワセミ(千葉県成田市)

2024-02-04 05:30:15 | 
池の対岸に2羽のカワセミが寄り添っていたので、じっくり観察した。
求愛給餌には至らなかったが、♂がさかんに嘴を広げて身体を上下に動かしていた。♀もそれに応えるように身体を動かしていた。




この行動は同じ場所で6分間続いた。




(♂のアップ)


2羽が一旦飛び去り、♂だけがすぐ近くの木の枝に戻ってきた。♀も近くにいるようだった。




♂はダイブして小魚を捕ったが、それを♀に運ぶことはなかった。










■カワセミ
Common Kingfisher

ブッポウソウ目カワセミ科
Alcedo atthis
翡翠/L17cm

撮影:2024/02/03
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散歩道で観た鳥(千葉県白井市)

2024-02-03 05:29:52 | 
散歩道で鳥撮り用に用いているカメラのレンズを修理に出しています。
レンズを修理に出す前に撮った画像がカメラに残っていました。

■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科ヨシガモ属
Mareca penelope
緋鳥鴨/L49cm




昨年10月に日本鳥類目録第8版和名・学名リスト公開され、ヒドリガモはマガモ属からヨシガモ属となりました。
カモ科の変更をまとめておきます。
shuの花日記に記載の属名・学名については、本年分の記事から変更後の属名・学名に改めるべく、現在作業中です。

カモ科
・コクガン属
 アオガン、チュウカナダガンの追加
・トモエガモ属の追加
 マガモ属からトモエガモ属に移動→トモエガモ
・ハシビロガモ属の追加
 マガモ属からハシビロガモに移動→シマアジ・ミカヅキシマアジ・ハシビロガモ
・ヨシガモ属の追加
 マガモ属からヨシガモ属に移動→オカヨシガモ・ヨシガモ・ヒドリガモ・アメリカヒドリ
・ビロードキンクロ属
 アメリカビロードキンクロの追加
・検討種欄の作成
 アラスカシジュウカラガン、オオハクガン、オオマガン、アメリカガモ、ホンケワタガモ、ヨーロッパビロードキンクロ、キタホオジロガモを追加

カメラに残っていた中に、シジュウカラとエナガを撮ったものもありました。
この2種はよく混群を作っています。この日もそうでした。
■シジュウカラ
Japanese tit

スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属
Parus minor
四十雀/L15cm




■エナガ
Long-tailed tit

スズメ目エナガ科
Aegithalos caudatus
柄長/L14cm




この日観た鳥は、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ジョウビタキ、シジュウカラ、エナガ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、オオバンの12種でした。

撮影:2024/01/28
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穏やかな朝の七次川調整池(千葉県白井市)

2024-02-01 23:51:44 | 
1月30日、朝の七次川調整池の様子です。


風がなく、この季節としては暖かな朝でした。
元日に起きた能登半島地震から1ヶ月が経ちました。被災者の皆さんには辛くて長い1ヶ月だったことでしょう。
私たちにできるのは、被災者のことを思い続けることです。



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