ワイルド・スピードシリーズは元々あまり興味がなくて、観たことがあるのは1作目(←私たちにはパッとしなかった)と『スカイミッション』(←ジェームス・ワン監督だからおもしろくないわけがない)くらい。
なので今作の『スーパーコンボ』もスルーしてました。
が、BS放送のシネマイブという番組で予告編を観たら、なにこれすごい と思うアクションが出てきたので、それ目当てに観に行ってもいいかも~と思ったのでした。(お盆休み中でもあるし)
冒頭から引き込まれる勢いがあって、今回の主役のカッコイイハゲ(と言われる)ふたりが出てくるシーンの見せ方も対比させていておもしろい。
ストーリーも(ありがちなものだけど)フツーにいい、アクションも文句なしの迫力
クライマックスでのヘリのとこの見せ場なんかも、すごいアイデアにおぉっ となるし、演出もいいと思うのです。
ただイドリス・エルバ演じるブリクストンの現実離れした設定が出てきたり、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムの二人を主役にしたことで方向性が変わったというか、この作品自体が別物みたいな雰囲気になってしまいましたが…。
どちらかといえば『少々暑苦しいミッション・インポッシブル』といったところでしょうか。
ワイルド・スピードを観ている感じはあまりしなくて、とにかく“アクション炸裂映画”って感じでした。
このシリーズに特に思い入れがない私たちにはあまり不満はなくて、単純に“すごいもの見たな~おもしろかった~”という感想。(ファンの方にとってはそれがダメなとこなのかもしれませんが)
あまり深く考えないで観た方が楽しめるのかもしれませんね。