blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

今日のあれこれ

2011-07-16 23:00:39 | 休日
素晴らしい天気になった週末だが、今日は特に決まった予定はなかった。
目が早く覚めたので早々に洗濯など雑事を済ませ、もう一度横になったら一時間ほどの二度寝になった。
それでもまだ午前の9時前、すでに暑い状況ながら例によってクルマを駆って出ることにした。

休日といってもいろんなお店はだいたい10時開店だろうと思っていたら、自宅近くの某大型スーパーは9時開店だったのか中に入れる状況だった。
さすがにこの時間帯は人の数も少ない。
ボーナスも出たしほしい本があったような気はしたのだが、それまでの「耐乏」(?)生活がしみ付いているのか結局何も買わなかった。
本屋さんのとなりには時々お世話になる旅行代理店があるが、最近は姿が見えなかったNさんが早番で出ていた。
お店としては7人か8人くらい在籍しているように見えるのだが、店舗のサイトを見る限りは有資格者は3人で、その中のひとりにNさんもいる。
その話題を振りつつ話をしてみたいと思うのだが、なかなかこちらの用事ができないので今日は遠目から挨拶をしただけだった。

職場の長であるY氏はけっこうなアウトドア派で、休日は海に山にとよく行っているようだ。
日頃話す中で、ボーナスが出たら山歩き用の靴を買うと約束していたこともあり、そのスーパーを出た後は市内の某店舗を物色した。
Y氏からはソールが「ビブラム」のものがいいと言われていたが案外品揃えが少なくその店舗でもやはり何も買わずに出てきた。

その後さらにその近くにある家電量販店に行ったら、なんとそのY氏に後ろから声をかけられた。
職場の食堂のテレビがいまだにアナログのため新しいものを見に来たという。
私もY氏と一緒になってどれがいいか探したが、会社の備品だしベーシックな安いもので十分だ。
しかし、世の節電の流れから、安いだけではなくランニングコストにかかわる消費電力にも着目して自分なりのオススメも伝えたりした。
決めるのは責任者であるY氏だが、私が伝えた機種もいちおう候補に入れてもらったようである。

もともとは魚津にある妹の家に用件があって寄りたいと思って出てきたのだが、好天に誘われ外出中とのことだった。
実家に用件を預けてもいいかなと思ってとにかく魚津までは行ってみたものの実家にも誰もおらず、またしても魚津の山里を適当に流して過ごすことになった。

今日自体はあちこち動いたわりには食料の補充くらいで大したことはしなかった。
しかし明日は急にだが高校時代の同級生であるH君に会うことになり、とりあえず県東部もしくは新潟県境あたりの海を目指す。
高校生当時は仲は良かったものの卒業してからは会うことはなく、去年にようやく再会する機会があり結局3回ほど会った。
その去年の段階では普通に元気だった彼が最近やや心身ともによろしくない状況であることは先日魚津市内で偶然会って分かったことだが、吐き出したいことがあるのだろう、今日の日中に私に連絡が来たというわけだ。

話す調子からはかなり落ち込んでいる感じにも思えるので、どんな話の内容であろうと聞き手である私が上から説き伏せるような形には絶対にしてはいけない。
ほかならぬ私自身がクルマで言うところの「燃料切れ」の経験者であり、どこかに寄りかかっていたいと思うほどに追い詰められた状況というのは肌身で知っている。
最終的な立ち直りは専門の治療の助けも含めて彼自身にかかるわけだが、こうして「はけ口」として真っ先に頼ってくれることに感謝して、明日という日が双方にとって意味あるものになればいい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「当日」はわりと静かに

2011-07-15 22:39:27 | 日記
今週最後の勤務日は、ひっきりなしに外部のトラックが入ってきて嵐のような忙しさとなった。
出荷があまりない日のためか、あくせくしているのは私を含めた入荷受付の担当者だけではあったが、ボーっとしている時間があるよりはマシだった。
毎週金曜というと入ってくるものはかなりあるのがパターンではあるが、それにしても今日はかなり台数が多くて疲れた。

