森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

こころの窓

2008年04月10日 23時01分15秒 | 過去ログ
昨日から大学院の授業がスタート。
神経リハビリテーション特論がはじまった。
大学院に通うもの、ネット上から授業をきいているもの。
いろんな手段があるが、
結局は自分次第。

どのように持続し、そして、step upするかだ。
baby stepでもいいので、毎日stepしている自分を感じることだ。

久しぶりの21時までの授業であり、
一気に喉がやられる。

今日は会議後、同じく大学院の授業。
「美しく生きる~」とは何か?
みなさんの「眼」に現れている。
目は口ほどにものをいう。

いろんな、しぐさ、時計を見るなど、
から、こころの状態が読み取れる。

「大人の階段」のぼる~ のぼってもらいたい。

自分のしたいこと(研究)だけがすべてじゃない。
今日は「必修」科目だったので、
他の領域の院生も入っていたので、
それを感じた。

若いものほど、それを感じた。
「prefrontal cortex」の成長を
社会人になっても起こさないといけない。

自己を分析し、自己を反省する。

研究もその繰り返しだし、
人生もその繰り返し。

「目を踊らせる」「目を伏せる」「目の色をかえる」「目が覚める」…。
これらの目に関係する言葉は、全て自己の感情・精神状態を示している
眼球運動や行動分析の認知構造から、脳の活動が予測できる。

脳を研究すると、学科(自分の職業)などの既存の枠にとらわれない、
広範な知識が必要なのだ。

だから、狭い範囲で研究をしようとしている人たちの、
自分を肯定するこころが、即座に読み取ることができる。

人間というものは、実に面白いし、
自分が大好きだ。

非言語的コミュニケーションに長けると、
ストレスになる。

自らの人生に影響を受けない(されていない)「他者を尊重する」
一番難しい人間の脳の機能かもしれない。

もはや「悟り」の境地である。
「意識活動」を研究しているものが、
その世界感に向かうのはわかる。

「宗教」を超えた「宗教」
それが「仏教」なのかもしれない。



「神経リハビリテーション研究室」に在籍していないM1の院生にも
ブレークスルーとなる研究成果を期待するよ。


批判を恐れず、未来を創造する。


「安定」「いばらの道」、その人生選択は、
いつも人間にとって難しい。


院生の授業後、奈良リハセンターの面々が、
PT、OT学会の準備に来た。


この仲間に囲まれていると、
率直に楽しい。