行ってきました、孫とコンサートと温泉とお城と
東京・河口湖・松本城
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2021.10.13-15
【10月13日 東京】
新幹線に乗るのは何年ぶりであろうか? 遠出の旅行はほとんど飛行機とレンタカー、近場の旅行はマイカーというのが、ここ5,6年のスタイル。
不思議なことに最近1ケ月はコロナ感染数がみるみる減少し、東京キューバンボーイズの結成71周年特別コンサートも昨年から3回の順延を経てようやく開催にこぎつけた。昨年であれば結成70周年記念コンサートだったのだが。
品川で下車し昼食の後、山手線渋谷駅から東京メトロ副都心線で新宿三丁目へ、小雨の中、新宿文化ホールへ。午後2時からの公演を前に楽屋を訪れご挨拶。会場はコロナ対策で隔席観賞ではあるが満席のファンで、この楽団の根強さをうかがわせる。日本を代表するラテンバンドの実に楽しい2時間少々のステージに、大いに満足して会場を去る。
見砂和照と東京キューバンボーイズ結成71周年特別公演 二子多摩川の金沢まいもん寿司「珠姫」
コンサートの後は2年ぶりに世田谷・深沢に住む息子一家との会食。残念ながら平日のため翌日は夫婦も孫も夫々勤務と学校があるので、息子の家に比較的近く、かつ新宿三丁目の会場を乗り換えなしで結ぶ祐天寺駅前の東急ステイ目黒・祐天寺に素泊まりステイ。
ホテルに息子の迎車で、二子多摩川の金沢まいもん寿司「珠姫」で会食。2年ぶりに会う小学4年生の孫は、コロナ禍でやや運動不足のようだが、大きく成長し頼もしく育っている。コロナが落ち着けば、来年は大阪で会えそうだ。
【10月14日 河口湖】
ホテルに食事提供サービスがないので、駅前のマクドナルドのモーニングセットをお持ち帰りで、10時にホテルをチェックアウト。渋谷駅で中央本線経由の大阪までの乗車券を購入。有効期限は4日間。新宿発11時23分発の特別快速で高尾へ。高尾から単線となって大月へ。大月で富士急に乗り換え河口湖駅に13時56分着。14時のホテル迎車でラビスタ富士河口湖へ。昨日とは違って、今日は晴天である。
共立リゾートが運営する旅館やホテルは、個人客がメインで食事の質も高く、無料の家族風呂を複数設置し、湯上りのアイスやヨーグルトサービス、就寝前の夜泣きそば等々、共通したサービスを提供している。今回のラビスタ富士河口湖は、本格的なフランス料理を提供する宿。
河口湖と富士山を望む高台の最上階の部屋から、刻一刻姿を変える雲間の富士の写真撮影も忙しい。先客のいない大浴場の露天風呂からコロナ対策でマスクのように雲する富士の変貌を楽しむ。
夕食はフレンチのフルコース。メインを家内はロブスター、小生はフィレ肉フォアグラ添えの8品。就寝前の夜泣きそばももちろんいただいた。
共立リゾート ラビスタ富士河口湖 夕食フレンチお品書き
刻々と姿を変える富士山ゆえ、その姿に一喜一憂
【10月15日 松本城】
今日も快晴。朝の露天風呂から富士の全容を期待したが、霧で視界が遮られる。8時からのブッフェ方式の朝食を済ませ、9時半の送迎バスで駅へ。富士急で大月まで戻り、中央本線でブドウ畑の続く甲府まで普通電車、甲府からは特急あずさ17号で松本へ。途中下車しようとすると、追加料金を請求される。塩尻―松本間は篠ノ井線で中央本線に含まれていないようだ。240円の片道追加を支払い、松本城へ。
松本城はブラタモリを見た妻のリクエストで、途中下車。小生は3度目の訪問。おりしも、近隣の中学生達の課外写生授業がお堀の周りを取り囲んでいる。天守閣へは待ち時間20分の表示。なんで?と思いつつ列に並ぶと、靴脱ぎ場の混雑と城内密回避だと言う。お城もちょうどお色直しで、月見櫓は漆塗作業が行われている。
国宝松本城の天守閣への階段は、なかなか高齢者にはきつい代物。階段のピッチが一定でなく、かつ踏み段の幅が狭いとあって、年寄りや子供には注意が必要。そのため、係員が上り下りの人数制限を行っている。以前来た時はさほど気にならなかったが、それだけ歳を取ったということだろう。
国宝「松本城」 いつ見ても美しい外観
城から駅までゆっくり歩いて15分ほど。再度240円の切符を買って、松本から特急信濃ワイドビュー18号で名古屋へ。名古屋からは新幹線で21時前に無事帰宅。電車の度もいいものだ、再発見!!