ラッシュ/プライドと友情

評判がすごくいいので、期待して観に行きました。



F1にはまったく興味ないけど、最初から最後まで飽きることなく楽しめました。
実話だけど、物語としても面白くレースシーンは迫力がありました。

人によっては、“これは今年のNo1映画”という人もいるでしょう。


だけど、私たちにとってこれが“サイコー”の映画かというと、実はそうではなく…

ロン・ハワード監督は、最近とみにいい作品を撮っています。
作品のレベルはほとんど高水準を保っているし、（初期の作品を除く）もう巨匠と呼んでも差し支えないほどでしょう。

ただ、何度でも観に行きたいかというと、そこまで…というのが正直なところ。
TVで放映されたら観るけど。

ロン・ハワードの作品は、評価はそれほどじゃなくても、ツッコミどころの多い『天使と悪魔』のような作品が好きですね

減点方式だと、『ラッシュ』は減点などなく満点に近いですが、加点方式でいうと80点ぐらいかな～というのが正直なところ。
もちろん80点は、私たちでもいい評価なのです。

何が言いたいのかというと、ロン・ハワードの作品はハズレがないほどの水準は保っているのだから、もうひと押し彼ならではの色がほしいというところですかね。
シロートのくせに生意気言っちゃって

個人的には『ラッシュ』よりも、評価が賛否極端に分かれている『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』の方が、印象が強く映画として大いに楽しめた作品でした。
人には全然薦められないけど

ここまで書いておいてなんですが、映画の出来としては、まったくの文句なしの作品。
誰にでも安心して薦められます
観に行って損はないですよ