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昨日は朝から工業高校の同窓会に出かけた。
毎年春に行われている。
私は、現在消滅して、平成17年より府立成城高校に衣替えした、成城工業高等学校の2期生だ。
当時、一学年に機械工学科4クラスと電子工業科が2クラスあった。(それぞれ1クラス40名)
学区は、大阪府全域で、他県からわざわざ引っ越して入学した人もいたと聞いた。
私の通っていた中学での母校への評価は新設校だったので人気は高くはなかったが、入学後知ったのだが、一部の中学では高い評価だったらしい。
私は、単に学校まで自転車で通えるの、交通費がいらないという理由でこの学校を選んだ。
親からは大学に行かせる余裕はないという話であったので、進学校はあきらめていたが、通学の交通費に困るほど、困窮していたわけではなかった。
入学後、ほとんどの生徒が、連れだって歩いてJR放出駅に向かい、休み時間に行き返りに寄り道した話題を話しているのを見て、うらやましく思ったことがあった。
電子工業科の2クラスは、毎年クラス替えがあったこともあって、隣のクラスとも休み時間よく行き来していた。
卒業時に一度もクラスメートにならなかった人は、2-3割程度と思う。
因みに隣のクラスには女性が3名居たが、一度もクラスメートになったことはないが、顔見知りではあった。
同窓会は、電子工業科2クラス合同で行っている。
同窓会は、先生の居住地の沿線ということで阪急塚口駅近くの店で行われ、先生を含め13名が出席した。
出席することが多かった女性たちは、今年は出席しなかった。
同窓会は、K元教授のギター演奏や、全員の近況報告を聞きながら、近くの者どうし酒酌み交わし、幹事交代なども挟みながら、にぎやかに3時間ほどで終了した。
同窓会に出席していつも思うことは、アンチエイジングを行っている人が少ないということだ。
ほとんどの人は、老化は自然現象なので、そのまま死を待つだけだという考えの人が多い。
人間は40歳を過ぎると、老化を意識し始めることが多いが、積極的に対策しようとする人は少ないように見える。
私の実感では、50代以降は運動と栄養補給で、老化の進行度は極端に違ってくると思っている。
私が、アンチエイジングを意識し始めたのは50代だったが、当時は情報も意識も乏しく、老眼がひどくなりだしたとか、疲れやすくなったとか、なんとなく足腰が弱ったけれども自然の成り行きに任せるしかない、という程度の認識しかなかった。
60歳になって、疲労や老化に関しての研究も進み健康ブームが起こり、その影響もあって本格的に健康やアンチエイジングを意識し、積極的に情報を集めた。
そのころ、経済的にも困窮を極めたので、病気になると大変だという思いがあり、自分の体は自分で守るしかないと思い、ジムにも平成17年1月から通いだした。
その結果、予想した以上の効果をあげ、運動と栄養摂取の効果に満足している。
同窓会に出席している人たちを見ても、多分7-8割の人達は少し走るだけでも息が上がる状態になっているのではないかと思うが、私は時速10kmで30分間走れるようになることを目標に挑戦している。
多分現在でも時速9.5kmなら30分間走れると思っている。
10年前は時速7kmで15分走った時の心拍数が126で、息が上がった状態で、同窓生の多くの人達と同じ状態だった。
その後の10年間のトレーニングで、筋力や体力やバランス感覚もかなり上昇している。
今の最新情報では、人は誰でもトレーニングするとそれなりに筋力や体力がつくことが分かっている。
そうした知識を得て、実行するかしないかで、大きな差が出ることは間違いないと、体験的に実感している。
たとえ、70歳でも80歳でも運動し、十分栄養を補給すれば、筋力体力は現状よりは強化出来るように思っている。
このことは、肉体面だけでなく、精神面や知能の面も同様と思っている。
精神面では、いろんなことに興味や感動を失い、枯れてくる。
枯れることが、良いとは思わない。
文学や音楽や美術その他映画で演劇等の芸術で感動できる感受性が必要だが、そうしたものには自分から積極的に触れなければ感動できない。
