映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

人生の特等席

2012年12月06日 | 映画
<ストーリー> 映画.comより抜粋

大リーグの伝説的なスカウトマンとして知られるガスは、年齢による視力の衰えを隠せず、その手腕に球団フロントが疑問を抱き始める。苦しい立場のガスを、長年離れて暮らしていたひとり娘のミッキーが手助けすることに。父と娘が久々に対じすることにより、秘められた過去と真実が明らかになる。




今までのイーストウッド監督作で製作を担当していたロバート・ローレンツが監督。
イーストウッドは製作に回った作品ですが、長年共に映画を作っていただけあって、どこかイーストウッドの作品と似たような味わいのある作品になっていました。

物語の展開は、“ありがちな”といってしまえば元も子もないんだけど、それでも伏線や見せ場を作ってあり、全然飽きさせない作りで見応えのある作品でした。

わかっていても、ラストはやっぱり胸のすくような爽快さがありましたね



エイミー・アダムスといい、ジャスティン・ティンバーレイクといい、最近特に目立ってきている役者さんですね。
エイミー・アダムスは、もうすでにアカデミー賞に3回ノミネートされているので、近々受賞ということもありうるかもしれません。

マシュー・リラードは、ここしばらくご無沙汰してた感じですが、『ファミリー・ツリー』から、また見かけるようになりました。
今回の役は、野球選手の資質をデータでしか見られない男を、イーストウッド演じるガスと対照的に演じていて、面白かったです。



ところで、イーストウッドは『グラン・トリノ』で俳優業引退を宣言していたのだけど、やっぱり撤回したんですかね。

得てして、こういう宣言って当てにならないことが多いんですよね
10本撮ったら監督をやめるといったリュック・ベッソンとか、『もののけ姫』を最後にで監督業をやめるといった宮崎駿とか…

ま、映画ファンとしてはやめないでくれてありがたいんですが
(リュック・ベッソンはビミョーなところだけど)


原題:Trouble with the Curve
製作年:2012年
製作国:アメリカ
上映時間:111分

監督 ロバート・ローレンツ
製作 クリント・イーストウッド ロバート・ローレンツ ミシェル・ワイズラー
製作総指揮 ティム・ムーア
脚本 ランディ・ブラウン
撮影 トム・スターン
美術 ジェームズ・J・ムラカミ
衣装 デボラ・ホッパー
編集 ゲイリー・D・ローチ ジョエル・コックス
音楽 マルコ・ベルトラミ

<キャスト>

クリント・イーストウッド
エイミー・アダムス
ジャスティン・ティンバーレイク
ジョン・グッドマン
マシュー・リラード
ロバート・パトリック
ジョー・マッシンギル
コメント
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