先週の金曜日、始まりましたよCesar911のシーズン2。
「始まった始まった~。シーザーさん久しぶり~。」
第1話の主役はアメリカンブルドッグのGunny。なんか我が家的には親しみを感じる名前じゃありませんか。
だけどタイトルは「Loaded Gunny」loadedって「弾丸が装填された」という意味で
Gunnyの名前とgun=銃をかけて、装填済みのGunnyという物騒なタイトルなんですよ。
まずはエピソードの予告編をどうぞ。
ここから下はネタバレ全開になりますので、日本版を見るまで知らずにおきたいという方はご注意を。
長くなるので、今日は前半。明日続きの後半をアップしますね。
今日のエピソードは1つだけ。そういう場合、深刻なケースが多いですよね。
南カリフォルニアの郊外(我が家から車で30分くらいの所です。)で馬牧場と馬のトレーニングを経営しているご夫婦。
エネルギッシュでハイパーなロットワイラーのバスチアンと、問題のブルドッグのガニー。
夫妻には3歳の息子さんがいるんですが、ガニーはこの子を既に3回も咬んでいるんですね。
「それはすごく深刻だわー。命にかかわる事態だもの。」
ロットワイラーのバスチアン、彼は奥さんが馬のトレーニングをしていると興奮して吠えたり
手当たり次第に物を噛んだりして大きな音を出し、その自分の行為でさらに興奮していきます。
突然大きな音がするので、馬は当然驚いたり怯えたりするので、たいへん危険です。
さらに悪いことに、その興奮したバスチアンに対してブルドッグのガニーが攻撃を仕掛けます。
体重40kgの大型犬がガップリ組み合って争い始めると、ご夫婦二人がかりでもなかなか引き離せません。
犬たちがこういう状態なので、馬にも当然影響が出て、トレーニング中の顧客が振り落とされたこともあり
牧場の経営にも深刻な影響が出ています。
さらに深刻なことは、先にも述べたガニーによる3歳の息子さんへの攻撃。
手を咬まれた息子さんは手術が必要な怪我を負いました。
さらに、ご主人とガニーが一緒にいた所に息子さんが近づいてきた時、ガニーは息子さんの喉元めがけて咬みついたこともあります。
この時はご主人が咄嗟に押さえて、大事には至らなかったものの、瞬間の差で惨事になっていたところです。
「それって、トレーナーを頼もうと思っても殺処分を勧められるレベルだよね。」
うん、そうなるケースが多いよね。
(ダンバー博士の咬傷事故査定基準表、こちらもご参照ください。)
で、ご主人は息子さんを守るために犬を射殺すると奥さんに告げました。
奥さんの方は、犬たちも家族なんだからそんなことは受け入れられない、離婚も真剣に考えるという事態に。
この時点で、ご夫婦ともにかなり追い詰められて、ちょっと強い言い方をすれば正気を失っているという印象でした。
だって、獣医さんに連れて行って安楽死を頼むというならまだしも、射殺って!
そもそもカリフォルニアでそんなことしたら、いくら自分の犬でも立派な犯罪です。
犬の殺処分は資格のある医師の手による、法で定められた手順というものがあります。
「おかーさんは思わず口を開けたまま固まってました。」
奥さんの方も、自分の息子が重傷を負ったり、危機一髪で命を落とすところだったりしているのに
具体的な対策は何も立てずに、犬たちをかばっているだけで泣いている。
犬のせいで家業である牧場の経営にも悪影響が出ており、夫婦の間にも亀裂が入っている。
そんな状態で犬たちの精神状態が安定するはずもない。
「そりゃもうシーザーさんに頼むしかないよねえ。」
話を聞いてるシーザーさんも深刻な顔だったし、冗談だけど「帰りたい」って言ってたしね。
で、まずはハイパーなロットワイラーのバスチアンから見てみることに。
これはもういつもの大定番。犬が興奮しそうな仕草を見せ始めた瞬間にタッチして座らせたりフセをさせる。
いつも言われている「ルール・境界・リミット」を明確にしてやることです。
シーザーさんがやると一瞬で終わってしまって「何の参考にもならない」という感じでしたが(笑)
幸い、ご夫妻は馬のトレーニングをしているので、コツさえ掴めばバスチアンの興奮をコントロールすることは
意外と早くにマスターできました。
(なんで馬はトレーニングできるのに、犬はあんな風だったんだろうと、素朴な疑問。)
そして問題のガニーの方は、予想通り、いったんドッグサイコロジーセンターに連れ帰ってじっくりリハビリすることになりました。
ガニーの成果は明日後半でアップしますね。
上に貼り付けた予告編以外の動画もアップされている番組のサイトも貼っておきましょう。
http://www.cesar911.com/episode/201
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「明日も来てね~」
