陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

それぞれのクセがあります

2018-06-06 11:49:53 | 勉強
語学には終わりがないなぁ~と思います。
考えてみれば当然。言葉はいきものだから。

日本語を勉強しているロシア人たちを見ていると、それぞれの性格でしょうか、発話のきっかけもいろいろです。
授業ではそれほど存在感のない人も、教室以外の遊びの場面では日本語で話をしようと一生懸命です。
文法がイマイチな人だって、日本の刑事ドラマがすごく好きで「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします」というフレーズがごく自然に言えちゃう。このときのイントネーションは日本人そのものですね(笑)。

日本語中級クラスのMさんは、外国人特有の語尾を伸ばす話し方をしない、とても自然できれいな発音の持ち主です。Mさんは、日本の新聞や雑誌の記事を何度も音読したそうです。その結果、耳も鍛えられて自然な発音に近づいていきました。

大人になってからの語学習得は、どれだけ楽しめるか、無心になれるか、かもしれません。
文法にこだわりすぎたり、小難しいことを言うことを考えるよりも、もっと簡単にたのしく会話のキャッチボールをするためのツールと思えばいいのかな、なんて思います。
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