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旅行記、世相独言

住吉大社  若宮八幡宮の湯立神事

2014年01月12日 23時36分59秒 | イベント
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住吉大社  若宮八幡宮の湯立神事         2014.01.12

    住吉大社の反橋(通称:太鼓橋)

 長男の厄除け祈願で数十年ぶりに詣でた住吉大社。
 昔住んでいた家が比較的大社に近く、長男のお宮参りもここ。
 昔に比べ渡りやすくなった?太鼓橋を渡り、無事厄除けの祈祷を受け境内を散策すると、今日は若宮八幡宮の湯立神事があるというので見物することに。

 住吉大社のホームページには、「この神事は、五穀の豊作を占うとともに、神霊のよみがえり・更新を意味し、春の初めに行うのは、穀物の豊穣を祈るためだといわれています。笛と太鼓の音に合わせた巫女の舞とともに「湯立神事 (ゆたてしんじ) 」が行なわれます。神前に四つの大釜を据え、御幣を振り、笹にて煮えたぎる釜湯を撒きあげる姿は圧巻です。」とある。

 祭主一礼に続いて巫女の舞、そして湯立神事。最初に塩、次に米、そして酒が注がれ、炊き上がった糧を神に奉納し、クライマックスの笹による煮えたぎった釜湯の撒きあげに移行する。
 次いで巫女による天の岩戸の神楽が奉納され、祭主による祝詞奏上で一連の神事が終わります。いいものを見させていただきました。

      
(左)神事の始まり 祭主の一礼                    (右)巫女の舞


(左)4つの釜にまず、塩が                  (中)次いで米が                     (右)最期にお酒が入れられる


      
(左)巫女の舞の後、                          (右)釜の中の炊き上がった糧が神前に奉納される

      
(左)巫女が上衣を脱ぎ捨てていよいよクライマックス           (右)煮えたぎった釜湯の撒きあげ 


(左)笛と太鼓と舞 歌舞音曲                      (中・右)神楽「天の岩戸」の奉納     


 ついでにこの後で引いた女房のおみくじは、大吉でした。

  重たい神籤箱から出てきた棒は1番 「大吉」


 また、住吉大社の近傍には、浅沢社(住吉大社の弁天さん、芸事と美容の神さん)、大歳社(収穫集金の神さん)があり、特に大歳社の「おもかる石」は有名で、お正月には長い列が出来ます。
 最初に丸い石を持ちあげ、次いで石に願い事をして、次に持ち上げた時に軽ければ叶う、重ければ叶わずという言い伝えがあるそうです。

      
(左)昔、海に面していた大社の常夜燈と浅沢社               (右)大歳社の「おもかる石」 


(写真の向きが修正出来ずアップしました。近日中に修正しますのであしからず!)