介護が一段落した義姉が猫と一緒にわが家を出て行く。15年以上続いた5人と猫3匹（猫は現在の数）の暮らしは、明日から2人と1匹になる。
義父母のアルツハイマー型認知症が進んだ我が家は、二人を違うグループホームへ預けている。しっかりしていると思われた義父に症状が現れはじめたのは、ほんの2年と少し前のことで、すぐさま義父の車のキー没収。ほどなくして義母にも症状が現れはじめた。幸い徘徊はなかったけれど、詳しくは書かないが、入院先でヒドイ目にあったりいろんなことが。
初期症状のころケアマネージャーさんに相談し、いろいろアドバイスを受けたけど、要するに2人を同時介護なんか絶対無理だから、利用できる制度は全部使いましょうということでして。まずデイサービスやショートステイを利用。それでも一番きつい頃は妻の心労がピークに達し、うちの中はややピリピリムードに。家計をやりくりしつつ、昨年秋に義父をグループホームへ。ようやく施設の空きがでてこの春に義母も預けた。
認知症は、なだらかに進行するのではなく、突然ドーンと悪くなる。昨日まで日常の動作でできたことが今日は出来ない。例えば昨日箸が使えたのに今日は持ち方がわからないとかそんな具合です。食事で醤油や出汁などのつけだれがあったら、全てをそれに浸して口に運ぶとか。その辺は置いといて、とにかく義姉が介護から解放されて引っ越すので、今夜は「今までお疲れさん」ということで、妻と3人で飲みに出かけました。
まぁでも両親はあの世に旅立ったわけではないので、この先どうなるかはわからないけど、まずは夫婦二人穏やかな？暮らしがおくれそうです。
