映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

アタック・ザ・ブロック

2012年09月25日 | 映画
<ストーリー> Yahoo映画より抜粋

南ロンドンの公共団地で、不良少年たちが看護師のサム(ジョディ・ウィッテカー)を恐喝していたところ、突如、いん石の落下とともにエイリアンが出現。
リーダー格のモーゼズ(ジョン・ボイエガ)らは、エイリアンを殺してしまう。
すると、さらに凶暴なエイリアンが次々と飛来。
団地を襲撃するエイリアンに、モーゼズは反撃を決意する。


むーちゃんは、このあらすじを読んだところ“わざわざ観に行く価値ある作品なのだろうか…”と、とても不安になったものです。
なんか、とってもショボい感じがして…
予告編も何も見ていなくて、情報はこのあらすじくらいしか入れていなかったのだけど。
でもビーちゃんがノリ気だったので、まぁいいか~と思って一緒に観たのでした。



たけど、むーちゃんの予想ははずれ、これがなかなかおもしろい
始まってまもなくでエイリアンは現れるし、その後の展開にも目が離せないのです。
で、結構軽いノリだから単なるB級おバカ系かと思いきや、それだけではないところも意外。
この作品は簡潔にいえば不良少年vsエイリアンというシンプルなストーリーなんだけど、その中で少年たちを取り巻く厳しい環境や社会状況もしっかり描かれていて、それがあるからこそ、ただのパニックムービーだけにとどまらなかったのだと思います。



時には笑いあり、時には緊張感ありで、そのバランスも絶妙なところ。
映画としての魅力やおもしろさをちゃんとおさえているのも素晴らしいですね
ところでタイトルにあるように、エイリアンは町じゅうを襲うのではなく、なぜか団地(ブロック)を襲撃。
“なんで??”と思うところですが、これもきちんとした理由があり納得でした

全体のストーリー運びは結構王道的だけれど、あのシーンはなぜあの映し方だったのか?など、のちにわかる伏線のようになっている部分もあるし、演出面でここいいなぁ、ここ上手いなぁ…と感じるところもいろいろ。
ラストの締め方も、あぁこうくるのか~と思いながらエンディングへ…。
いい余韻を残してて、これは観てよかった見逃さなくて良かった~と思いながら映画館をあとにした私たちでした。




ショボそうな映画なんて思っててごめんなさい
SFとしては規模は小さいかもしれないけど、ドラマ要素もあり観る価値ありです。みなさんも機会があったらご覧になってくださいね。




監督:ジョー・コーニッシュ
製作:ニラ・パーク ジェームズ・ウィルソン
製作総指揮:マシュー・ジャスティス、テッサ・ロス、ジェニー・ボーガーズ、ウィル・クラーク
        オリビエ・クールソン、エドガー・ライト
脚本:ジョー・コーニッシュ
撮影:トム・タウネンド
美術:マーカス・ローランド
編集:ジェナサン・エイモス
音楽:スティーブン・プライス


原題:Attack the Block
製作年:2011年
製作国:イギリス
上映時間:88分


<キャスト>

ジョディ・ウィッテカーサ
ジョン・ボヤーガ
アレックス・エスメイル
フランツ・ドラメ
リーオン・ジョーンズ
サイモン・ハワード
ルーク・トレッダウェイ
ジャメイン・ハンター
ニック・フロスト

コメント
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