blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

ペースダウンの時期

2017-11-17 23:20:11 | 日記
金曜日の勤務が終わって、ややホッとした気持ちで本欄に手をつけている。
ホッとはしているが、今週は水曜にも飲みに出なかったし、今日金曜も出ず、明日土曜もたぶん出ない。
なじみの市内某店には、暗にこれからペースをかなり落とすことを伝えた。
富山にいた頃、数年前のある半年間、お金回りが苦しくなったことを告白した上で夜の飲み屋さんとは完全に距離を置いた経験がある。
その頃ほどは財政的にギリギリでもないのだが、毎月必ず赤字になるようなペースで行っていることには変わりなく、同じ轍を踏む前に早めに、やはり半年程度の「活動休止期間」をいただこうと考えている。

当地に来ての二年間は、遊びもそうだが仕事もかなり拍車をかけて走ってきた感覚があり、あっという間に過ぎ去った気がする。
仕事に関しては、アクの強いメンバーたちから余計なことを言われたくはなく、また長期病欠明けという状況で当地に来て、少なくとも当地では決して倒れることなく日々を乗り越えなければ会社への「恩返し」にならないと思い、強制的に消化させられる有給以外はほぼ皆勤でやってきた。

10月に入ってから仕事のペースが一段階落ちたようにも思われ、良く言えばお互いの本来の役割を全うさえしていれば何とか回る状況にある。
こういう状況だと、ヘタに他人の仕事に首を突っ込んで逆に疎まれることがある。
仕事の絶対量が少ない中では、手伝いを申し出ても相手にとっては「私の仕事を取らないで」となり、「いいです!」という冷たい反応が返ってくる。
最近はあまりにそこがひどいため、余計なところには行かなくなったし、余分なこともしなくなった。
ヒマな時間は増えるわ、周囲の会話はくだらないわでいい加減食傷ぎみの毎日、私自身はチームの中では自分がやるべきことだけはしっかり、しかし言葉はほとんど発することなく、人間性を抹消してまるでロボットのように振る舞うことで何とか日々を乗り越えている。

この二年間のこと、また今の事業所の状況を思えば、これまで肩に力が入りすぎていたところを少しだけ緩めて、いい意味で気楽に毎日を過ごせば、という何かの知らせにも思える。
話し相手や飲み相手など「人間」としての役割を期待されてなどいなくてもよい、日々淡々と、決して仕事を逆流させない形さえ取れていれば、差し当たりはOKである。

当地での生活が存外長くなるのか、もうわずかしかないのかは、私が決めることでもなく全く分からない。
財政健全化のためとは言え、夜のバカ騒ぎも抑えていこうという中で、気持ちのバランスをいかにして崩さないかをこれから半年くらいの大きなテーマとして考えていきたい。
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