昨日まとまらなかったことの続き。

「で?まとまったの?」
うん。結局のところね、言いたいことはいつもと同じ。
保護活動ってもっと裾野を広げないといけないよねってことなんですね。
昨日も少し書いたけれど、アメリカは日本よりも進んでるってことはないんです。
FBでいただいたコメントなんかでも「海外の紹介文は読んでて楽しいのが多い」という主旨のものも
チラホラと見られたんですが、違うの。発信したものが外国である日本まで届くような文章というのは
大きな団体や有名人が書いた、クォリティの高いものだけだということを忘れちゃいけない。
アメリカで小さなレスキューグループが発信している紹介プロフィールなんかだと
「せっかくなのに、こんな書き方じゃもったいないなあ」と思ってしまうものも見受けられます。
でもそういうのは、当然ながら日本までは届かないですからね。
そもそもそういう事例が多いから、ASPCAやベストフレンズみたいな団体がノウハウを公開してるんですもんね。

「ねえ、裾野の話からずれていってない?」
あ、そうですね。ニヤ様すみません。
アメリカと日本、そんなに変わらないよと書いたけれど、違うところももちろん有ります。
一番の違いは保護活動に関わる人たちの層の厚さ。
上はそれこそASPCAやベストフレンズのような大きな大きな団体があって、完全に経営者視点のトップが運営している。
一方では、ボランティアや寄付に対する垣根が低いので、気軽で小規模の参加者が多い。
小規模の参加者って、月に1回だけなどの単位でボランティアに参加したり、少額の寄付をしたりという人たち。
残念ながら、日本の場合だと、ここのところの垣根がまだ高い気がします。
経営者視点のトップがいる団体ってまだまだ少ないし、いらしたとしても、まだ他の団体の指導までは手が回らない。
保護活動に対する垣根が高いので、ちょこっとボランティアとかちょこっと寄付とかする層も少ない。
中間の層は日本でも増えていて、ありがたいことだなあと思うんですけれどね。
実際に様々な活動をなさっている方々からすると、たまのボランティアや少額の寄付なんて
甘い甘いと思われるかもしれないけれど、そういう人たちが100人200人と増えていけば
現場の最先端で活動されている方々の負担も分散していけるわけです。
せっかく保護犬の飼い主募集をしても、プロフィールの文章書き方ひとつで
「なんかやっぱり保護活動って、怖くて暗いイメージだし、私には無理。」って思われては裾野は広がらない。

「保護犬は怖くないわよーッ!ほらっ!」
ニヤ、保護犬じゃなくて保護活動。
保護活動や活動する人たちへのイメージをソフトで取っつきやすいものにする努力は未来への大切な投資だと思います。
ASPCAは「里親希望者との話し方のコツ」なんていうビデオもyoutubeにアップしていて、感じのいい喋り方のコツを紹介しています。
(近いうちに訳文をつけてアップしますね)
よく聞かれる声のひとつに「保護犬を引き取ろうと思ったけれど、条件が合わなくて断られた。」というものがあります。
一度は家を失った動物たちですから、二度とそういう思いをしないように厳しく見定めたいという思いは重々承知なのですが
そこはやっぱり、言葉の選び方や話し方のトーンひとつで、好印象にも悪印象にもなるわけです。
別に日本のことだけを言ってるわけじゃないんですよ。
うちだってニヤを迎えた時に、先に行ったシェルターで酷い扱いをされたこともあるし
「社会人としてなっとらんな」とビックリするような対応をされたこともありました。
断られた方も、条件に当てはまらなくても、相談に乗ってくれる団体や個人で活動されている方もいるので
「ダメ」と言われた理由がどうしても納得いかない場合は、諦めずに他も当たってみて欲しいですね。
そして、場合によっては一時預かりやシェルターでのボランティアも検討して頂きたい。

「いろんな面から検討してみてね~。」
あ~、なんだか歯切れが悪くてスッキリしないなあ(笑
つまりね、保護活動をしている方々は良いイメージを与える努力が必要だし
保護動物を引き取ろうと思われた方も、オープンで柔軟な気持ちで活動している方たちを見て頂きたい。
動物を今すぐに引き取れなくても、ちょっとしたボランティアや、物品の寄付をアマゾンで送ったり
そんな「ちょこっと参加」もちょっと勇気を出してやってみると、違う世界が開けるかもしれません。
今回の記事で言えば「紹介文を書く方」「読む方」両方が歩み寄っていけば、少しずつ裾野を広げていけると思うんだなあ。

