フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊
<あらすじ>
20世紀フランスのとある街には、雑誌「フレンチ・ディスパッチ」の編集部があり、個性的な人々が集まっていた。
国際問題はもとより、アートやファッション、美食などのユニークな記事で雑誌は人気があった。
だが、ある日仕事中に編集長が急死し、彼の遺言により、フレンチ・ディスパッチ誌の廃刊が決定したため、編集者や記者たちは最終号を発行する。
ウェス・アンダーソンらしい、やっぱり今回もとてもシュールな世界のシュールな話(笑)
よくわからないような…でもクスクス笑えるおもしろさがこの監督の持ち味だなと思います。
W・アンダーソン監督作に出てくる登場人物のキャラも独特だし、変わってるな~と思いつつ、
なぜかいつも必ず観てしまう魅力がありますね。
ウエスト・サイドストーリー
<あらすじ>
1950年代のニューヨーク・マンハッタンのウエスト・サイド。
貧困や差別による社会への不満を抱えた若者たちは同胞の仲間たちとグループを作り、それぞれに敵対し合っていた。
ある日、ポーランド系移民の「ジェッツ」の元リーダーであるトニー(アンセル・エルゴート)と、対立するプエルトリコ系移民の「シャークス」のリーダーの妹マリア(レイチェル・ゼグラー)が出会い、一瞬で恋に落ちる。
その禁断の恋は、多くの人々の運命を変えていく。
昔の作品は知識としてはあるけど、ちゃんと観たことがありません
今回スピルバーグがこの作品を撮るということで “なぜ?!” 驚きましたが(なんせミュージカルだから)、楽しみでもありました。
前作と比べることもなくこの作品を観て、ダンスシーンは圧巻だったし(色彩もいい!)歌も素晴らしかったし見ごたえありました!(オリジナルの方を知っていると、また別の見方ができるでしょうね。)
基本は『ロミオとジュリエット』ですが、今どきの問題を取り入れつつ描かれるストーリーも良かったです。
ところでアンセル・エルゴートって歌って踊れるんですね。観てビックリ。すごい
アンチャーテッド
<あらすじ>
バーテンダーとして働く、ネイサン・ドレイク(トム・ホランド)。
器用な手さばきをトレジャーハンターのビクター・サリバン(マーク・ウォールバーグ)に見込まれた彼は、一緒に50億ドル相当の財宝を探さないかと持ち掛けられる。
サリバンが消息を断った兄について知っていることもあり、行動を共にするネイサン。
財宝を狙うサンティアゴ(アントニオ・バンデラス)率いる組織との争奪戦の末、二人は手掛かりとなる十字架を手にする。
サクサクと進んで行くストーリーでテンポがよく(良すぎ?)深みのある作品ではありません。
が、たぶんそんな感じだろうな~と思っていたので、文句はないです(笑)
何があっても絶対大丈夫という安心感があるので、ドキドキするということもなく…(笑)
でも迫力ある映像とアドベンチャーものを映画館で観るという点で、それなりに楽しめます。
次にまた続きがあるみたいだけど…でも、それは観ないかな
さがす
<あらすじ>
原田智(佐藤二朗)は、中学生の娘・楓(伊東蒼)と大阪の下町で暮らしていた。
ある日、彼は娘の楓に指名手配中の連続殺人犯を目撃したと告げ、その翌朝突然姿を消す。
警察は本腰を入れて捜索してくれず、楓は自分の力で父を捜して歩く。
ようやく日雇い現場に父親の名前を発見して訪ねて行くと、そこには全くの別人の若い男性がいた。
ミステリー要素が入りつつ、親子を描くドラマでもあり、だんだんと事件の全容がわかってくる構成が良かったです。
観終わると、思っていたより変わった話だったな~と思ったんですが、観ている時はかなり惹きこまれました。
タイトルから単に行方不明の父を捜す話だと思っていたけど、娘が終盤で見つけたというものを知ると、タイトルにはもっと深く違う意味も込められていたのがわかりました。
ラストの親子で卓球のシーンはシンプルだけどすごかったですね。
ラリーが続いていること自体も、この時の二人の会話のやりとりも。
結構ガツンとくる感じの作品でした。
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