多分感動したり、ときめいたりすることが少なくなれば、枯れてくるのだろう。
知的能力でも使わなければ、必ず退化する。
これは最近実際に見たことだが、スーパーで前に並んでいた70代らしき人がレジで、自分の財布のお金(札や小銭)をいろいろ出していたが計算が出来ず、「お任せするわ」と言って、レジに1万円札を渡していたのを見て驚いた。
このように、簡単な小学校3-4年生程度の算数さえ出来なくなっていることに気が付いていない人も多い。
例えば、九九を部分的にいえず、一部忘れている可能性もあったり、引き算や分数計算ができなくなっている可能性もある。(自分で問題を作ってやってみて、問題があるなら自分で問題を作って自主トレーニングをするべきだろう。)
知能の衰えを防止するには、家計簿や小遣い帳を付け筆算で計算するとか、意識して新聞や本を出来るだけ多く速く読むとかすれば、効果があるようにおもう。
それに歳をとると、成功体験とか社会的地位が高くなった環境に囲まれ、自分の意見がすべて通ると思い、対話をしなくなって俺のいうことに従えば問題ないと断言したり命令したりして、周囲からは年寄りの頑固者と思われるようになり、煙たがられる。
対等の立場で、お互いに相手の意見をしっかり聞き対話する習慣を付けないと、誰からも相手にされなくなる。(組織の地位と自分の実力とを混同している人が多い。)
かなり話がそれたが、同窓会後は帰宅経路が同じ人たちと梅田まで帰り、そこで阪急グランドビルの上層階のカフェレストランにより、2-3時間話し込んだ。
金融機関のコンピュータや、研究所でそれなりの仕事をし、実績を残した人達の話は非常に面白かった。
核融合は、夢のエネルギーと期待されたが、現在は話題にものぼらない。
しかも、核融合はクリーンといわれているが、重水素が変換されるトリチウムが問題だという。
普段は専門的な話をしない人でも、じっくり聞きだすと深い知識や経験を持っている人が多いらしい。
これも老人力の一つなのだろうし、そうした老人パワーも積極的に活用するべきだろう。
昨日は朝から工業高校の同窓会に出かけた。
毎年春に行われている。
私は、現在消滅して、平成17年より府立成城高校に衣替えした、成城工業高等学校の2期生だ。
当時、一学年に機械工学科4クラスと電子工業科が2クラスあった。(それぞれ1クラス40名)
学区は、大阪府全域で、他県からわざわざ引っ越して入学した人もいたと聞いた。
私の通っていた中学での母校への評価は新設校だったので人気は高くはなかったが、入学後知ったのだが、一部の中学では高い評価だったらしい。
私は、単に学校まで自転車で通えるの、交通費がいらないという理由でこの学校を選んだ。
親からは大学に行かせる余裕はないという話であったので、進学校はあきらめていたが、通学の交通費に困るほど、困窮していたわけではなかった。
入学後、ほとんどの生徒が、連れだって歩いてJR放出駅に向かい、休み時間に行き返りに寄り道した話題を話しているのを見て、うらやましく思ったことがあった。
電子工業科の2クラスは、毎年クラス替えがあったこともあって、隣のクラスとも休み時間よく行き来していた。
卒業時に一度もクラスメートにならなかった人は、2-3割程度と思う。
因みに隣のクラスには女性が3名居たが、一度もクラスメートになったことはないが、顔見知りではあった。
同窓会は、電子工業科2クラス合同で行っている。
同窓会は、先生の居住地の沿線ということで阪急塚口駅近くの店で行われ、先生を含め13名が出席した。
出席することが多かった女性たちは、今年は出席しなかった。
同窓会は、K元教授のギター演奏や、全員の近況報告を聞きながら、近くの者どうし酒酌み交わし、幹事交代なども挟みながら、にぎやかに3時間ほどで終了した。
同窓会に出席していつも思うことは、アンチエイジングを行っている人が少ないということだ。
ほとんどの人は、老化は自然現象なので、そのまま死を待つだけだという考えの人が多い。
人間は40歳を過ぎると、老化を意識し始めることが多いが、積極的に対策しようとする人は少ないように見える。
