梅雨時期になると、一斉に始まるのが高速道路の集中工事。この日も尾張一宮付近で6km1時間の渋滞情報。養老SAのコンシェルジュのお薦めで、養老JCTで東海環状自動車道に入り大垣西ICで降りて、大垣市内、岐阜市内を抜け
岐阜各務原ICで東海北陸自動車道に入り郡上八幡ICに行くことにした。
阪和自動車道岸和田和泉IC近くの自宅を7時に出て、郡上八幡に着いたのは11時半頃。


郡上八幡と言えば、400年の歴史を持つ夏の郡上踊りが有名。今年も7~9月にかけて開催予定で、なかでも旧盆の四日間は徹夜踊りで大層賑わうとか。
戦国末期に起源を持つ郡上八幡城の城下町として発展してきた郡上八幡は、水の町としても有名、町のシンボルの吉田川の清流を取り込んだ水路が町の人々の生活を支え、旧庁舎わきの「いがわこみち」には大きな鯉が放たれ、宗祇水や橋本町の「やなか水のこみち」、街中の水船のあるポケットパーク等も整備されている。



郡上八幡城は、明治期一旦取り壊された後、1933年町のシンボルとして木造の模擬天守が再建され、城下町からその天守を仰ぎ見ることが出来る。また、清流吉田川には、この時期アユ釣りの太公望が大勢押し寄せている。


昼食時、旧庁舎記念館が観光案内や土産物店、食堂等で活用されており、食事でもしようと訪れると、中から中国からの若い女性ツアー客が出てきて、なんと12時で食堂は閉鎖! どういうこと?
職員に食事処を聞くと前の橋(新橋)を渡った北町にお食事処が沢山あるというので、そちらへ。ご当地グルメの一番人気は「けいちゃん」らしい。鶏肉とキャベツ等の野菜を郡上味噌等で味付けした一品。


橋を渡ってすぐの「新橋亭」で、けいちゃんよりそそられた飛騨牛朴葉味噌定食を注文。味噌が焦げ付かないように飛騨牛と絡めて美味しくいただく。入れ違いに今度は中国からの男性ツアー客が到来。



食後は、北町のまちなみ交流館、郡上八幡博覧館、殿町通りから見るお城、宗祇水、宮ケ瀬橋を渡って南町のやなか水のこみち等、風情のある街を40分ほど散策。旧庁舎記念館の駐車場に戻り、1時間40分ほどの駐車料金250円を支払って、下呂温泉へ。




次回は、「下呂温泉」です。