テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

新型コロナウイルスの事、、、~今日のお店はお休みにします。

2020年03月13日 | コロナウイルス2020

でね、またしょうもない話ですけど、、、いやいや、今日の話は真面目な話ですわ、

この状況なので、やはり新型コロナウイルスに関わる思いつきをいくつか書いておきます、

2020年3月11日にWHOは“パンデミックと呼べる状態”と発表、世界的に一段と状況が悪化したと警鐘を鳴らしました、

この状況下でさまざまな制約が発生するのは致し方ないと容認しますが、

同じく3月11日の“選抜高校野球中止”の決定には驚きました、

屋外のスポーツは(無観客なら)出来るかなと思っていたのですが、選手の移動や宿泊時のリスクを完璧に回避することはできない、ということだそうです、、、

なるほど、、、完璧なリスク回避はあり得ないですね、たしかに、

出場決定校の選手の胸中は想像に難くありません、、、無念でしょう、

休校に伴い、子供たちが昼間公園で遊んでいることに対して、“休校の主旨に反するのではないか?”という意味の抗議があるようですが、これは過剰な反応、的外れの抗議かなと思っています、

屋外での感染リスクは相当低いと思っています(あくまで個人的な思い、エビデンスは未確認)、

子供が一日中家に留まることの方がいろんな社会的・肉体的・精神的リスクがあります、

子供は外で遊んでもイイよ、はい、軽やかに遊びなさい、

今回のコロナウイルスの致死率は1%くらいではないかとアメリカ国立衛生研究所が発表しています、(イタリアの速報では6%台の報告もありますが、、、)

インフルエンザの致死率が0.1%前後と云われているので、10倍くらい怖い病気な訳です、

でも、過剰に反応する、過剰に恐れることも無いとも思っています、

“致死率1%”という数字を軽くみる訳ではありませんが、健康なカラダを持っている人は発症率も重症化率も低い病気のようです、

問題は持病があったり、高齢の方々、重症化しやすい方々への対応です、

パンデミック状態になると問題になってくるのが“医療現場の崩壊”です、

これはつまり、重症化した患者の治療が数的に追いつかなくなる状態、これは防がなくてはなりません、

軽症者が病院に押しかけて、重症化した感染者の治療が回らなくなるのが一番怖いし、悲しい、

パンデミック状態になったら、感染者でも発症していない人や軽症の人はなるべく医療に手間を掛けないで、自分で治癒を目指すことが必要になって来ます、

こう書くとちょっと非情のような気もしますが、感染の確認が終わり、適切な薬の投与以外にすることが無い軽症者は病院ではなく自宅で安静にすることを求められるようになるかもしれません、

ワクチンが出来るまでは古典的な対応しかできないのが実情でしょう、

病院は重症化患者への医療行為に専念する施設となるしかない、、、

パンデミックが起こった時にパニックを起こさないで冷静な行動ができるか?ここが分かれ目のような気がしています、

マスクの欠品は解消して欲しい(難しそう)ですが、トイレットペーパーやティッシュペーパーの買い占めはデマに踊らされた過剰反応、

おそらく、これからも状況が悪化するといろんなデマを流す人が出てくると思います、

デマや間違った情報に惑わされない、ということも大切です、デマがきっかけであっても一旦パニックが起こると、それは現実になってしまいます、

デマやパニックで医療現場が崩壊することだけは避けたいです、

14世紀に世界的に流行したペスト(黒死病)、致死率は最大で90%にも及び、当時の欧州では1億人が亡くなったと云われています、

この時の感染拡大はネズミが起こしたというのが今までの定説でしたが、最近では“人と人の接触”によるものが大きかったのではないかという説も出ています、

14世紀に比べると格段に人の行動範囲が広がり、スピードが上がった21世紀、おそらくパンデミックは避けられないかもしれません、

もちろん、感染拡大を防ぐ、遅らせるのが喫緊の課題です、

でも、もし、次のステップに入ったら、、、

前向きに“致死率1%”を思い出してください、恐怖に負けないで冷静に行動しましょう、

パニックにならずにコロナウイルスに勝利したいものです、

世界で人間の叡智が試されています、