今日は会社の創立記念日が近く、賞与支給日でもあった。
在籍が一年以上になったため、いわゆる「何か月分」というのが正社員と同じ条件で満額で入ったのは大きい。
前回の冬の賞与は一年未満の立場でやや料率が低かったのだがそれでも相応の金額だったからさらにありがたいことになった。
一部「債務」も残っているのでそちらを優先して片付けたい。
大きな買い物の予定はほとんどないので、財政再建へ少しでも近づける方向で考えたい。

支給当日といって特に盛大なことはなく、同僚のM氏と行きつけの焼き肉店に行ってささやかに飲んだ。
話題といえばやはり職場の「どうしようもないこと」が多くはなる。
常識というものに照らせばあまりにも不自然な状況がわが部署には多すぎる。
指示を出す側の人間が出されるほうの人間に対して完全に一線を引く、壁を作るような態度を取り続ける限りは、雰囲気のいい職場は望めない。

支給当日あるいは当週に散財するというのも何となくもったいない気はするのだが、今日は本当にささやかに終わり、明日からの三連休も決まった予定はない。
夜の街もお誘いでもあれば別だが、自分からは出ないだろう。
「同伴」のお誘いはうれしいが、その分お金もかかる。
しつこいのはよくないが奪われるばかりでは面白くなく、やはり何らかの「ごほうび」はほしい。
相手のノリと表情をよく観察して、お願いするべきはして、ただ振り回される形だけは避けなければいけない。

今週は出荷以外の仕事で相当に時間と体力を食われ、おまけにサッカー女子日本代表の試合をテレビでライブ観戦したこともあり、やや睡眠が不足して今は気分的にはグッタリしている。
とりあえず明日は自宅の雑事をこなして、その後はボーナスのやりくりを考える日としたい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二つの「タイミング」

2011-07-12 20:31:16 | 日記
今日の午前中はみんなが仕事をしている中、約一時間半をさいて事務所のツートップと面談した。
今の環境に来てから一年以上が経ってようやく公式な形で実現したが、昨年度の異常ともいえる忙しさで他の社員の順番がなかなか終わらず最初の機会としてはずいぶん遅くなったようである。

話の大半は私の「今後」についてであった。
もちろん契約を更新しないなどの縁起の悪い話ではなく、会社の中でより私の持っている力が出せるであろう部署について、例えば過去の経験に照らして財務や経理などのセクションに挑戦しようと考えたことなどはあるかという質問を受けた。
確かに若い頃は金融機関にいて、セールスはサッパリだったものの事務屋に徹する形ならそこそこのものは出せたと思っている。
そういう経歴も加味して、今の物流という仕事では「ややもったいないかも」という思いで言ってくれていることなので有り難い面はある。

しかしこの話を聞いた時、正直私は複雑だった。
まだ一年あまりという在籍期間で今の物流倉庫のこともちゃんと理解は出来ていない中、そういう話には考えも及ばなかったのが本当のところだ。
拾ってもらった職場で、とにかく毎日毎日を誠実に積み重ねることしか考えてこなかった。
また、師匠格であるTS氏がそろそろ六十歳の節目を迎えるため、いよいよ私が入荷業務の本担当としてもっとしっかりしていかなくては、というタイミングでもあるからだ。

ただ事務所の上の人の言葉を借りるなら、私もそこそこの年齢に来ているので時間としてはあまりない、新しいことに挑戦していくならそれこそ今がタイミングかもしれない、ということだ。
倉庫の仕事を三年、四年とやり続けてもいいのだが、ある程度慣れきってミスのリスクも少なくなってきた時に、毎日が同じ流れだから何となく惰性で過ぎていく可能性はある。
そんな職業生活がイヤだと思うなら、より大きく花開くかもしれない道も頭において、時を見てアピールもする準備をしておくのが職業人として一面では必要であろう。

倉庫にとどまって仕事の精度を上げる道をとるか、過去の経験も助けにしてよりよくなるかもしれない道に行くのか、「二つのタイミング」が重なる中、体は一つしかなく心は揺れている。
どちらにしても決めるのは自分であるが、悩んでいられる時間はそう長くないだろう。
近々にはなると思うが、しっかりと決断して回答をしたいと思う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あらまあ

2011-07-11 21:24:20 | 日記
昨日の日中に宇奈月温泉に出かけた帰り、魚津市内の、地元では「スーパー農道」と呼ばれている道の交差点で5月に中学の同級会を開いてくれたM君に偶然会った。
お互いにクルマの中だったが二人とも気づいて、ほんの数分だがクルマは路肩に止めて話をした。

