陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

水着は必需品!行動範囲がグンと広がります

2018-06-03 12:53:04 | 旅行
ロシアは寒い国・・?
いいえ、熱い(←暑い、ではありません)国です!

現在私が滞在しているノボシビルスク市はシベリアにあります。
シベリアといえば、極寒の地。でも、だからこそ、人々は春が訪れると五感で春を感じとり、夏になれば思い切り太陽の日差しを楽しむのです。

昨日はノボシビルスク市は30℃にも達したそうです。
ちょうど週末。市内の劇場前の広場ではイベントがありました。



仮装して楽しんでいる人たちや



何かサークルのパフォーマンスを披露していたり。



剣道やフェンシング、ジャグリングなどもありました。

私はベリーダンスのサークルの人たちの輪に入って踊ってみました☆
みんな思い思いに楽しんでいるので、私も素直に楽しんでしまいました。

そのイベントには1時間ほどいて、その後地下鉄駅の待ち合わせ場所へ急ぎます。
今日のメインイベント、バンニャに行くのです。
郊外にある、サウナがあるコテージです。水着とタオル、サンダルを持参します。

水着は持ってきていなかったので、こちらのショッピングセンターで買いました。
水着はいろんなお店でたくさん売っています。
ビキニタイプで、上下別売りもふつうにしていますので、コーディネートを考えるのも楽しいです。

さて、地下鉄とバスを乗り継いで、林の中を15分ほど歩き、ログハウスのような建物のバンニャに到着。
受付をすませて、中に入るとこんな感じ。



私たちは6人で行きましたが、この広さなら12~3人いても余裕です。
とっても広々~。


ここでサウナを熱くするため、薪をくべます。もう準備万端整っていました。
この壁の裏側がサウナです。

水着に着替えて、シャワーを浴びてサウナへGO!

初バンニャの私たち(もうひとりは日本語教師のDさん)のために、地元ロシア人がフエルト製の帽子をプレゼントしてくれました。
この帽子はサウナの熱から頭髪を守るためのもの。サウナの中はとても熱いので、帽子をかぶった方がいいのです。そうはいっても、彼ら(ロシア人)はそういう帽子はかぶっていませんでしたけどね。
それから、メガネ、アクセサリー類も外します。金属が熱くなって火傷してしまいますから。

ロシアのサウナは日本のサウナより湿度がなく、カラッとしているように感じました。
それにしても、久しぶりに汗をかくのはなんと心地よいことよ!
しばらく寒い日が続き、しかもセントラルヒーティングが終了してしまったので、ずーっとうすら寒い思いをしていたのです。あ~しあわせ。

それでも、長時間サウナにい続けるのはよくありません。
サウナから出て、部屋やテラスにでて一休みします。
出たり入ったりして、おしゃべりも楽しむのです。

テラスには水風呂もあります。


水はとーーっても冷たいので、急に入るのはキケンですが、少しずつ体を慣らして大丈夫そうだったら入ってみるといいです。
でも、無理は禁物。

テラスに椅子を出してみんなで紅茶を飲みながらおしゃべりしたり、空を見上げていると、ほんとにリラックスできます。森林浴です。

体のほてりがおさまったら、またサウナへ。
樫の木の葉つきの小枝を束ねたもので体をバシバシします(笑)。
これぞ、ロシアのサウナ!
良く知られているのは、白樺の小枝ですが、このときは樫の木でした。

サウナの中には、よく家庭で漬物を漬けるときに使うような大きさの石が積みあがっています。
そこに水をかけると「ジューーッ」と瞬時に水が蒸発して湿度が上がり、温度も上がります。
小枝の葉にも水を浸して、空中で水の付いた葉を振ると、一気に体感温度があがります。と同時に葉の香りがサウナ中に広がるのです。
サウナの階段状になっている椅子に寝そべって、かわりばんこにバシバシ。
葉っぱは水に浸しているのに、サウナの中があまりにも熱いせいで、葉っぱもすごく熱いんです。
だから、バシバシされると熱いです。
バシバシといっても、葉っぱがワサワサついているので痛くないですよ。
これをうつぶせ状態とあおむけ状態でやってもらいました。
バシバシするのは男性じゃないと無理かもしれません。
葉っぱがワサワサついた小枝は意外と重いし、熱いサウナの中でそれを動かし続けるのは、けっこうハードです。

そのバシバシのおかげで、サウナの後は、肩、背中、腰が軽くなりました。
サウナ、気に入りました~☆

ロシアでは、こうやってリラックスしながら友情や愛情をはぐくむんだなぁ~。
こういう感じ、好きだな☆

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