昨日のNHKスペシャルで「宇宙の渚」を興味深く見ていた。
雷のスプライトは、以前にも紹介されていた。
その番組の終わりのほうに、超新星爆発による宇宙線と気候の関係の話があり、宇宙と地球の気候が関係しているとの話があった。
その説の概要は次のような物だったと記憶している。
宇宙線が大量に来ると、大量の電子が降りてくる。
水蒸気が電離し(お互い反発しあって)雨にならず積乱雲となって上昇する。
巨大な積乱雲が現れ天候が悪化する。
その時、太陽の活動の変化も同じく宇宙線と同じ物が出ているので、4月20日に書いた「マウンダー極小期」も同じ原理で説明が付くのではないかと思って調べた。
先ずウイキペディアを調べたら、「宇宙気候学」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%B0%97%E5%80%99%E5%AD%A6 の解説があり、そこでは宇宙と気象の関係の評価は定まっていないという。
同時に、「過去5億年にわたって地球が浴びた宇宙線量の変調と気温変化の間に強い相関が見出されている。」とも説明している。
ところが2009年12月号の「科学」の特集「太陽活動のなぞと発見」の中に「太陽活動と宇宙線、そして気候変動」という宮原ひろこ氏の小論が掲載されていた。http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/1ry/Kagaku200912.pdf
そこには、マウンダー極小期のことに関して、私が思っていたことが説明されていた。
しかも、「衛星観測による低層雲の変動と、中性子モニターによる宇宙線量の変動」のグラフも付いている。
両者の変化は見事に一致している。
即ち、もはや宇宙からの影響による気候変動は、仮説ではないといえるのではないか。
小論の終わりのほうに、太陽の磁場の変動のことが書かれていて数十年スケールの気候変動の起源は、太陽の磁場の変動を理解することが解明への鍵となりそうだ。という意味の事が述べられている。
早く太陽の磁場の変動のメカニズムを解明して欲しいと願う。
地球は宇宙に浮かんだ太陽の惑星で、環境は大気で守られ、太陽の輻射熱のおかげで微妙な地球環境が守られてきたと信じていたが、いま人類は、地球が、太陽風や宇宙風にいつもさらされていることを知った。
地球の気候は、宇宙抜きには考えられないのではないかと思った。
雷のスプライトは、以前にも紹介されていた。
その番組の終わりのほうに、超新星爆発による宇宙線と気候の関係の話があり、宇宙と地球の気候が関係しているとの話があった。
その説の概要は次のような物だったと記憶している。
宇宙線が大量に来ると、大量の電子が降りてくる。
水蒸気が電離し(お互い反発しあって)雨にならず積乱雲となって上昇する。
巨大な積乱雲が現れ天候が悪化する。
その時、太陽の活動の変化も同じく宇宙線と同じ物が出ているので、4月20日に書いた「マウンダー極小期」も同じ原理で説明が付くのではないかと思って調べた。
先ずウイキペディアを調べたら、「宇宙気候学」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%B0%97%E5%80%99%E5%AD%A6 の解説があり、そこでは宇宙と気象の関係の評価は定まっていないという。
同時に、「過去5億年にわたって地球が浴びた宇宙線量の変調と気温変化の間に強い相関が見出されている。」とも説明している。
ところが2009年12月号の「科学」の特集「太陽活動のなぞと発見」の中に「太陽活動と宇宙線、そして気候変動」という宮原ひろこ氏の小論が掲載されていた。http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/1ry/Kagaku200912.pdf
そこには、マウンダー極小期のことに関して、私が思っていたことが説明されていた。
しかも、「衛星観測による低層雲の変動と、中性子モニターによる宇宙線量の変動」のグラフも付いている。
両者の変化は見事に一致している。
即ち、もはや宇宙からの影響による気候変動は、仮説ではないといえるのではないか。
小論の終わりのほうに、太陽の磁場の変動のことが書かれていて数十年スケールの気候変動の起源は、太陽の磁場の変動を理解することが解明への鍵となりそうだ。という意味の事が述べられている。
早く太陽の磁場の変動のメカニズムを解明して欲しいと願う。
地球は宇宙に浮かんだ太陽の惑星で、環境は大気で守られ、太陽の輻射熱のおかげで微妙な地球環境が守られてきたと信じていたが、いま人類は、地球が、太陽風や宇宙風にいつもさらされていることを知った。
地球の気候は、宇宙抜きには考えられないのではないかと思った。