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人生初の海外旅行は、グァム島への新婚旅行である。
「異文化体験1」となるこの旅は書く予定をしていなかったが、40年後の2012年ゴルフツアーでグァムを再度訪問、「異文化体験42」として書いた際に新婚旅行のことにも触れたので、書くことにした次第である。
従って、40年の今昔比較は異文化体験42「グァムdeゴルフの旅その1」をご覧下さい。
グァム島 新婚旅行 -グァム- 1972.5.6-5.10
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/5c/d568fe6bc18f4bb15c4a0c30107f5d7e.jpg)
(左)当時の青色パスポート(右)と現在(左) (右)旅程表
新阪急ホテルでの結婚式・披露宴を終え、夕刻大阪国際空港(伊丹)発のPA801便(パンアメリカン航空)で一路グァムへ。
パスポートに米国ビザ、イエローカード、制限付きの外貨申請(1$=¥360)等々、不慣れな手続きを経て、初の異国の地に降り立ったのは深夜であった。生暖かい風が吹いていたのを思い出す。宿舎は最近オープンしたグァム第一ホテル。
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(左)人影もまばらなタモン湾に広がるビーチ (2)ホテル前のビーチにて
さすがに翌7日は疲れを癒すために、終日休息日。ホテルの前に広がる浜に出て日光浴。
海はどこまでも透明で穏やか。しかし、入って行こうとすると何やら黒いものが足もとに。それも半端な数ではない。よく見るとナマコがうようよ。サンダル履きでないと気持ちが悪くて歩けない。それだけ自然が残されているということか?
ホテルのプールには島北部にあるアンダーソン空軍基地の関係か、米国人の子弟をよく見かける。そんな子供をつかまえて、英会話の練習も出来る。
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(左)きれいな海にはナマコがうじゃうじゃ(写真の黒いもの) (右)プールでアメリカの子女と英会話のレッスン
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(左)1972年のグァム観光地図 (右)島内観光は主に島の南側(北側には空軍基地)
15人乗りのリムジンで島内観光へ
疲れも癒えて8日は島内観光。15人乗りのリムジンが迎えに来る。
グァム第一の名所「恋人岬」
最初に立寄ったのがタモン湾を一望出来る「恋人岬」。伝説によると恋に落ちたチャモロ娘と青年がかなわぬ恋となったのを嘆いて身を投じた岬だそうな。
PITIにある自然エネルギーを利用した波動発電所
その後、車はAGANAの海岸通りを南下してPITI(ピティ)へ。PITIには「波動を利用した発電所」や海軍基地がある。
NIMITZの「スペイン古橋」
更に南下するとNIMITZ BEACH(ニミッツビーチ)に至る。ここは「日米攻防の舞台」となったところ。スペイン統治時代の名残の珊瑚造りの「スペイン古橋」がある。
スペイン統治時代の「ソレダド砦」
更に南下を続けると、UMATAC湾(ウマタック湾)に出る。ここは1521年世界一周途上の「マゼランが上陸」した所。丘の上にはスペイン統治時代の哨舎「ソレダド砦」が残っている。
グラスボートで海底見物
少し南に行くとMERIZO(メリソ)の村がある。ココス島への渡船基地だがココス島は明日行く予定。今日は、グラスボートに乗って海底見物。
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(左)INARAJANの浜辺から見た「熊石」 (右)イナラハンの村で椰子の実の試飲・試食
INARAJAN(イナラハン)は島の最南端に近いところ。海上に熊のように構える「熊石」や、海辺に天然プール・飛び込み台がある。
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(左)タロフォフォ川 (右)この川の上流で3ケ月前に横井庄一さんが発見、その新聞記事(日本中が驚いた日)
イナラハンから北上するかたちで、しばらく走るとTALOFOFOの入江に着く。タロフォフォとは明日への道という意味だそうだ。このタロフォフォ川の上流で3ケ月前に横井庄一さんが発見されたそうだ。
南太平洋の巨石文明の一つ「ラッテ・ストーン」
ここから中央部アガナに戻って、最後に立寄ったのが「ラッテ・ストーン公園」。マリアナ諸島に残る石器時代の遺物。珊瑚岩から切出された1.5mほどの石造物で、イースター島やヤップに残る石造物と共に謎の史跡である。
翌9日は、昨日通ったメリソの村からボートで5分のココス島へ。
白砂の無人島「ココス島」から見たグァム本島
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無人のココス島に置いてけぼり、ランチは届けてくれるようだが・・・
化粧品会社や水着のCM撮影によく使われる島だそうで、モーターボートで数分の沖合いの小島である。まばゆい白砂と熱帯の緑のコントラストが見事な島だが、「ランチはまた運ぶから」と、ここに二人で置き去りにされても・・・。まあ、無人島生活をしばし体感することに。
夜はタヒチアンショーを見ながらのディナー
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(左)帰国日 ホテルの正面玄関にて (右)帰国日 ホテルのプールサイドにて
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グァム-東京便のジャンボジェット(東京経由で帰国)
帰国日は、私の希望で東京経由に。ジャンボジェットが就航してまだ日が浅いが、伊丹には滑走路の問題で発着出来ないので、ジャンボに乗りたいがゆえの東京経由。
グァムのお土産(首狩族の木彫り人形)
やはり、熱帯は暑い!を実感した異文化体験の初旅であった。
人生初の海外旅行は、グァム島への新婚旅行である。
「異文化体験1」となるこの旅は書く予定をしていなかったが、40年後の2012年ゴルフツアーでグァムを再度訪問、「異文化体験42」として書いた際に新婚旅行のことにも触れたので、書くことにした次第である。
従って、40年の今昔比較は異文化体験42「グァムdeゴルフの旅その1」をご覧下さい。
グァム島 新婚旅行 -グァム- 1972.5.6-5.10
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(左)当時の青色パスポート(右)と現在(左) (右)旅程表
新阪急ホテルでの結婚式・披露宴を終え、夕刻大阪国際空港(伊丹)発のPA801便(パンアメリカン航空)で一路グァムへ。
パスポートに米国ビザ、イエローカード、制限付きの外貨申請(1$=¥360)等々、不慣れな手続きを経て、初の異国の地に降り立ったのは深夜であった。生暖かい風が吹いていたのを思い出す。宿舎は最近オープンしたグァム第一ホテル。
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(左)人影もまばらなタモン湾に広がるビーチ (2)ホテル前のビーチにて
さすがに翌7日は疲れを癒すために、終日休息日。ホテルの前に広がる浜に出て日光浴。
海はどこまでも透明で穏やか。しかし、入って行こうとすると何やら黒いものが足もとに。それも半端な数ではない。よく見るとナマコがうようよ。サンダル履きでないと気持ちが悪くて歩けない。それだけ自然が残されているということか?
