<ストーリー> Yahoo!映画より抜粋
外界から隔絶された寄宿学校ヘールシャムで、幼いころから共に日々を過ごしてきたキャシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・ナイトレイ)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)。
普通の人とは違う“特別な存在”として生を受けたキャシーたちは、18歳のときにヘールシャムを出て、農場のコテージで共同生活を始める。

カズオ・イシグロの小説の映画化。
何かのレビューで「情報を入れないで見てほしい」と書いてあったので、全力で情報をシャットアウトして臨みました。
真相は、案外早い内にわかったんですけどね。
最近活躍が目立つアンドリュー・ガーフィールド。
『Dr.パルナサス』や『ソーシャル・ネットワーク』でも存在感が光っていました。
『スパイダーマン』の新主役に決定しているそうで、これからの活躍も期待できそうですね


舞台は、ある寄宿学校。
普通の少年、少女の学校生活だと思っていたら、見て行くうちに何かが変だと思い始めます。
学校の境界線からは絶対に出てはいけないとか。
(出ると恐ろしい目に遭うという噂がある)
舞台の上で“お店屋さんごっこ”(にしか見えない)をしているとか。
たまにある、学内での“マーケット”の商品の実体とか。
(そのマーケットで手に入れたテープの歌に“わたしを離さないで”という歌詞が出てきます)
後から、それらの不可解さの理由が明らかになって行くのですが…

キャリー・マリガンの少女時代の子役が、キャリー・マリガンそっくりで、一瞬本人が演じてるのかと錯覚してしまいました

(いくらなんでもそれは無理だけど)
自分たちの運命を受け入れながらも、少し疑問に思う主役のラストのモノローグに、この映画のテーマが凝縮されていると思います。
監督:マーク・ロマネク
製作総指揮:アレックス・ガーランド、カズオ・イシグロ、テッサ・ロス
製作:アンドリュー・マクドナルド、アロン・ライヒ
原作:カズオ・イシグロ
脚本:アレックス・ガーランド
撮影:アダム・キンメル
音楽:レイチェル・ポートマン
美術:マーク・ディグビー
編集:バーニー・ピリング
原題:Never Let Me Go
製作国:2010年イギリス・アメリカ合作映画
上映時間:105分
<キャスト>
キャリー・マリガン
アンドリュー・ガーフィールド
キーラ・ナイトレイ
シャーロット・ランプリング
サリー・ホーキンス
ナタリー・リシャール
アンドレア・ライズボロー
ドムナル・グリーソン