先ほどのニュースメモにも書いたが、現在太陽の活動に変化が起きていて地球が低温期に入る可能性があるというのだ。
朝日新聞の一般向けの電子版には書かれていないが、夕刊には、更に次のような記事(概要)が続いている。
太陽の黒点観測は、ガリレオの時代からの蓄積がある。
磁極の反転は、黒点の現れ方にも関係する。
現在の黒点の変化は、17世紀に起きた変化と様子が似ていた。
このとき、太陽は約70年間「マウンダー極小期」と呼ばれる冬眠期に入った。
その当時、日本では20世紀後半より2.5度気温が低かった。
ロンドンでは、テムズ川が凍結し、京都の桜の開花が遅くなった。
上記記事の概要を見ると、もしこれから「マウンダー極小期」に入ると仮定し、気温が2.5度も低くなるとすると、日本全体に緯度が高くなったのと同じような効果になる。
もっと分りやすく言えば、山に登ると気温は100mで0.5から0.6度下がるので、日本全体が約400mから500mぐらいの山に移動する感じの気候になるということになる。
このような事態がおきれば、自然に依存した農水産業や林業は、大きな影響を受けるだろうし、生活様式も、変化が出るだろう。
主食の穀類の生産がどのようになるか、気になるところである。
今北海道も米がどんどん生産されるようになっているが、大きな影響を受けるだろう。
平均気温が2.5度も低下すれば、地域により環境や植生が変わり、大飢饉が発生する可能性もあるのではないか。
気候変動で、海の潮流も変化するに違いないし、近海で獲れる魚の種類も変わるだろうし、漁場も変化するだろう。
「地球に低温期到来」はあくまで、過去の事象とよく似た状況からの推測で、起きるかどうかは不明だ。
しかし、可能性は否定できない。
現在は、太陽の異変の原因を解明し、「マウンダー極小期」が起きるのかどうか、また、起きた場合その影響が地球にどのように影響するのかを科学的に解明することが喫緊の課題だろう。
これと平行して、万一「マウンダー極小期」と呼ばれる冬眠期に入った場合の対応策を、地方レベル、国レベル、国連レベルで、対策をシュミレーションしておく必要があるのではないか。
参考(朝日新聞電子版記事の一部概要)
国立天文台や理化学研究所の発表によると、太陽の周期的な活動に異変が起き、「冬眠」に入って地球に低温期が到来する可能性があることがわかった。http://www.asahi.com/science/update/0419/TKY201204190474.html
朝日新聞の一般向けの電子版には書かれていないが、夕刊には、更に次のような記事(概要)が続いている。
太陽の黒点観測は、ガリレオの時代からの蓄積がある。
磁極の反転は、黒点の現れ方にも関係する。
現在の黒点の変化は、17世紀に起きた変化と様子が似ていた。
このとき、太陽は約70年間「マウンダー極小期」と呼ばれる冬眠期に入った。
その当時、日本では20世紀後半より2.5度気温が低かった。
ロンドンでは、テムズ川が凍結し、京都の桜の開花が遅くなった。
上記記事の概要を見ると、もしこれから「マウンダー極小期」に入ると仮定し、気温が2.5度も低くなるとすると、日本全体に緯度が高くなったのと同じような効果になる。
もっと分りやすく言えば、山に登ると気温は100mで0.5から0.6度下がるので、日本全体が約400mから500mぐらいの山に移動する感じの気候になるということになる。
このような事態がおきれば、自然に依存した農水産業や林業は、大きな影響を受けるだろうし、生活様式も、変化が出るだろう。
主食の穀類の生産がどのようになるか、気になるところである。
今北海道も米がどんどん生産されるようになっているが、大きな影響を受けるだろう。
平均気温が2.5度も低下すれば、地域により環境や植生が変わり、大飢饉が発生する可能性もあるのではないか。
気候変動で、海の潮流も変化するに違いないし、近海で獲れる魚の種類も変わるだろうし、漁場も変化するだろう。
「地球に低温期到来」はあくまで、過去の事象とよく似た状況からの推測で、起きるかどうかは不明だ。
しかし、可能性は否定できない。
現在は、太陽の異変の原因を解明し、「マウンダー極小期」が起きるのかどうか、また、起きた場合その影響が地球にどのように影響するのかを科学的に解明することが喫緊の課題だろう。
これと平行して、万一「マウンダー極小期」と呼ばれる冬眠期に入った場合の対応策を、地方レベル、国レベル、国連レベルで、対策をシュミレーションしておく必要があるのではないか。
参考(朝日新聞電子版記事の一部概要)
国立天文台や理化学研究所の発表によると、太陽の周期的な活動に異変が起き、「冬眠」に入って地球に低温期が到来する可能性があることがわかった。http://www.asahi.com/science/update/0419/TKY201204190474.html