今週から春学期のオリエンテーションが始まり、来週からはいよいよクラスが始まります。
今週になってもまだ入学できないか交渉してくる学生がいて、そういう人に限って無理なことを言ってきて疲れる。
しかも、提出するべき書類を出していないのにごねてきたりとか、夏の終わりまでに履修し終わっていなければならなかったクラスを秋にだらだら履修してそれでなんとかしろ、と言ってきたり・・・。
一昨日来たイラン人の女性は、2009年に受けたTOEFLスコアでなんとかしろ、とずいぶん前から言ってきていたのですが、どうにもならないのでついにDirectorの私に回されてきて・・・挙句の果てには私たちのウェブサイトに「有効期限は2年」と明記していない、とかあれこれこちらのせいにしてくる。いやいや、各種テストの有効期限は私たちが決めたことじゃないので、テストを実施している団体に問い合わせてください、って書いてあるよね、と言っても絶対に引かない。ただ、申請している学部が特別にTOEFL免除するというレターを発行してくれれば私たちは免除できるので、それを依頼してみては?と言ったら・・・夕方戻ってきた。
デジャブのような状態でその学生がさんざんごねた後、学部の人とお話ししたら・・・なんと、担当の人がミーティングから戻ってくるまで1時間半座り込んで待った、という。さらに「絶対にそんな手紙は出さない」という。そして、彼女の名前をGoogleしてみて、というので見てみたら、今まで通ったすべての学校に対して訴訟を起こしてるじゃないの~!?
訴訟の内容は、どれもこれもたわいのないこと、というか逆切れというか、成績が悪いのを大学のせいにしたり、クラスがトランスファーできなかったのを大学のせいにしたり、コースディスクリプションの内容が不十分だったから騙された、みたいなことだったり、あとはなんだったかな、カタログにもいちゃもんつけてたかな?自分で訴えておいて自分は裁判所に出頭せずどれもうやむやになって終わったケースばかり。クレーマーか~。とほほ。
私とその学生がやりあっている間、周囲のオフィスの人たちはいつキャンパスポリスを呼ぼうかと準備していたそうです。私本人は身の危険は感じなかったので警察呼ぶほどではなかったですが、Associate DeanとDeanと話したい、という。いや、Associate Deanはインドからの出張帰りで食中毒でお休みしてるしwww Deanはどこにいるか分かりません~。私たちだってそんなに簡単にお会いできない人なんですけど?
結局、昨日、今日とそのイラン人は戻ってこなかった。
おや、私のスタッフに100回近くおかしなメールを送ったのに突然どうしたんだろう?あきらめたのか、弁護士に行って私たちを訴える準備をしているのか。
私は学生に対して結構強く出るので、たいていのケースでは大丈夫なんだけど、お気の毒ですが、この方はちょっと頭がおかしい(まじで)ようで、これまでも、これからも、こうやって無駄な交渉を続けて、挙句の果てに訴訟を起こして結果として何の得もしないような人生を生きていくんだろうな、となんかものすごく残念に思いました。
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