今日は、息子を学院前まで送り、その足で萩荘地区にある一関サッカー場に向かった。一関運動公園前を通り、修紅短期大学前を通ったが、ジョイス萩荘店閉鎖跡地の駐車場の広い事。確か3年前には息子達が職場体験学習をしたはずだが、変わるのは早いものです。
サッカー場に着くと、山目と一関南が対戦。終始山目が攻めていたが、残り10秒南のミドルシュートがゴールネットから抜けていった。後から補修に行きましたが、これでは抜ける。穴が5つ程開いてましたね。
萩荘対平泉戦は、前半に平泉が先制し、萩荘のパスワークが徐々にさえてきたが、最後まで攻めきれず、引き分けで終了となった。互いにいい面が見られた試合でした。平泉は、フォワードのドリブル突破と中盤のドリブルがさえ、萩荘は理想的なパスワークで、個々の弱さを全員で補う理想的なポジショニングでした。平泉にあえて言うなら、バックスの押上げとでしょう。県大会に行く力は持っている気がしました。
さて、一関は川崎と対戦。前半10分ぐらいで、ミドルシュートが決まり一関がリードした。後はどちらともいえない状況で、ゲームセット。一関が2位抜けを確保した。川崎1番の涙は印象的で、敗退の意味がわかる涙だった。
ちょっとしたポジショニングの訂正で、川崎も強くなると思いますが、とにかくディフェンスの時は、相手を掴める位置に入る事ですね。
今日の試合を見た限りでは、結果を求めるあまり、蹴り合いが多く見られ、繋がるシーンは少なかったですね。当然、県大会出場を目指すからには、敗退するわけにはいかず、育成・普及の年代の割りには、先を考えたチーム育成ができない。全日本少年サッカー予選を兼ねているから、複雑なんだと思います。
岩手大会まで、リーグ戦の闘いが続きますが、一関リーグで敗退すれば、県南リーグに参加できず、他の地区との試合もなく、寂しい期間を過ごすことになりますので、この空白の期間のリーグ戦を練習試合並に、育成・普及を念頭に進めた方がいいと思います。出れない選手をなくす、補欠ゼロリーグ。或いは、8人制でボールに触れる回数を増やすなど、この年代の課題も大きい気がしました。
リーグ戦終了後は、練習試合が行われ、こちらの方が楽しかった。相手がボールを持てば、全員で取りに行き、攻撃も同じく味方がボールを持てば、全員が走る。
ボールの動きで自然に集散が出来る理想的な展開だったと感じました。
一番小さな子供が、ボールを持てば大きく見える。少年サッカーは、無限の可能性を秘めているからこそ、その指導法が難しいとつくづく思って帰ってきました。
指導者の皆さんお疲れ様でした。これから県南ブロックリーグがありますが、ぜひ全チーム県大会出場を達成してほしいものです。
塩釜FC キャンプ報告 日本再生編(2003安比サマーキャンプ報告)暁星アストラジュニア 宮崎 昇作
「勝ったから、それがどうなの」
キックオフの笛より心臓の音が大きく聞こえた。そんな一関リーグを育てて行かなければならないと思います。
頑張って行きましょう!