同級会がどうのこうの以前に「お相手探し」はずっとやっている。
6月にいろいろうまくいかなかったことは彼も知っていて、その日も追加の情報をいろいろくれたのだが、そんなに人脈があるなら彼のほうがとっくにうまくいっていておかしくないような気もする。
どちらかといえば私よりも彼のほうが気さくといえば気さくだし、特に第一印象となるとずいぶん差が出るように思う。
じっくりと話し込めばまた違ってもくるだろうが、とっつきやすいイメージは間違いなく彼のほうに分がある。

そんな彼でもまだお相手に恵まれないのは「危険なニオイ」がしなさすぎるからだろうか。
「いいひと」と言われる人間のままではその方面では苦労することはいつも書いている。
オトコは「いいオンナ」がほしいし、オンナは「いいオトコ」がほしいのであって、ただ人として素晴らしいとか文句のつけようがないなどといったことは恋愛感情とは関係はない。
人間も動物のひとつと考えれば、説明のつかない「色気」のようなものに惹かれるのがごく自然であり、そういうことにしないと数多くいる「美女と野獣」の組み合わせの説明ができない。

私自身は、現在はともかく、以前は「マジメに生きてさえいれば・・・」と本気で思っていた。
よくよく考えれば、いい大人になっている今、マジメに生きるのは当たり前のことで、それだけで何でも手に入るというのはとんでもない勘違いだ。
基本はマジメに生きて、なおかつその人なりに「動いて」ようやく望むものが手に入る。
行列に並べばタダでバーゲン品が買えるわけではなく、並んでなおかつお金を払ってやっと品物が手に入るということだ。

遅きに失したとはいえ、望みのものを手に入れるには常に動いていないとダメだと実感している。
ただ、お相手探しばかりではなく、ただ単純に休日は少しは外に出るというだけでもいい。
それだけで、昨日のように知っている人に偶然会ったりして新しい情報が取れるときもある。
自宅にこもっていては本当に物事は進まない。
自分でももちろん動くが、幸運にもお誘いなどがあった時にはなるべく応えたい。
これから誰とどういうカラミでつながっていくか分からないし、いろんな機会を大切にして悔いのない形で過ごしていけたらいい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨明け

2011-07-10 20:47:59 | 日記
北陸地方も梅雨明けしたという。
例年ならもう一週か十日ほど遅くなるのだが、統計的にもずいぶん早いものらしい。
うっとうしい時期が去ってくれるのはいいとして、今度は夏らしい暑い毎日が続く。
今日の県内はさっそく「猛暑日」となったが、朝方でもすでに28℃くらいはあったのではなかろうか。

暑いとはいえ久しぶりに休日がスッキリ晴れてくれたので、クルマを駆ってどこかに行きたい気分になった。
といって、特に思い浮かぶ場所もなかったのだが、とりあえず県の東部に向かうことにして、目的地は気分で決めることにした。

地元である魚津を通り越し、おとなりの黒部市内をウロウロしているうちに、手近なところで「宇奈月温泉」まで行ってみようと思った。
昨日はたまたま地元チューリップテレビ制作で宇奈月と黒部峡谷を紹介する番組があったことも後押しになった。

宇奈月温泉街の標高は海抜200mを超えるあたりだから、気温は平野部より二度か三度低い程度で、暑いことには変わりなかった。
なじみのない土地ではないが、今日は初めて温泉街の対岸に渡って、黒部川にある「宇奈月ダム」周辺を見て回った。
温泉街に手頃な駐車場がないことからグルグルとクルマで回っているうちにダムへ通じる道路に入っていった格好で、相変わらずの行き当たりばったりの行程だ。

ダムのような大きな建造物は見た目いかにも無機質な感じがするし、人間が自然に大きく手を付けてしまっている印象をどうしても受けてしまう。
しかし、黒部川は周辺の急峻な地形に加え岩質がもろいこともあって、過去は災害の絶えない暴れ川であったようだ。
土砂の排出による漁業被害の問題などを抱えつつも、下流の平野部が守られているのはこういった施設のおかげであるのも事実だ。
大きなプロジェクトにはどうしても「光と影」両方の側面があることは冷静に見なくてはならない。

