献立日報

二人の息子は自立して家を出て、子育て終了感満載な私。
食事を作る気が失せてしまいました。

そばつゆ

2016-11-21 20:01:44 | 高脂血症献立


白ご飯

はまちのお刺身

里芋とイカの煮物
里芋は皮ごとゆでて 冷ましてから皮をむく
水・昆布・砂糖・酒・砂糖・醤油の煮汁で里芋とイカを煮て、イカは火が通ったらすぐに取り出し里芋だけを煮含める
食べる直前にイカを戻しいれて煮る

アボカドのサラダ
ポン酢・おろしにんにく・砂糖・ごま油・白ネギのみじん切りでアボカドの角切りを和える
ニンニクが切れたので買い足した
一個で298円・・国産はこれしかなかった
横に3個で100円の中国産が売っていて「中国産でもいいよね」と思いながらも手に取ったのは国産だった
国産のニンニクってどうしてこんなに高いのだろう。
考えたら玉ねぎ1個よりかなり高価だ

きのこ蕎麦
鶏肉150g
えのき茸・なめ茸・白ネギ
昨日お昼ご飯に茹でたそばの残りをおつゆ代わりにする

かけそばのそばつゆがいつも上手くできない
厨房のパートに行っていたころ、「関東で修業をした」というチーフのそばつゆはびっくりするくらい真っ黒だった
顆粒出汁を一切使わず 毎朝大なべに昆布と麻の袋に大量に入れた鰹節で出汁をとっていた
濃い口しょうゆをたくさん使っていただろうと思うのだが 醤油をあまり入れると酸味が際立ってくる
あれこれ考えて調味料を足していくのだが チーフが作った味にはならない

厨房にパートに行っていたのはぶち君が4歳の時だったからもう10年も前の話だ
近所の知り合いが「お母さんはあそこで働いてるのよと子供に話したら子供は安心するのよ」といって家の目の前の老人ホームを指さしたので、なるほどと思ってその老人ホームの厨房で働き始めたのだ。
しかし、それまで10年以上専業主婦だったとらじまは気の利かないこと、どんくさいことこの上ない。
頭でわかっていても体が動かなかったり、目の前の事ばかりに気を取られて周りが見えてなかったり、無駄な動きが入って能率があがらなかったり。

「あなたは真面目なのに可哀想に、要領が悪い」
厨房の1番のベテランのパートの先輩に溜息をつかれた
「ここで治して行きなさい。どこで働いても一緒だからね」

時間内に仕上げるために動線を最短にする
時間内に仕上げるために作業の優先順位を考えて働く
「自分がこんなに動けるなんて知らなかったわ」
同僚もそんなことを言っていた

温かいものを温かいうちに施設のお年寄りの方たちにお渡しできるのは、楽しいことだった。

味覚の記憶とともに、ベテランの先輩から言われた言葉を思い出す
あの言葉がなかったら、厨房で働いていなかったら、ずっと不器用なままだったような気がする
厨房で働いていた3年間は おそらくとらじまの人生の中でかなり「濃い」3年だろう
そして今のとらじまのすべてを支えている3年のような気がする










コメント
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