SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

St.パトリックスデーすべりこみ

2015-03-17 22:43:08 | アメリカ生活
3月17日はSt.パトリックスデー。アイルランドにキリスト教を伝道した聖人パトリックの命日です。
アイルランドの国の色グリーンにちなんで、緑色の服を着るのがお約束。

アメリカなのに、なんでアイルランドの歴史の日のお祝いをするのかと言うと、
アメリカにはアイルランドから移民してきた人たちがたくさんいて、彼らが祖国を懐かしんで
大規模にこの日を祝ったのが伝統となり、今やアメリカの大きな行事のひとつとなったというわけ。

「あたしもグリーンをバックに決めてみました。」

今やアイルランドの部分はすっ飛ばされて、緑のものを身につけて思いっきり呑んだくれる日という感じですけれどね(笑)

「でもセントパトリックスデーにはごちそうがあるんだよ~!」

そう。うちのブログでは毎年書いてるので「またか」という感じですが、年中行事だからね。
豊かとは言えない国だったアイルランドの庶民にとって牛肉は特別な日の大ごちそう。
だから大事に岩塩で塩漬けにして保存して、セントパトリックスデーのごちそうにしました。

これがコーンドビーフ。コーンって岩塩のことです。あの缶詰のコンビーフの原型です。
うちはオットの家系がアイリッシュなので、この日は毎年コーンドビーフディナーなんですが
今日は仕事で出かけるので夕食はいらないと言うので「じゃあコーンドビーフは明日にするか」と思っていたら

「おとーさん、5時半になってキャンセルになったから今から帰る~って電話してきたの。」

えーっ。今夜はひとりごはんで簡単だ~ってくつろいでたのに。
でもまあ、行事の料理って当日でないとなんとなく白けるし(恵方巻きを2月4日に食べるとかね)
圧力鍋でコーンドビーフ茹でちゃうか(塩漬けで真空パックになったお肉を買ってきて茹でるだけなんです。)

茹でてる間に、これもセントパトリックスデーのお約束ソーダブレッドも焼いて、私って偉いなあと自画自賛。
なんとかすべりこみセーフでしたよ。

でも料理の写真までは撮ってる余裕がありませんでした。これは以前に撮った写真。

でも今年もこれとほとんど変わらなかった(笑)



「いい匂いがしてたのに、あたし達にはくれなかったのよ~。」

ごめんごめん。いつもはセントパトリックスデーはニコニヤも牛肉の日だったのにね。
すっかり忘れてたわ。でも2日前にしっかり牛肉のディナーの日があったからいいじゃない。


バナーもセントパトリックスデー仕様でクローバー
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コメント (3)
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