「始まった始まった~。シーザーさん久しぶり~。」
第1話の主役はアメリカンブルドッグのGunny。なんか我が家的には親しみを感じる名前じゃありませんか。
だけどタイトルは「Loaded Gunny」loadedって「弾丸が装填された」という意味で
Gunnyの名前とgun=銃をかけて、装填済みのGunnyという物騒なタイトルなんですよ。
まずはエピソードの予告編をどうぞ。
ここから下はネタバレ全開になりますので、日本版を見るまで知らずにおきたいという方はご注意を。
長くなるので、今日は前半。明日続きの後半をアップしますね。
今日のエピソードは1つだけ。そういう場合、深刻なケースが多いですよね。
南カリフォルニアの郊外(我が家から車で30分くらいの所です。)で馬牧場と馬のトレーニングを経営しているご夫婦。
エネルギッシュでハイパーなロットワイラーのバスチアンと、問題のブルドッグのガニー。
夫妻には3歳の息子さんがいるんですが、ガニーはこの子を既に3回も咬んでいるんですね。
「それはすごく深刻だわー。命にかかわる事態だもの。」
ロットワイラーのバスチアン、彼は奥さんが馬のトレーニングをしていると興奮して吠えたり
手当たり次第に物を噛んだりして大きな音を出し、その自分の行為でさらに興奮していきます。
突然大きな音がするので、馬は当然驚いたり怯えたりするので、たいへん危険です。
さらに悪いことに、その興奮したバスチアンに対してブルドッグのガニーが攻撃を仕掛けます。
体重40kgの大型犬がガップリ組み合って争い始めると、ご夫婦二人がかりでもなかなか引き離せません。
犬たちがこういう状態なので、馬にも当然影響が出て、トレーニング中の顧客が振り落とされたこともあり
牧場の経営にも深刻な影響が出ています。
さらに深刻なことは、先にも述べたガニーによる3歳の息子さんへの攻撃。
手を咬まれた息子さんは手術が必要な怪我を負いました。
さらに、ご主人とガニーが一緒にいた所に息子さんが近づいてきた時、ガニーは息子さんの喉元めがけて咬みついたこともあります。
この時はご主人が咄嗟に押さえて、大事には至らなかったものの、瞬間の差で惨事になっていたところです。
「それって、トレーナーを頼もうと思っても殺処分を勧められるレベルだよね。」
うん、そうなるケースが多いよね。
(ダンバー博士の咬傷事故査定基準表、こちらもご参照ください。)
で、ご主人は息子さんを守るために犬を射殺すると奥さんに告げました。
奥さんの方は、犬たちも家族なんだからそんなことは受け入れられない、離婚も真剣に考えるという事態に。
この時点で、ご夫婦ともにかなり追い詰められて、ちょっと強い言い方をすれば正気を失っているという印象でした。
だって、獣医さんに連れて行って安楽死を頼むというならまだしも、射殺って!
そもそもカリフォルニアでそんなことしたら、いくら自分の犬でも立派な犯罪です。
犬の殺処分は資格のある医師の手による、法で定められた手順というものがあります。
「おかーさんは思わず口を開けたまま固まってました。」
奥さんの方も、自分の息子が重傷を負ったり、危機一髪で命を落とすところだったりしているのに
具体的な対策は何も立てずに、犬たちをかばっているだけで泣いている。
犬のせいで家業である牧場の経営にも悪影響が出ており、夫婦の間にも亀裂が入っている。
そんな状態で犬たちの精神状態が安定するはずもない。
「そりゃもうシーザーさんに頼むしかないよねえ。」
話を聞いてるシーザーさんも深刻な顔だったし、冗談だけど「帰りたい」って言ってたしね。
で、まずはハイパーなロットワイラーのバスチアンから見てみることに。
これはもういつもの大定番。犬が興奮しそうな仕草を見せ始めた瞬間にタッチして座らせたりフセをさせる。
いつも言われている「ルール・境界・リミット」を明確にしてやることです。
シーザーさんがやると一瞬で終わってしまって「何の参考にもならない」という感じでしたが(笑)
幸い、ご夫妻は馬のトレーニングをしているので、コツさえ掴めばバスチアンの興奮をコントロールすることは
意外と早くにマスターできました。
(なんで馬はトレーニングできるのに、犬はあんな風だったんだろうと、素朴な疑問。)
そして問題のガニーの方は、予想通り、いったんドッグサイコロジーセンターに連れ帰ってじっくりリハビリすることになりました。
ガニーの成果は明日後半でアップしますね。
上に貼り付けた予告編以外の動画もアップされている番組のサイトも貼っておきましょう。
http://www.cesar911.com/episode/201
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「明日も来てね~」