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チェンマイ観光 少数民族の村へ -チェンマイ- 2009.09.05
タイは初めて訪れる国である。
同僚から8月に誘いがありゴルフとマッサージと観光の6日間(実質5日間)のタイ旅行に出発した。
タイ航空673便(ANAとコードシェア)は関空を9月5日(土)午前0時30分に飛び立つ。バンコク到着は午前4時20分。時差は2時間。およそ6時間のフライトである。
チェンマイ行きの102便に乗り換えるが待ち時間が何と3時間もある。最初のEチケットでは6時頃のチェンマイ便だったが直前になって7時50分の便に変更になった。安売りチケットだからしようがないか?と思いつつ、早朝のがらんとした空港で時間を過ごす。緑濃い丘陵が近いチェンマイ空港に到着したのは午前9時10分。
この時期、円高継続で海外旅行には有難く、旅行期間中の平均レートは1バーツ2.79円。
車番92のMr.Monthianのメータータクシー
空港からチェンマイ・プラザホテルへはメーターサービスのタクシーを利用する。No.92のタクシーの運転手はMr. Monthianという実直そうな運転手。ホテルへの道中、チェンマイ観光について運ちゃんと話をし、3ヶ所の観光スポットを午後案内してもらう話がまとまった。料金はネゴして1000バーツ。12時にホテルに迎えに来てもらうことで、ひとまずホテルにチェックインする。
(左・右) チェンマイ・プラザホテル正面玄関
(左)プラザホテルの広々としたロビー (右)室内(3500円/泊、朝食付き)
チェンマイ・プラザホテルはナイトバザールに近い場所に立地し、結構立派なホテル。タイのホテルは結構安いので助かるが、チェンマイはバンコクに比べ更に物価が安く、このホテルもネット予約で朝食込み・ツイン3500円/泊である。午前10時のチェックインもOKであった。
昼食後、12時きっかりにタクシー(以後Mr. Mと言おう)が迎えに来た。
最初に訪れたのは、1961年に出来た王室の避暑用宮殿プー・ピン宮殿。現国王プーミポン・アドゥンヤデート国王(ラーマ9世)のお母さんが好んで滞在したとか。バラを中心に広大な美しい庭園が見ものである。
(左・右)王室避暑宮殿「The Bhubing Palace(プー・ピン宮殿)」
(左・右)宮殿案内パンフより
次に訪れたのがモン・トライバル・ビレッジ。
プー・ピン宮殿まではさすがに綺麗な舗装道路であったが、その先はあまりメンテの出来ていないでこぼこ道が山奥に続いている。これから訪ねるモン族は、中国・雲南省から移動してきた少数民族で主としてチェンマイ・チェンライに居住し、およそ11万人いるようだ。
(左)民族衣装のモン族の少女達 しっかり撮影料10バーツを請求された (右)村の景色
タイ国内にはなんと70万人以上の少数民族がいるらしい。数百年という長い年月をかけてチベットやミャンマー、雲南省からタイなどに移動し独自の文化を守りながら生活している。ミャンマーからタイに逃避した首長族・パダウン族(カレン族の支族)、雲南省→ミャンマー→タイと移って来たアカ族、耳たぶの大きな円盤イヤリングが特徴のカヤー族、その他ミエン族、リス族等々。
(左)独特のカレン族 (右)民族博物館入場券
(左・右)民族博物館(掘立小屋のような博物館だが)
一応、民族博物館という名称、中には生活用具類や民族衣装が砂埃にまみれて展示されている
集落は、観光客相手の民芸品を売る店が軒を連ね、独特な黒っぽい民族衣装を織る様を見せてくれる。集落の奥には民族博物館ということらしいが、10バーツで民具や衣装を展示した家屋がある。子供達も民族衣装を着てモデル代を稼いでいる。折りしも雨季のこの時期、激しいスコールに見舞われたが20分ほどでやんだ。大型観光バスが入らない山奥なので観光客も限られるだろう。
最後に訪れたのは、もと来た道を戻ってチェンマイの町を見下ろす標高1080mのステープ山の頂に立つワット・プラ・タート・ドイ・ステープル。
(左)ワット・プラ・タート・ドイ・ステープルのパンフ (右)ケーブルカー乗車券
タイ北部の最も神聖なラーンナー様式のお寺で、土曜日とあって沢山の信心深い地元民や観光客で賑わっている。1383年にクーナ王が建立、回廊に囲まれた高さ22mのまばゆい黄金の仏塔(チェディ)が一際輝きを放っている。内部には仏舎利が納められているとか。この寺院からチェンマイ市街が一望できる。参道は2匹のナーク(蛇神)に守られた長い階段だが、麓からケーブルカーでも昇降出来る。
(左)寺院のシンボル、高さ22mの黄金の仏塔(チェディ) (右)ひっきりなしの参拝客
(左)撫でられて銀ピカの仏像 (中)山頂の眺望(旧市街に四角い掘割、右はイ空港) (右)2匹のナーク(蛇神)に守られた参道階段
3ケ所の観光を終わり、市内への16kmの坂道を軽快に走り、ホテルに戻ったのは16時。
4時間の拘束でMr.Mに約束の1000バーツ、チップの50バーツを渡して、車内でネゴした明日のゴルフ場送迎の時間を再確認する。
さあ、明日はタイでのゴルフ!