ダム近辺は黒部峡谷鉄道の線路がすぐ近くにあるので、手近なスペースにクルマをとめてちょうどやってきた列車を撮った。
欲を言えばもう少し機関車が大きく入っていればよかったが、動いているものだから私の知識と技術ではこの程度だ。
その気になれば連写などもできると思うのだが、中古で買って説明書もない状態なのでもっぱらカメラまかせになってしまっている。

時間の関係で行けなかった中で面白そうな場所も見つけたので、次の機会にはしっかりと準備をして訪れたい。
会社の人や友人など、有志でワイワイというのもまたいいだろう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意外なカタチで

2011-07-09 22:53:12 | 休日
わが社はありがたいことに契約扱いの私にもボーナスがある。
このご時世、まったくゼロか、ナシ同然の会社もあるだろう。
周囲に借りがまだまだ多い現状ではあるが、一定の額は期待できるので少しでも減らして早く楽になりたいと思う。

支給日まではまだ少しあるので今週末も引きこもりかなと思っていたが、金曜に某所から意外な形でお誘いを受けたので、やや迷いつつも行ってみることにした。
特定の人がいない私がお誘いを受けるとすれば、飲み屋さんから「来て来て」と言われるくらいであるが、今回はやや勝手が違って、飲み屋の女性には変わりないものの自分が店に出る前の時間帯に一緒に食事をしようということであった。

例えば某店の仮にAちゃんに誘われてお店に行ったとしても、お店には他のお客さんも多数出入りするから、ずっとAちゃんと話し込むわけにもいかない。
飲み屋さんにもルールはあって、順番にお客さんに付くようにしないと見えないところでママさんからお叱りを受けることもある。
だから、ゆっくり話をしたいお客さんとは、お店とは関係のない時間に一緒に過ごそうと考える場合もあるらしい。

もちろんこういう話は商売半分であり、食事が終わればお店に連れて行かれることにはなるのだが、さんざん飲み歩いている私にしてこういう経験は実は初めてだった。
お客さんであっても本当にキライな人とわざわざ食事までしようとは思わないだろうから、単純な一人のオトコとしては悪い気はしなかった。
店に来い来いばかりなら適当に流しておくかという気にもなるが、こういう「変化球」は、急な話だったものの嬉しかったというのが本音だ。

今回誘ってくれたのは富山市内のC店にいるHちゃんであったが、私がこういった「同伴」は初めてだと言ったのを聞いて驚いていた。
そういう経験はずいぶん慣れているように私のことを思っていたらしいのだが、リアルな恋愛も含めて「まったく不慣れ」なのが本当のところであり、「同伴童貞」(?)はHちゃんにささげることになった。

お酒が入るとはいうものの飲み屋さんも公共の場であるから、自分勝手に暴れたりオサワリはいけないお店ならベタベタ触ったりはしないことは常識として心がけている。
悪い意味での危険さがないから今回のような経験ができたのかもしれない。
飲み屋の女性もけっこう人見知りが強い子などひとくくりには語れない。
こちらが客の立場であっても、相手を社会で懸命に働いているひとりの人間として接することは大切だろう。

とはいえ、本当に危険なのは論外だが、「危険な雰囲気」とでもいうのか、そういうものもないことには一人の男性としてはアピールに欠けるかもしれない。
暴れたりしないからお店の女性には安心だと言われるのはいいが、ごくごく一般的に「安全」とか「安心」な人間と思われるのはかなりキツい。
「いいひと」イコール「(どうでも)いいひと」という冷酷な現実を前に、ここ数年はなるべくムダなガマンをしない人間を目指してきたが、相手は誰になるかは別に、少しずついい方向に行っているのではないかということを今回の経験を通して感じたところである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大噴火しました

2011-07-07 20:39:36 | 日記
前回の続きのような話になるが、最近は同期のM氏からやや遠ざかっている。
自分からは話はしないようにして、話しかけられた時もモゾモゾとして聞き取りにくい場合は無理には答えない。
合わせるようなことはせず、あくまで自分中心ということだ。

今朝はわが社の関西の物流拠点に在庫を送り込む作業があった。
朝方はM氏も自分のエリアの仕事がなく、作業の手伝いに来る。
手伝うことそのものはいいとしても、正直あまり上達していない。
担当エリアではない作業だから自信がないのかは分からないが、回数を重ねているわりには人を頼りすぎる。
今朝もそんな「あなたまかせ」の様子が見えたので、一昨日に続いて大きな声をあげてキツい調子であたることになってしまった。

