散歩者goo 

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昨日記150314土(塔本シスコ展・いしいしんじ<その場小説>)

2015年03月15日 13時34分39秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
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昨日は、午後からギャルリ宮脇に行った。
宮脇では塔本シスコさんの展覧会をしていた。
昨日は児童文学者で、小説家のいしいしんじさんのその場小説「絵の中ですべてが出会う」というトークライブに出席するためだ。
ギャラリ宮脇には2-3度行った覚えがある。
それらは、すべて塔本シスコさんの展覧会だった。
しかし場所はあまり覚えていない。
確か三条京阪からずいぶん歩いたことだけ覚えている。
住所を調べ地図で場所を確認し、塔本さんからもらった案内状の裏に三条からの道順の略図を書いた。念のため、京阪の神宮丸太町からの道順も書き添えた。

家を出たのは1時過ぎで、ライブが開かれるのは3時からだ。
三条京阪に着いた時は、3時を過ぎていた。
焦った。
当初の予定では、間に合わない時は地下鉄に乗って、京都市役所前まで行って歩こうと思っていた。
三条で特急を降りてプラットフォームで考えた。
地下鉄に移動するまで少し時間がかかる。
そうであるなら、このまま普通電車に乗って次の神宮丸太町の方がいいのではと考え、即決断し向かいの普通電車に乗り換えた。
神宮丸太町は、初めて降りる駅であるが、以前出町柳~三条京阪まで、鴨川を歩いたり走ったりしたことが数多くあるが、出町柳から寺町通経由で三条まで歩いたことはない。

余談だが、三条から鴨川は馴染みの道だが、その理由は、出町柳のクラシック喫茶に回数券を買ってよく通っていたことにある。
その帰りに運動不足解消のために鴨川の河原を歩いたり走ったりし、たまに双眼鏡を持ち込み探鳥も楽しんだりしていた。(走るのは鴨川を歩いているとランナーが多く通るのを見て、軽く走ってみようと思い息が軽く上がる程度走ったが、開放的な空気が何とも言えず心地よかった。)
出町柳は、私にとって遊びの起点の場所でもあった。
たとえば、出町柳から三条まで下り、三条河原町の薄暗いジャズカフェで、時間を過ごすことも、お気に入りのコースで、頻繁に通った。
また、美術館の帰りにも良く行った。(今は行けないのが残念だ。100円で行けるファストフードの喫茶とは雲泥の差である。)
も一つの遊びの一つは、鞍馬、貴船、二ノ瀬、を起点にした北山の山歩きだ。
その会数は、自慢ではないが冬も含め、月に数回の時もあり、雲ケ畑から桟敷岳までも何度も歩き、北山の山の地図に記載されているハイキングコースはすべて歩いた。

神宮丸太町から宮脇へは最適(最短)コースで、三条駅でのとっさの判断は正しかった。
宮脇に着いたのは3時半近かった。
2階の会場は超満員で、いしいしんじさんの小説を創造しながら語る声が聞こえていた。
私は階段の踊場で丸椅子に座って聞いていた。
横では建築家で現代作家でもある塔本研作氏がビデオ撮影していた。
彼のお子さんは、以前にも何度か見ていたが、今は3-4歳?になりパパに盛んに甘えに来ていた。
いしいしんじさんのお子さんも来ていて、あいさつの時に抱かれて一緒に挨拶していた。
会場では、ギャラリー時代にであった美術作家さん達とも多くであった。

催し終了後は、歩いて寺町をゆっくり南下し三条京阪から京橋経由で、帰宅した。
お金があれば、ゆっくりと楽しむのだが、今は経済的にそんな余裕はない。
やはり、お金がなくともそれなりの楽しみ方は、十分知っていて、同じ金額なら最大限の自分流の楽しみ方をする自信はあるが、やはりお金があればあるほど、更に充実した楽しみ方ができるのは間違いないと痛感している。
それでも余裕のある人を羨ましくは思わない。
少なくとも無駄金を浪費している人非常に多いと思っているので、そういう人たちから見れば、私の人生は充実していると信じているのだ。
帰りには、いつものファストフードで、コーヒー片手にお気に入りの本を読んでいた。
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