チェンマイ観光 少数民族の村へ -チェンマイ- 2009.09.05
タイは初めて訪れる国である。
同僚から8月に誘いがありゴルフとマッサージと観光の6日間(実質5日間)のタイ旅行に出発した。
タイ航空673便(ANAとコードシェア)は関空を9月5日(土)午前0時30分に飛び立つ。バンコク到着は午前4時20分。時差は2時間。およそ6時間のフライトである。
チェンマイ行きの102便に乗り換えるが待ち時間が何と3時間もある。最初のEチケットでは6時頃のチェンマイ便だったが直前になって7時50分の便に変更になった。安売りチケットだからしようがないか?と思いつつ、早朝のがらんとした空港で時間を過ごす。緑濃い丘陵が近いチェンマイ空港に到着したのは午前9時10分。
この時期、円高継続で海外旅行には有難く、旅行期間中の平均レートは1バーツ2.79円。
車番92のMr.Monthianのメータータクシー
空港からチェンマイ・プラザホテルへはメーターサービスのタクシーを利用する。No.92のタクシーの運転手はMr. Monthianという実直そうな運転手。ホテルへの道中、チェンマイ観光について運ちゃんと話をし、3ヶ所の観光スポットを午後案内してもらう話がまとまった。料金はネゴして1000バーツ。12時にホテルに迎えに来てもらうことで、ひとまずホテルにチェックインする。
(左・右) チェンマイ・プラザホテル正面玄関
(左)プラザホテルの広々としたロビー (右)室内(3500円/泊、朝食付き)
チェンマイ・プラザホテルはナイトバザールに近い場所に立地し、結構立派なホテル。タイのホテルは結構安いので助かるが、チェンマイはバンコクに比べ更に物価が安く、このホテルもネット予約で朝食込み・ツイン3500円/泊である。午前10時のチェックインもOKであった。
昼食後、12時きっかりにタクシー(以後Mr. Mと言おう)が迎えに来た。
最初に訪れたのは、1961年に出来た王室の避暑用宮殿プー・ピン宮殿。現国王プーミポン・アドゥンヤデート国王(ラーマ9世)のお母さんが好んで滞在したとか。バラを中心に広大な美しい庭園が見ものである。
(左・右)王室避暑宮殿「The Bhubing Palace(プー・ピン宮殿)」
(左・右)宮殿案内パンフより
次に訪れたのがモン・トライバル・ビレッジ。
プー・ピン宮殿まではさすがに綺麗な舗装道路であったが、その先はあまりメンテの出来ていないでこぼこ道が山奥に続いている。これから訪ねるモン族は、中国・雲南省から移動してきた少数民族で主としてチェンマイ・チェンライに居住し、およそ11万人いるようだ。
(左)民族衣装のモン族の少女達 しっかり撮影料10バーツを請求された (右)村の景色
タイ国内にはなんと70万人以上の少数民族がいるらしい。数百年という長い年月をかけてチベットやミャンマー、雲南省からタイなどに移動し独自の文化を守りながら生活している。ミャンマーからタイに逃避した首長族・パダウン族(カレン族の支族)、雲南省→ミャンマー→タイと移って来たアカ族、耳たぶの大きな円盤イヤリングが特徴のカヤー族、その他ミエン族、リス族等々。
(左)独特のカレン族 (右)民族博物館入場券
(左・右)民族博物館(掘立小屋のような博物館だが)
一応、民族博物館という名称、中には生活用具類や民族衣装が砂埃にまみれて展示されている
集落は、観光客相手の民芸品を売る店が軒を連ね、独特な黒っぽい民族衣装を織る様を見せてくれる。集落の奥には民族博物館ということらしいが、10バーツで民具や衣装を展示した家屋がある。子供達も民族衣装を着てモデル代を稼いでいる。折りしも雨季のこの時期、激しいスコールに見舞われたが20分ほどでやんだ。大型観光バスが入らない山奥なので観光客も限られるだろう。
最後に訪れたのは、もと来た道を戻ってチェンマイの町を見下ろす標高1080mのステープ山の頂に立つワット・プラ・タート・ドイ・ステープル。
(左)ワット・プラ・タート・ドイ・ステープルのパンフ (右)ケーブルカー乗車券
タイ北部の最も神聖なラーンナー様式のお寺で、土曜日とあって沢山の信心深い地元民や観光客で賑わっている。1383年にクーナ王が建立、回廊に囲まれた高さ22mのまばゆい黄金の仏塔(チェディ)が一際輝きを放っている。内部には仏舎利が納められているとか。この寺院からチェンマイ市街が一望できる。参道は2匹のナーク(蛇神)に守られた長い階段だが、麓からケーブルカーでも昇降出来る。
(左)寺院のシンボル、高さ22mの黄金の仏塔(チェディ) (右)ひっきりなしの参拝客
(左)撫でられて銀ピカの仏像 (中)山頂の眺望(旧市街に四角い掘割、右はイ空港) (右)2匹のナーク(蛇神)に守られた参道階段
3ケ所の観光を終わり、市内への16kmの坂道を軽快に走り、ホテルに戻ったのは16時。
4時間の拘束でMr.Mに約束の1000バーツ、チップの50バーツを渡して、車内でネゴした明日のゴルフ場送迎の時間を再確認する。
さあ、明日はタイでのゴルフ!