blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

アフターファイブのない職場

2012-09-04 20:43:51 | 日記
9月は上半期の締めの月である。
誰が企画したのか、月末近くの日付で慰労会をやろうという貼り紙がしてある。
大きな節目といえばそうなので最初は本社から下りてきた話かと思っていたが、わが部署の誰かが企画したものだそうで、本社の人間の同席は想定にないようである。
しかし会場は富山市内とだけ書いてあるものの、家庭の主婦も多いわが職場では滑川市近辺のほうが集まるかもしれない。

私の若い時分は、会社の「公式」な飲み会となればまず全員でというのが暗黙の了解ではあった。
わが職場では、いくら公式といっても来ない人は来ないから全員がそろうことはまずないが、それに近い人数が集まったことはある。
幹事役が誰であるにしても、仕事の合間に労力を使ってくれることを考えれば最低限の協力はしてあげたい。

日付と時間を取って大掛かりにやる会はともかく、職場のわがセクションでは「今日言って今日」というような集まりは皆無である。(女性陣は時々ファーストフード店などに行っているようだが)
仕事の量が多ければ夜の8時や9時になることもあるが、仕事のあと何人かで軽い食事をして帰るなどということは私が来た2年半の間にはただの一度もない。
男ばかり8名のわがセクションは残念ながらひとりひとりがバラバラで、日頃からコミュニケーションと呼べるレベルの会話はほとんどない。
リーダーI氏は話すことといえば仕事の指示と間違いの指摘だけで、休み時間のバカ話にも全く参加しないから、そもそも一緒に食事したとしても何を話していいか分からないほどだ。
サブリーダーK氏は普通の話はするにはするが、プライベートで集まるどうのこうのは社交辞令的に言うだけで自分で何か仕切ろうという気はサラサラない。

リーダー陣もそれ以外の人間も、お互いに仕事の後にわざわざ同席などしたくないと思っているから、今後おそらくラーメンの一杯すら一緒に行くことはないだろう。
文字通り仕事だけでつながっている人間関係というのも寂しいといえば寂しいが、私も現状をどうこうしようなどとは考えていない。
マトモなミーティングが少なくとも今年に入ってからは「一度もない」というお寒い集団が、無理やり食事や飲み会をやっても急に仲良くなれるはずもない。
こんな状態でよくもまあ毎日回っているものだと思う。

月初のバタバタで持ち越しの作業が出たため明日は少しだけ早出になった。
体はきついが、こればかりは仕方がない。
いろいろなことはなるべく頭から追い出して、毎日の目の前の仕事を落ち着いて確実にこなしていきたいと思う。

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