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旅行記、世相独言

ウォーターベッドとマッサージ -バンコク-(異文化体験42 微笑の国の旅8)

2014年08月02日 14時39分40秒 | 異文化体験_アジア
(写真はクリックで拡大します)


ウォーターベッドとマッサージ -バンコク-     2009.09.09


 6時半にホテルを出発。さすがにこの時間では渋滞が慢性化しているバンコク市内もスイスイ進む。1時間程度は必要との予想であったがゴルフ場までは40分足らずで到着。
「パインハースト・ゴルフ・アンド・カントリークラブ(PINEHURST GOLF & COUNTRY CLUB)」。西・北・南27ホールを有するゴルフ場である。

    
     (左・中)PINEHURST GOLF & COUNTRY CLUBのクラブハウスとカート         (右)クラブハウス・エントランス

 一昨日、ホテルのデスクで予約に随分手間取ったが、料金はグリーンフィ1800、キャデイフィ250、貸しクラブ700、送迎リムジン770(2300/3人)、キャデイチップ200で、合計一人当たり3720バーツ、約10000円ほどである。
 ここも日本でのネット予約料金は、グリーンフィ+キャデイフィ+送迎パックで2700バーツ、これに貸しクラブ+キャデイチップ900バーツをプラスすると3600バーツ。
 値段は、むしろネット予約の方が少し安く、ネゴの多大な浪費時間を考えるとお得であろう。

                   
(左)西、北、南の3コース 27ホールのゴルフ場 コースレイアウト      (中・右)南コース&西コースのスコアカード

 さて、ゴルフは昨夜来の雨で心配したが、明け方には止んでくれて何とかプレイ出来そうである。キャデイはと言うと、さすが首都のキャデイさん、チェンマイとは違って美形のスリムな若いキャデイである。一人姐御風のキャデイがいるが、年長の小生が自然と引き受ける形になる。貸しクラブも新品ではないかと思われるほど真新しいクラブ。選択する余地もなく既にスタンバイされている。

   
(左)ロッカールーム          (中)ハウスキャディ(チェンマイよりは格段に若い)    (右)ラウンドのイメージ写真

 水をしっかり吸ったフェアウェイは鮮やかな濃い緑色。数ホール進んだところで、打球がやや右にそれて池の傍のフェアウェイに止まった。ボールに近づくと、まるでウォーターベッドの上にいるような、トランポリンの上を歩くようなフワフワした感じ。

  
(左)南コース3番ホール(フェアウェイはウォータベッド状態) (中)3人でカートなし徒歩によるプレイ  (右)西コース9番ホール

 多分、下が粘土層でその上に土を入れて芝を張っているのであろう。底地と芝の間に水が溜まり、何とも奇妙な歩行感である。大ダフリでもしようものなら、風船が破裂するがごとく泥水の洗礼が待ち構えているのではないかと心配が先にたつ。 ボールだけをクリーンに確実に打つ技術は持ち合わせていない。ええい!なるようになれ!とスイングすると、少しばかりの泥の洗礼で最悪の結果は免れた。プレイ終了までにこのような箇所に何ヶ所か出くわしたが、正にウォーターベッド上でのゴルフプレイであった。
 いよいよ最終の一つ手前、WESTコース8番ホールはこのゴルフ場の名物ホールだそうで、「SKY T-off グラウンド」からのティーショット。
平坦なバンコクのゴルフ場、高低差をつけようとする試みだろうが、関西のゴルフ場育ちの我々にとってはあまり意味をなさない代物。

  
(左)WEST8番ホールのSKY T-offグラウンド                (中・右) クラブハウスから見た西コース9番ホール


 プレイ終了後は、市内に戻ってお買物と昼食、最後のマッサージと結構忙しい。

 タイ・シルクの店「ジム・トンプソン」本店

 タイのお土産と言えばシルクかスズ製品。国際的ブランドとしてジム・トンプソンのタイシルクが有名である。スリウォン通りの本店で、奥様向けポーチ等の小物を購入後、バーガーキングで簡単な昼食、ホテルで午後5時の集合を約してひとまず解散する。

 (←左)クレセントバッグ   (右→)店内 


 小生はゴルフの疲れをタイの古式マッサージで癒そうと、スクムウィット通りのNana駅とAsok駅の間に位置する「キング・アンド・アイ・スパ・アンド・マッサージ」に向う。

 キング・アンド・アイ・スパ・アンド・マッサージ

何のことはない、地球の歩き方お薦めのマッサージ店という理由だけである。ロイヤルタイマッサージ 2時間1000バーツというのを選択。能書きによると「体の構造、生理学を学んだマッサージ師によって施術される筋肉の疾患に対する治療のようなマッサージ。主に親指と手の平全体を使って、重い懲りなどの部位を丁寧に揉み解していきます。当館100名のマッサージ師のうち6名のみが可能なマッサージ」とある。

                
(左)「キング・アンド・アイ・スパ・アンド・マッサージ」の入り口               (右)マッサージ・ルーム

 この古式マッサージをしてくれたのは小柄な小太りの若い女性だが、手の平、こぶし、指等々、ハンドパワー総動員で丁寧につぼをマッサージしてくれる。結構しんどい仕事だと思う。店自体は地球の歩き方の紹介文ほど綺麗な所ではなく、はるかにチェンマイのマッサージ店の方が安価でゴージャスであった。

 マッサージ終了後、陽も高いうちから早くも妖しげな雰囲気を漂わせるNana駅周辺のバー街を抜け、ホテルに戻るとほぼ同時に相方達も戻ってきた。預けた荷物にお土産類をパッケージし、少し早いが大渋滞に巻き込まれないうちに空港に向う。


  バンコク・スワンナプーム国際空港

 バンコク・スワンナプーム国際空港。タイ航空のチェックインカウンターは1割位ではなかろうか。残りは他の航空会社が乗り入れて、正に東南アジアの熾烈なハブ空港競争の一翼を担っている。タイの雰囲気を醸し出す様々なデコレーションが出国人のカメラの背景となっている。

                
                     (左・右)タイの思い出づくりに一役買うデコレーション

 「おかまさん」も働くフードコートで夕食を済ませ、復路は日本航空とのコードシェア便、タイ航空622便、22時40分発関空行きに乗り込む。結構、満席状態で翌9月10日午前6時10分に関空到着。 

 日本のどこかに600バーツで2時間マッサージをしてくれる店はないものか?





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