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「で?まとまったの?」
うん。結局のところね、言いたいことはいつもと同じ。
保護活動ってもっと裾野を広げないといけないよねってことなんですね。
昨日も少し書いたけれど、アメリカは日本よりも進んでるってことはないんです。
FBでいただいたコメントなんかでも「海外の紹介文は読んでて楽しいのが多い」という主旨のものも
チラホラと見られたんですが、違うの。発信したものが外国である日本まで届くような文章というのは
大きな団体や有名人が書いた、クォリティの高いものだけだということを忘れちゃいけない。
アメリカで小さなレスキューグループが発信している紹介プロフィールなんかだと
「せっかくなのに、こんな書き方じゃもったいないなあ」と思ってしまうものも見受けられます。
でもそういうのは、当然ながら日本までは届かないですからね。
そもそもそういう事例が多いから、ASPCAやベストフレンズみたいな団体がノウハウを公開してるんですもんね。

「ねえ、裾野の話からずれていってない?」
あ、そうですね。ニヤ様すみません。
アメリカと日本、そんなに変わらないよと書いたけれど、違うところももちろん有ります。
一番の違いは保護活動に関わる人たちの層の厚さ。
上はそれこそASPCAやベストフレンズのような大きな大きな団体があって、完全に経営者視点のトップが運営している。
一方では、ボランティアや寄付に対する垣根が低いので、気軽で小規模の参加者が多い。
小規模の参加者って、月に1回だけなどの単位でボランティアに参加したり、少額の寄付をしたりという人たち。
残念ながら、日本の場合だと、ここのところの垣根がまだ高い気がします。
経営者視点のトップがいる団体ってまだまだ少ないし、いらしたとしても、まだ他の団体の指導までは手が回らない。
保護活動に対する垣根が高いので、ちょこっとボランティアとかちょこっと寄付とかする層も少ない。
中間の層は日本でも増えていて、ありがたいことだなあと思うんですけれどね。
実際に様々な活動をなさっている方々からすると、たまのボランティアや少額の寄付なんて
甘い甘いと思われるかもしれないけれど、そういう人たちが100人200人と増えていけば
現場の最先端で活動されている方々の負担も分散していけるわけです。
せっかく保護犬の飼い主募集をしても、プロフィールの文章書き方ひとつで
「なんかやっぱり保護活動って、怖くて暗いイメージだし、私には無理。」って思われては裾野は広がらない。

「保護犬は怖くないわよーッ!ほらっ!」
ニヤ、保護犬じゃなくて保護活動。
保護活動や活動する人たちへのイメージをソフトで取っつきやすいものにする努力は未来への大切な投資だと思います。
ASPCAは「里親希望者との話し方のコツ」なんていうビデオもyoutubeにアップしていて、感じのいい喋り方のコツを紹介しています。
(近いうちに訳文をつけてアップしますね)
よく聞かれる声のひとつに「保護犬を引き取ろうと思ったけれど、条件が合わなくて断られた。」というものがあります。
一度は家を失った動物たちですから、二度とそういう思いをしないように厳しく見定めたいという思いは重々承知なのですが
そこはやっぱり、言葉の選び方や話し方のトーンひとつで、好印象にも悪印象にもなるわけです。
別に日本のことだけを言ってるわけじゃないんですよ。
うちだってニヤを迎えた時に、先に行ったシェルターで酷い扱いをされたこともあるし
「社会人としてなっとらんな」とビックリするような対応をされたこともありました。
断られた方も、条件に当てはまらなくても、相談に乗ってくれる団体や個人で活動されている方もいるので
「ダメ」と言われた理由がどうしても納得いかない場合は、諦めずに他も当たってみて欲しいですね。
そして、場合によっては一時預かりやシェルターでのボランティアも検討して頂きたい。

「いろんな面から検討してみてね~。」
あ~、なんだか歯切れが悪くてスッキリしないなあ(笑
つまりね、保護活動をしている方々は良いイメージを与える努力が必要だし
保護動物を引き取ろうと思われた方も、オープンで柔軟な気持ちで活動している方たちを見て頂きたい。
動物を今すぐに引き取れなくても、ちょっとしたボランティアや、物品の寄付をアマゾンで送ったり
そんな「ちょこっと参加」もちょっと勇気を出してやってみると、違う世界が開けるかもしれません。
今回の記事で言えば「紹介文を書く方」「読む方」両方が歩み寄っていけば、少しずつ裾野を広げていけると思うんだなあ。
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