昨日の続きで、今日は7月に観た作品のレビューUPです
<崖っぷちの男>
ホテルから飛び降りようとする男。なぜ、そんなことを?と思っていたけど、目的と理由が少しずつ明らかになっていくところがおもしろい!
今までにない新鮮な設定がいいなぁと思いました。
もちろんストーリーは現実的にはかなり無理のあるところが多々あるのですが、それより『映画として十分に楽しめる』ということを評価したいです
<ミッドナイト・イン・パリ>
1920年代のアーティストなんて言われても少しの作品と名前を知っているくらいで、あまりそれほどの知識もない私たち
それでもこの映画のおもしろさは伝わってきたし、主人公のギルが憧れを目の前にしてワクワクしながら過ごす気持ちにも共感できました
知識人ぶって自分を賢く見せようとする人たちもいましたが…敢えて皮肉って描いているのもアレン監督らしくて良かったですね。
現実と夢を行き来する、大人のおとぎ話…。
そして雨のパリもいいものなんだ…と気付かされる1作でした。(って天気の良いパリもよく知らないけど)
<ル・アーヴルの靴みがき>
いつものごとくアキ・カウリスマキらしく淡々と語られるお話
普通なら“ここで大きな事件に繋がるのでは!”“ここで思わぬ展開に…?!”と予測しそうなところも、この監督にかかると何も大したことは起きず案外あっさりとした結果になったりするんです(笑)
でも逆に期待を裏切られたゆえの平凡さが何とも不思議と心地いいのです。
人の思いやりや人情、あたたかさ…それが自然にさりげなく描かれた作品でした。
ささやかな幸せを感じられるところがいいですね~。
<SHAME -シェイム- >
ブランドンの隠しておきたいことは何だったのか。
それは具体的には語られることなく、なんとなく…という形でいろんな方向からほのめかされていました。
性に溺れる毎日、そしてさらにエスカレートさせて、そこまでする?というところまで自らを追い込み、堕落したかのような行為までするブランドン。
それはまるで、最も隠しておきたいアレはたいしたことじゃない、今はもっとひどいことをしているんだと自分に言い聞かせたかったかのよう。
自分の育った環境や妹の存在、どうして今のこのような自分になってしまったのかもハッキリとわからないけど、ブランドンがとてつもなく深い傷と苦しみを負っていることは確か。
どう言っていいのかよくわからないけど、一見難解のようでいてそうでもないような…。ブランドンの孤独感と心の重みがひしひしと伝わってくる作品でした。
きわどいシーンも多いけど、なぜかいやらしさを感じないのが不思議でしたね。
<ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン>
これまたハチャメチャで下品でおバカな作品
そこまでやるか!そこまでしてもまだ女の友情を保つのか?!すげ~なとの驚きのシーンもあったけど、女の本音や本性というのは、これまた見応えあるものでおもしろいですね(笑)
おバカはおバカだけど、大切なメッセージもちゃんとあります
メーガンのお説教(?)を受けるところはジーン…とくる場面ですよね。メーガン役のメリッサ・マッカーシーがアカデミー賞助演女優賞ノミネートされたのも納得です。
<崖っぷちの男>
ホテルから飛び降りようとする男。なぜ、そんなことを?と思っていたけど、目的と理由が少しずつ明らかになっていくところがおもしろい!
今までにない新鮮な設定がいいなぁと思いました。
もちろんストーリーは現実的にはかなり無理のあるところが多々あるのですが、それより『映画として十分に楽しめる』ということを評価したいです
<ミッドナイト・イン・パリ>
1920年代のアーティストなんて言われても少しの作品と名前を知っているくらいで、あまりそれほどの知識もない私たち
それでもこの映画のおもしろさは伝わってきたし、主人公のギルが憧れを目の前にしてワクワクしながら過ごす気持ちにも共感できました
知識人ぶって自分を賢く見せようとする人たちもいましたが…敢えて皮肉って描いているのもアレン監督らしくて良かったですね。
現実と夢を行き来する、大人のおとぎ話…。
そして雨のパリもいいものなんだ…と気付かされる1作でした。(って天気の良いパリもよく知らないけど)
<ル・アーヴルの靴みがき>
いつものごとくアキ・カウリスマキらしく淡々と語られるお話
普通なら“ここで大きな事件に繋がるのでは!”“ここで思わぬ展開に…?!”と予測しそうなところも、この監督にかかると何も大したことは起きず案外あっさりとした結果になったりするんです(笑)
でも逆に期待を裏切られたゆえの平凡さが何とも不思議と心地いいのです。
人の思いやりや人情、あたたかさ…それが自然にさりげなく描かれた作品でした。
ささやかな幸せを感じられるところがいいですね~。
<SHAME -シェイム- >
ブランドンの隠しておきたいことは何だったのか。
それは具体的には語られることなく、なんとなく…という形でいろんな方向からほのめかされていました。
性に溺れる毎日、そしてさらにエスカレートさせて、そこまでする?というところまで自らを追い込み、堕落したかのような行為までするブランドン。
それはまるで、最も隠しておきたいアレはたいしたことじゃない、今はもっとひどいことをしているんだと自分に言い聞かせたかったかのよう。
自分の育った環境や妹の存在、どうして今のこのような自分になってしまったのかもハッキリとわからないけど、ブランドンがとてつもなく深い傷と苦しみを負っていることは確か。
どう言っていいのかよくわからないけど、一見難解のようでいてそうでもないような…。ブランドンの孤独感と心の重みがひしひしと伝わってくる作品でした。
きわどいシーンも多いけど、なぜかいやらしさを感じないのが不思議でしたね。
<ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン>
これまたハチャメチャで下品でおバカな作品
そこまでやるか!そこまでしてもまだ女の友情を保つのか?!すげ~なとの驚きのシーンもあったけど、女の本音や本性というのは、これまた見応えあるものでおもしろいですね(笑)
おバカはおバカだけど、大切なメッセージもちゃんとあります
メーガンのお説教(?)を受けるところはジーン…とくる場面ですよね。メーガン役のメリッサ・マッカーシーがアカデミー賞助演女優賞ノミネートされたのも納得です。
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