ホテルのプールには島北部にあるアンダーソン空軍基地の関係か、米国人の子弟をよく見かける。そんな子供をつかまえて、英会話の練習も出来る。
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(左)きれいな海にはナマコがうじゃうじゃ(写真の黒いもの) (右)プールでアメリカの子女と英会話のレッスン
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(左)1972年のグァム観光地図 (右)島内観光は主に島の南側(北側には空軍基地)
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疲れも癒えて8日は島内観光。15人乗りのリムジンが迎えに来る。
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最初に立寄ったのがタモン湾を一望出来る「恋人岬」。伝説によると恋に落ちたチャモロ娘と青年がかなわぬ恋となったのを嘆いて身を投じた岬だそうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/a1/0a115b57a87fb60880f924010aaa6284.jpg)
その後、車はAGANAの海岸通りを南下してPITI(ピティ)へ。PITIには「波動を利用した発電所」や海軍基地がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ae/bf4bfc4699ec875fff697aa93779de29.jpg)
更に南下するとNIMITZ BEACH(ニミッツビーチ)に至る。ここは「日米攻防の舞台」となったところ。スペイン統治時代の名残の珊瑚造りの「スペイン古橋」がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/65/e9bec45aa9b36719581182c843913463.jpg)
更に南下を続けると、UMATAC湾(ウマタック湾)に出る。ここは1521年世界一周途上の「マゼランが上陸」した所。丘の上にはスペイン統治時代の哨舎「ソレダド砦」が残っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/15/c2cd1495f84c267ee976f454c4fbc894.jpg)
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少し南に行くとMERIZO(メリソ)の村がある。ココス島への渡船基地だがココス島は明日行く予定。今日は、グラスボートに乗って海底見物。
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(左)INARAJANの浜辺から見た「熊石」 (右)イナラハンの村で椰子の実の試飲・試食
INARAJAN(イナラハン)は島の最南端に近いところ。海上に熊のように構える「熊石」や、海辺に天然プール・飛び込み台がある。
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(左)タロフォフォ川 (右)この川の上流で3ケ月前に横井庄一さんが発見、その新聞記事(日本中が驚いた日)
イナラハンから北上するかたちで、しばらく走るとTALOFOFOの入江に着く。タロフォフォとは明日への道という意味だそうだ。このタロフォフォ川の上流で3ケ月前に横井庄一さんが発見されたそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/61/b98662df3018f2f51aec653951d09ad7.jpg)
ここから中央部アガナに戻って、最後に立寄ったのが「ラッテ・ストーン公園」。マリアナ諸島に残る石器時代の遺物。珊瑚岩から切出された1.5mほどの石造物で、イースター島やヤップに残る石造物と共に謎の史跡である。
翌9日は、昨日通ったメリソの村からボートで5分のココス島へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/56/f4aad29a035bdcb605d53961767e347a.jpg)
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無人のココス島に置いてけぼり、ランチは届けてくれるようだが・・・
化粧品会社や水着のCM撮影によく使われる島だそうで、モーターボートで数分の沖合いの小島である。まばゆい白砂と熱帯の緑のコントラストが見事な島だが、「ランチはまた運ぶから」と、ここに二人で置き去りにされても・・・。まあ、無人島生活をしばし体感することに。
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(左)帰国日 ホテルの正面玄関にて (右)帰国日 ホテルのプールサイドにて
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グァム-東京便のジャンボジェット(東京経由で帰国)
帰国日は、私の希望で東京経由に。ジャンボジェットが就航してまだ日が浅いが、伊丹には滑走路の問題で発着出来ないので、ジャンボに乗りたいがゆえの東京経由。
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やはり、熱帯は暑い!を実感した異文化体験の初旅であった。