まとめてレビュー

先日観に行った2作品を簡単にレビューします。

『白鯨との闘い』


予告編の迫力あるクジラの映像を観て期待してたのですが、本編を観た感想は、「あれ？この映画のテーマって結局なに？」というものでした。

邦題も悪いんだろうけれど、クジラとの“闘い”のシーンというものは特になく、（一方的にやられていただけ）その後の遭難のことが主になっています。

生き残りの老人が長い間口を閉ざしていた“隠されていた衝撃の真実”は、非常にもったいぶってはいますが、正直似た題材の作品をいろいろ観ていただけに、それほど“衝撃”ではなかったというのが本音です

いろいろ詰め込み過ぎずに、もっとテーマを絞ればよかったように思いました。

『パディントン』


これぞ胸を張って子供に見せられる、まことのG指定映画です。

クマのパディントンがとてもかわいい。物語はとてもわかりやすくて、もろ子供向けなのですが、大人の私たちも充分楽しめました。
ただし、パディントンと一緒に暮らしたいかというと、それはちょっと…というくらい、家の中でめちゃくちゃやらかします。

あれで彼を追い出さない一家って、世界一心が広いのでは…なんて思ってしまいました。

いろいろ考えさせられる映画はもちろん大好きだけど、こういう映画もたまには観たいですね。

ところで、2日連続で上記の2作品を観たわけなのだけど、どっちの映画にもベン・ウィショーが出ているんですね
（『パディントン』では声だけど）

去年の終わりごろに観た『007 スペクター』にも出ていたし、これからも注目ですね