全世界的に、労働組合の力が弱くなっているのだと思います。
今回も、3年契約を更新するのにああでもない、こうでもない、ともめにもめ、結局契約は数カ月前に切れ、なんとか交渉がまとまり、組合員が投票で新しい契約内容を支持したのが今年に入ってからです。
昨年の7月まで遡って一律3%の昇給、そして一度きりのボーナスが数百ドル出ることになりました。それが入金されるのが、3月です。さっき計算したら、3月に普通のお給料以外にもらえるのは、$1711.97ドル。そこから、三分の一ほどが税金で持っていかれます。でも、リストラがすごいことを考えると、もらえるだけラッキー。
今回は、労働組合の人たちの焦燥感が半端なかったです。ストを決行しなければならないのかも、と思ったほど。その時には、参加しようと考えていました。私は失うものあんまりないもんね。
とにかく、州は私達の権利を片っ端から剥ぎ取る作戦に出て、例えば従業員の昇給昇格できるプロセスを止める、とか、駐車場の代金を上げる(そう、私達も払っています)、労働組合に苦情を提出する権利をはく奪する、とかそれはそれはすごかったです。
一応今回は全労働組合(何種類もある)が猛反発してなんとかなったようですが・・・これ、3年後は分からないよね。
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