なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事109~先週の陽性率は0.3%でオールグリーン、オミクロン株の重症化率は?まだ不明
、
【今週のまとめ】
先週の陽性率は0.3%、感染者数がやや増えたもののオールグリーン、
徐々に分ってきたオミクロン株の素顔、
重症化率は低いのか?まだ決定的な研究成果はまだ無し、
ワクチン効果は?3回目接種で効果が上がる、
国内でのオミクロン株感染者数は12人に(12月10日現在)
、
、
◆先週もオールグリーン
先週の陽性率は0.3%(先々週0.2%)と安全水域を進行中、
、
全国の1週間の感染者数は先々週766人⇒先週861人とやや増加したので、
陽性率も0.3%と上昇、
でも、細かく書くと0.25%=四捨五入で0.3%というレベルなので、まだまだ安全水域です、
これでもう10月第1週から11週連続で低いレベルで推移しています、喜ばしい限り、
、
12月12日の全国の感染者数、
クラスター発生の影響か?東日本での感染者が目立ちます、
、
先週までの陽性率、
陽性率 検査数 新規陽性者数
2021年
3月21日 2.3% 375025 8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日 3.0% 364712 11211人
4月4日 4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日 5.4% 381306 20536人
4月18日 5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日 6.0% 539640 32585人 ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日 6.4% 542061 34811人
5月9日 7.8% 457873 35802人 ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日 6.8% 658101 44961人 ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日 5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日 4.6% 589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日 3.1% 602455 18649人
6月13日 2.9% 467753 13499人
6月20日 2.5% 411848 10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日 2.6% 405628 10457人 ※小池知事休養中
7月4日 2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日 3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日 4.1% 474414 19742人
7月25日 7.0% 386623 27234人 ※東京五輪開幕
8月1日 10.5% 580346 61157人 ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日 14.1% 646433 90958人 ※五輪閉幕
8月15日 16.6% 672232 111601人 ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日 18.3% 814829 149057人 ※パラリンピック開幕
8月29日 16.8% 931891 156931人
9月5日 13.4% 915614 122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日 9.3% 805362 75093人
9月19日 5.8% 711092 41053人
9月26日 3.8% 499717 19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日 2.4% 492203 11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日 1.5% 411006 6311人
10月17日 1.0% 396772 3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7% 327349 2384人
10月31日 1.6% 368684 5918人
11月7日 0.4% 319680 1427人
11月14日 0.4% 361803 1283人
11月21日 0.3% 336036 1013人
11月28日 0.2% 310456 729人 ※オミクロン株が拡大!!
12月5日 0.2% 337907 766人 ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人
(厚労省HP日報から算出)
、
◆ワクチン接種、2回目接種完了者は全国民の77.4%(先々週77.1%)
先週12月7日から12月13日までの7日間の接種回数は約55万回まで落ち込みました、
(首相官邸HPから転載)
先週から「3回目接種」の回数が表示されるようになりました、
すでに5万人以上が3回目接種を受けています、
、
1週間の接種回数
(8月15日まで) 1029万回
(8月22日まで) 840万回
(8月30日まで) 911万回
(9月6日まで) 827万回
(9月13日まで) 862万回
(9月17日まで) 557万回 ※14~17日の5日分のみ、連休のため発表が遅れています
(9月24日まで) 668万回 ※7日間の数字
(10月4日まで) 1089万回 ※8日間の数字
(10月11日まで) 718万回
(10月18日まで) 559万回 ※ややペースダウン
(10月25日まで) 486万回 ※ペースダウンは続きます
(11月1日まで) 424万回 ※さらに減速
(11月7日まで) 276万回
(11月15日まで) 229万回 ※11月15日までの8日間の数字
(11月21日まで) 166万回 ※6日間の数字
(11月29日まで) 89万回 ※8日間の数字
(12月6日まで) 71万回 ※7日間の数字
(12月13日まで) 55万回 ※7日間の数字
、
◆日本は接種回数、接種比率とも順位変わらず
(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)
ワクチン接種停滞期の日本ですが、
ミクロン株には3回目接種が有効との情報があります(後述)、
これを受けて3回目接種が推進されますので、今後また増加に転じると思われます、
、
◆年代別では、20代と40代の感染者が多い傾向続く
先週(12月12日)までの東京の年代別感染者数比率、
先週同様、20代と40代の感染者が多い傾向が続いています、
(NHKニュースサイトから転載)
12月は全体のサンプル数がまだまだ少ないですが、先週と同様の傾向が続いています、
何らかの意味がある数字と観れるかもしれません、
発生したクラスターなどが影響か?
もしくは、酒類提供規制解除の影響か?
引き続き動向注視、
、
◆府県別の感染比率では、変わらず群馬が1位、
都道府県別:直近1週間の10万人当りの感染者数(12月12日の数字)、
(NHKニュースサイトから転載)
クラスターは発生の影響か?群馬、新潟で高くなっていますが、
それでも、大きな感染拡大ではありません、静観しましょう、
、
◆注目のオミクロン株、重症化率は?ワクチン効果は?
11月第2週に南アフリカで確認された変異株オミクロン株、
ここに来て世界中で感染拡大が確認されています、
12月13日現在、世界の60の国と地域で確認されています、
国内でのオミクロン株感染者は12人(12月10日現在)
いずれも空港検疫でフォローしていた方たち、検疫スタッフ健闘しています、
でも、いずれ市中感染が起こるのは避けられないでしょう、
、
その時の焦点がオミクロン株の「重症化率」です、
先週書いたように、これまでのオミクロン株の重症化率は極めて低く見えます、
実際、WHOも「南アフリカでの初期のデータを見るかぎり重症化をあまりもたらしていない」と述べています(12月9日)、
しかし、「見かけの重症化率が下がっているだけで、注意が必要」という慎重な意見もあります、
、
ということで、現状のオミクロン株に関する公式見解は、
「ヒトへの感染力が高いのは間違いない」、が、
「重症化率については未だ決定的な研究成果がない」ので「重症化率は不明」という状態です、
、
ただし、ワクチンの効果については朗報とも取れる情報が、
ファイザー社の初期研究によると・・・
ウイルスの働きを抑える中和抗体の効果は、2回の接種を受けた人では、従来のウイルスに対する場合と比べ、大幅に減少していました。
しかし、3回目の追加接種を受けた人では、中和抗体の効果は2回接種の場合の25倍になり、従来のウイルスに対する効果と同じ程度に高まっていたということです。
、
2回接種では効果が大幅に減少するが、3回目接種で効果は回復するという内容です、
この辺りを根拠に、日本でも3回目の接種を急ぐべきでしょう、
、
2022年正月まであと3週間、
このまま安全水域を進むことが出来るのか?
オミクロン株への感染に怯える正月になるのか?
オミクロン株の重症化率は低いのか?
3回目接種の前倒しはどれくらいのスピードで進むのか?
なんとも不安定な年末になりそうです、
、
、
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます