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旅行記、世相独言

活かしたい阪神・淡路の経験

2011年03月15日 14時00分45秒 | 世相独言
活かしたい阪神・淡路の経験

 先ず以て被災者の方々にお見舞い申し上げます。
 不幸にも亡くなられた方々に深く哀悼の意を表します。


今、最優先でなすべきことは、

「広域輸送幹線の早期集中復旧」

  新幹線、高速道路の何とか動かしうるレベルまでの早期集中復旧。その上で、
  被災者をとりあえず、首都圏まで輸送すること。
  40万~50万とも言われる避難・被災者に次に起こることは・・・・。
    孤独死、ショック死、ストレスからくる様々な病、不十分な看護・介護。
  生活支援物資は集積所までは来るが、今回の被災状況ではうまく配貨が出来ない。
  被災者向け仮設住居の建設にはとても時間がかかる。雪が降る、雨が襲う・・。
   
  被災地に対応処方を図るのではなく、被災者を被災地から一刻も早く首都圏の健常  地区に救出する手だてを講ずることこそ、今一番なすべきこと。


「原子力発電の対処は専門家に任せる」

  現場知らずの役人、政治家が、現場の邪魔をしていないか?
  そんなことより、政府として、中央の役人としてやるべきことが山ほどある。
  計画停電の実施許可は、経済産業大臣や資源エネルギー庁長官マター。
  一国の総理が全国民に言うような話ではない。


 東京だけが名前の売れている日本、今後、東京一極集中の是正を図らないと、諸外国では東電の原発問題は日本の電力崩壊のように捉えられ、日本経済が沈没するかのような評価がなされては、たまったものではない。
それこそ、東京が日本を滅ぼすことになりかねない。

 阪神・淡路の時に、残念ながら首都圏や中央では、一地方の出来事であった。
あの時の事後処理対応の様々なノウハウが今回は全く活かされていないのは、極めて遺憾である。

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