陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

なんちゃってのお吸い物ですが・・

2018-06-01 11:20:47 | 旅行
ロシアでは、5月から6月にかけて学年末になります。
小学校は5月の末に卒業式があり、大学では5月の末から6月にかけて試験があります。

私が滞在している文化交流センターでも、5月いっぱいで一年間のレッスンは終わりになります。
昨日は最後のレッスン日でしたが、お疲れさまをかねたパーティーをしました。

ちょっとした軽食やおやつを出してみんなでおしゃべりです。
私は日本から持ってきた昆布だしのパックを使って、お吸い物を作りました。
だしをとって、ロシアのスーパーで売っているシメジのようなきのこを細かく刻んで入れ、塩を少々入れて味を調えただけです。あとはカップに注いでから、三つ葉の代わりにペトルーシュカというパセリと小さな高野豆腐を入れて食べてもらいました。

「どうかな?」とドキドキでしたが、みんなおいしいと喜んでくれましたよ。
ロシアに来てから1か月ちょっとの間だしの香りにまったく触れていなかったので、作っているとき、久しぶりのその匂いはちょっと”異質”に感じてしまいました。
実際、昆布だけではなく、鰹節やあごだしも少々含まれていたので、魚のにおいがちょっと気になったのです。ロシア人に受け入れられるかな…と。

でも、出来上がりはきのこやパセリの香りと調和して気にならなくなりました。

とても気に入ってくれてレシピを尋ねた女の子もいました。
彼女は、パーティーが終わってから「レシピを書いてください」とノートを持ってきました。

書いてあげましたよ、日本語で^^
沸騰する直前に火を止め、静かに取り出す・・とかわかるかなぁ。
むずかしいかもしれないけど、あえてそのまま書きました。これも勉強になるでしょう。
彼女は文化交流の一環で日本に来ることが決まっていますので、もし時間が取れたら一緒に作りましょうね、と約束しました。

日本では当たり前のことが海外では珍しく、新鮮に映ることがたくさんありますね。
日本語の教科書には載っていないことを教えてあげたいです。
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