ステラの高原へいらっしゃい!

標高1100mの星降る清里高原の自然の中で生活するステラのペンションエストレリータの素敵なゲストと楽しい出来事のご紹介

夜明けのお茶

2008年11月24日 | 食材
ほんのりとブルーの空を染めながら明るさを増していく夜空!明け明星が輝いて・・・
そんな夜明けの空がティーカップの中に映し出されて不思議なロマンティクな世界が広がるハーブティ・・ブルーマロウ!
ステラがこのハーブティーとであったのはもう20年以上前かしら? モーリスメッセゲ氏のディザーヌ(フランス語でハーブティー)、特にディザーヌ用の薬用植物(ハーブ)でお茶をサーブするサロンでした。瀬木かすみ先生が講師をされていてサロンでハーブティーを頂きながらタッチマッチ(英国のハーブで作る花束で女王の戴冠式などに用いられると教えていただいたような・・)やローズボール、フルーツポマンダーを作りながら・・初めて飲みました。本当にびっくり!

エストレリータでも不思議なハーブティーとして17年前から目の前でお入れするとワーとかキャーとかホーって驚かれて皆様をとりこにしています。


マロウは日本語ではウスベニアオイ、アオイ科の一年草で紫色の綺麗な花です。最初はブルーハワイのような鮮やかな青・・ここでもうあまり綺麗なので歓声が・・暫くすると紫に変わっていきますが、ステラはこの鮮やかな青の時にレモンを数的たらします・・・と、今度は鮮やかなピンクにかわります。この変わり方がとても不思議でロマンティクなんです。夜明けのお茶っていうのもわかりますね。

ステラは時々、女心のお茶とか移り気のお茶なんて意地悪なネーミングをつけたりしていますけど。アジサイ色のお茶はちょっと可愛いところもあって他のバーブとブレンドするとそのハーブにそっと寄り添って自分の色や香りを主張しないのが素敵でしょ。本当はとっても綺麗で華やかななのに・・・。

昨晩もご主人がホットワイン、奥様がブルーマロウのバーブティーを召し上がってホカホカあったかくなってからベランダで望遠鏡で星空観測の素敵なご夫妻もおられました。
マロウは咳や風邪にも効き目がありますからね。

そうそうこのお茶で思い出すのが一枚の絵
ステラの大好きな大泉の別荘地にある美術館 川嶋紀子 雲の絵美術館 どこかで聞いたお名前でしょ?
秋篠宮妃殿下、紀子(きこ)様の、お父様の母上、つまりおばあ様です。
夜明けや夕方の雲の絵はブルーとピンクが混ざった綺麗な雲と空なんです。
観光化されていたくて矢野ヨハンさん(画家)ってとっても素敵な画家がオーナーでヨハンさんの絵も見せて頂けてますので、ステラにお声をかけて開館を確認して出かけてね。
美術館情報はまたゆっくりとご紹介します。

夜明け前の空につかの間輝く金星、明けの明星・・・これがステラマリスなんです。ステララマリスについては次回ご紹介しましょう!

ちょっと夜更かしか早起きしてブルーマロウの空を眺めて見ませんか? 高原では明け方のこの不思議な空に流れ星が流れると夢のようです・・・・おやすみなさい!