私の実感では、50代以降は運動と栄養補給で、老化の進行度は極端に違ってくると思っている。
私が、アンチエイジングを意識し始めたのは50代だったが、当時は情報も意識も乏しく、老眼がひどくなりだしたとか、疲れやすくなったとか、なんとなく足腰が弱ったけれども自然の成り行きに任せるしかない、という程度の認識しかなかった。
60歳になって、疲労や老化に関しての研究も進み健康ブームが起こり、その影響もあって本格的に健康やアンチエイジングを意識し、積極的に情報を集めた。
そのころ、経済的にも困窮を極めたので、病気になると大変だという思いがあり、自分の体は自分で守るしかないと思い、ジムにも平成17年1月から通いだした。
その結果、予想した以上の効果をあげ、運動と栄養摂取の効果に満足している。
同窓会に出席している人たちを見ても、多分7-8割の人達は少し走るだけでも息が上がる状態になっているのではないかと思うが、私は時速10kmで30分間走れるようになることを目標に挑戦している。
多分現在でも時速9.5kmなら30分間走れると思っている。
10年前は時速7kmで15分走った時の心拍数が126で、息が上がった状態で、同窓生の多くの人達と同じ状態だった。
その後の10年間のトレーニングで、筋力や体力やバランス感覚もかなり上昇している。
今の最新情報では、人は誰でもトレーニングするとそれなりに筋力や体力がつくことが分かっている。
そうした知識を得て、実行するかしないかで、大きな差が出ることは間違いないと、体験的に実感している。
たとえ、70歳でも80歳でも運動し、十分栄養を補給すれば、筋力体力は現状よりは強化出来るように思っている。
このことは、肉体面だけでなく、精神面や知能の面も同様と思っている。
精神面では、いろんなことに興味や感動を失い、枯れてくる。
枯れることが、良いとは思わない。
文学や音楽や美術その他映画で演劇等の芸術で感動できる感受性が必要だが、そうしたものには自分から積極的に触れなければ感動できない。
多分感動したり、ときめいたりすることが少なくなれば、枯れてくるのだろう。
知的能力でも使わなければ、必ず退化する。
これは最近実際に見たことだが、スーパーで前に並んでいた70代らしき人がレジで、自分の財布のお金(札や小銭)をいろいろ出していたが計算が出来ず、「お任せするわ」と言って、レジに1万円札を渡していたのを見て驚いた。
このように、簡単な小学校3-4年生程度の算数さえ出来なくなっていることに気が付いていない人も多い。
例えば、九九を部分的にいえず、一部忘れている可能性もあったり、引き算や分数計算ができなくなっている可能性もある。(自分で問題を作ってやってみて、問題があるなら自分で問題を作って自主トレーニングをするべきだろう。)
知能の衰えを防止するには、家計簿や小遣い帳を付け筆算で計算するとか、意識して新聞や本を出来るだけ多く速く読むとかすれば、効果があるようにおもう。
それに歳をとると、成功体験とか社会的地位が高くなった環境に囲まれ、自分の意見がすべて通ると思い、対話をしなくなって俺のいうことに従えば問題ないと断言したり命令したりして、周囲からは年寄りの頑固者と思われるようになり、煙たがられる。
対等の立場で、お互いに相手の意見をしっかり聞き対話する習慣を付けないと、誰からも相手にされなくなる。(組織の地位と自分の実力とを混同している人が多い。)
かなり話がそれたが、同窓会後は帰宅経路が同じ人たちと梅田まで帰り、そこで阪急グランドビルの上層階のカフェレストランにより、2-3時間話し込んだ。
金融機関のコンピュータや、研究所でそれなりの仕事をし、実績を残した人達の話は非常に面白かった。
核融合は、夢のエネルギーと期待されたが、現在は話題にものぼらない。
しかも、核融合はクリーンといわれているが、重水素が変換されるトリチウムが問題だという。
普段は専門的な話をしない人でも、じっくり聞きだすと深い知識や経験を持っている人が多いらしい。
これも老人力の一つなのだろうし、そうした老人パワーも積極的に活用するべきだろう。