森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

静けさのなかの和の美

2009年04月17日 23時38分35秒 | 過去ログ
金曜日は終日、京都で過ごす。
時間がゆるやかに流れ、
対談という仕事はするが、
こういう身体感は本来人間が持ちえる
ものだろう。

世の中は、出力ばかりで
時間を消費する傾向にあるが、
時間がもったいないという感覚は
この空間にはない。

対談は沖縄での生活へと進み、
生きるとはどういうことかと話が展開した。







哲学の道を歩き、
ギャラリーをのぞき、
田舎の原風景を感じ、
自らのルーツを回想した。



私にはこの川のせせらぎが
少年時代を回想させる。
川辺でくらした生活が
脳のなかに刻み込まれている。








ルーツとはなにか。
私にとってのルーツとは。
人間の回想はいかに親身な愛すべきものなのか。

リハビリは単なる機能訓練でもないし、
動作練習でもないし、環境設定・援助でもない。

患者と話し、ロマンティックリハビリテーションをつくる。
そのプロセスがリハビリである。