blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

いざ、2年目へ。

2016-10-02 20:18:36 | 休日
金曜がちょうど半期の締め日にあたっていた。
日々の積み重ねもあるし、前日には「リハーサル」(?)も終えているからジタバタすることは何もないわけだが、正式に手続きが終わって終了の声を聞くまでは一定の緊張がある。
半期締めというのはもちろん大切な節目ではあるが単なる通過点と言ってしまえばそれまでで、週明けからはまた通常の流れに戻ってあくせく動き回る日々が始まる。
今年は10月の1日と2日が土日に重なったために月曜からのスタートダッシュの準備で出勤した人も一定数はいたかもしれない。

さて、金曜の夜は同僚の人の誘いを受けて会社の催しに参加した。
私にとっては当地での1周年のタイミングではあったが、今回は主役は他に多数おり、会の中でそれをアピールすることはもちろん避けた。
ただ、部署横断での集まりもありそうでなかなかないので、主役たちとは直接の接点はないながら、お酒の場を好む私としては喜んで顔を出した次第である。
いつもは書類の上でしか名前を見ることのない人の実の姿を知ることもできたし、主役たちとの親睦もある程度は深められた。
また、最近20歳を迎え飲酒解禁となった男の子には、無理のない範囲でと断ったうえで「人生初酒」をすすめた。
最初は遠慮していたが、ほんの少しながらグラスの中のお酒は減っていたので万々歳である。
この節、無理に飲ませた側とみなされるのは人生を棒に振るにも等しく、また私自身若い頃から飲まされるお酒は大嫌いだから、何とか彼が自分の意志で少しでもお酒に触れてくれればそれでよかったのである。

私自身は、場を楽しむために久しぶりにやや無理のかかる飲み方もしてしまったが、幸い体に影響の出るレベルにまではいかず、むしろいい具合に壊れてくれる人が数人いて、それを眺めている余裕もあった。
残念だったのは、春先に別の機会で一緒した某君と「次のお店」に一緒に行けなかったことだ。
場を盛り上げようとして彼自身にも若干無理がかかったと見え、会が終わる頃にはいっぱいいっぱいの様子だったからむやみに誘うことはしなかった。
JRの駅に向かう足取りはしっかりしており、安全に帰ることだけ告げて彼と別れた。
彼のそばにはなぜか若い女性の同僚が1人心配そうに寄り添っていたので、その後何らかの展開があったのか、明日以降彼に聞けたら聞いてみたいと思う。

結局その後は1人になってしまった私は、近くにあるいつものお店でささやかに1周年のお祝いをしてもらった。
分かりきってはいても、やはり言葉で「おめでとう」とか「よかったね」と言われると嬉しいものだ。
ただ、社内ではあまり自分から1周年のことは言わないと思う。
言うとしても、この人にはと思う相手だけだろう。
日頃から自分を見てくれている人かどうかはその時の反応でだいたい分かるから、あまり宣伝のようなことはせず伝える相手は絞りたいのである。

実質明日から当地での2年目に突入するが、もはや大それた目標を立てても意味はない。
年齢も40代の後半にかかってくるし、会社の中で出世する見込みもほとんどない。
ただただ今の健康に感謝して、1日1日を誠実に積み上げて悔いのないように毎日を過ごす、目指すものはほぼこの一点で十分である。

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