先日、下の子と一緒に犬の散歩に行きました。大体、通るところはいつも決まっています。
だから、どの家に猫がいて、犬がいて、というのも下の子はまあまあ分かっています(私はそういうのはわからない)。
ある家の前を通りかかったときのこと。
その家の子供二人が庭にいて、家のドアは開いており、私達が家の前を通りかかったとき、すさまじいスピードで白い成犬のピットブルがドアから出てきてまっすぐにうちの犬に向かってきました。それは、遊ぶ感じではなくて、もう、もろに自分の敷地にいる侵入者を襲う攻撃の仕方。私とうちの子が犬の間に入ってもだめ。最後は私が全力で蹴るも、執拗に犬に向かってきます。騒ぎを聞きつけたその家のお母さんが出てきて、自分の犬を押さえつけ、その間に私達はほうほうの体で逃げました。少し離れたところまで行ったら、うちの子はがくがく震えて涙が止まりません、うちの犬はこれまで見た中でもっとも怯えていて、しっぽは完全に足の間に入ってしまっている状態。どちらも動きません。動けなくなった場所の前にある家の人が出てきて、その人は自分も犬を飼っていて、医療関係者ということで、うちの犬に怪我がないか見てくれました。幸い怪我はなかったのですが、あちこち噛まれて唾液でびっしょり。うちの下の子は無数のかすり傷。私は無傷(すまん)。その自称医療関係者の人が車で送ってくれると何度も言ってくれたのですが、それはアメリカ、別の意味で怖いので固辞して歩いて帰りました。犬は、抱っこして帰ろうとしましたが、抱っこも嫌な模様なので、とぼとぼ歩く。途中で、気立ての優しそうなリトリーバーと出会い、そこでうちの犬はちょっと気を取り直し、普通に歩いて帰りました。
帰ってすぐにもう一度怪我の有無を確認し、速攻お風呂で洗いました。子供の怪我の手当もして、幸いそちらも軽症かつ別に病気を移されたりしなかったようでほっとしています。
夜になってから、その家をGoogle Mapで見たら、そのピットブルがしっかり写真に写ってるじゃん。その家のオーナーは、決して謝ることはありませんでした。私達が保健所に届けるかも、と思ったのかも?逆に子供たちに「なんでドアが開けっ放しなの?」と怒鳴っていて、うーん、そこじゃないよね、と顔を見合わせる私とうちの下の子。
無事だったから良かったものの・・・。
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