公私問わず一喝でもされようものなら、私なら少なくともその日は相手からは遠ざかる。
大きな声を出されれば、何だかんだで精神的にはこたえる。
しかし、M氏はどうもあまりこたえていないのか、午前中のできごとから数時間も経たないうちにまたベタベタとくっついてくる。
本欄によく登場する「偽善キャラ」KU氏のことはM氏も首をかしげているのだが、根っこに流れているものは実は両人ともよく似ているのかもしれない。
寂しがり屋の横着者が何人もいる部署というのも困った話だ。

M氏も八月末が来ればわが倉庫に来て一年になる。
ここまで見ている限りは集中力がもうひとつ散漫で、同じようなミスをよく繰り返す。
わが職場に来るまで現場仕事の経験がなかったという話はあったのだが、そんな言い訳はこの期に及んで通用しない。
一年近く経ったこの時期に、まだ中間のHA氏あたりにあれこれチクチクとやられてしまうことがあるが、人の揚げ足取りなら天下一品のHA氏からすれば「まだスキが多い」ということであろう。

このままの状態が続けば、私としては同期で年上とはいえ厳しい話もしなくてはならなくなるし、他の社員からは本人があまり触れられたくない「コネ入社」のことを蒸し返されることがないとも限らない。
本社のお偉方の電話番号を知っているなどと自慢する前に、自身がわが部署で生き残る方策をそろそろ考えないといけないところにきている。
コネクションに寄りかかって、仕事を「学ぶ」あるいは「盗む」姿勢が出てこないことには本人が思ってもみない事態に直面することになりそうだ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やや距離を

2011-07-05 21:04:51 | 日記
私は昨年の五月のアタマから今の環境に来た。
部署として、また会社としても転換期に差し掛かると同時に仕事量もかなり多かったのが2010年度だった。
そんな中で、ベテランの女性が一名製造工場のほうへ引き抜かれたものの、私の後に年上のM氏と若いY君の男性二名が新たに入った。
時期は少しずつずれているとはいえ、同一年度に入ってきたのだから年齢は違っても「同期」ということになる。

三人ともお互いについ最近までは違う環境にいたこともあって、わが部署でのあれこれはある意味客観的な見方ができるし、それぞれで培ってきた経験を今のところはうまく生かしている。
仲が悪いわけではないし、時間が合えば外で飲もうなどという話も出ている。
特にY君はNHKの「のど自慢」の本放送にも出たことがあるほど歌が得意なので、なるべく早く誘ってあげたいと思っている。

M氏のほうは、私よりも後に来たこともあってずいぶん頼りにしてもらっているという感覚はあった。
朝の始業前でも休憩時間でもだいたいは私の近くに来て話をしてくる。
私は私で、年は上でも同期の気安さで思ったことをズケズケと言えるからありがたい存在であることは事実だ。

しかし、どうもここ最近は図々しいというのか横着というのか少しイヤな面が見えてきた。
年が年だけにかつての環境ではそれなりの地位にいた可能性はあるのだが、言葉ではなく手招きや指差しで何かを伝えようとしたり、急に周囲を仕切るような行動に出たりと、ややもすると勘違いかとも思うような振る舞いが増えてきた。
口を開けば自分の担当エリアの話ばかりを延々とすることも多く、そのエリアの経験のない私には分からないから反応ができない。
おまけに口先だけでモゴモゴと話すクセがあるので半分くらいはマトモに聞き取れないからやはり反応できず疲れる。

数日前には、昼ごはんの時に私が使っているナイロンのゴミ袋についでに捨ててくれとばかりに自分のゴミを黙ってポイと入れてきたので思わず大きな声を出してしまった。
気安さが高じて「甘え」に近い感覚がM氏に出てきているとすれば、八つも年下の人間に甘えて恥ずかしくないのかと言いたい。

先々週の土曜に先輩のTK氏と飲んだときにM氏の評判を聞かされたが、年長の社員の間では「金魚のフン」ということらしい。
もちろん私にいつもベタベタとくっついていくからそう思われるのだろう。
おまけに最近の横着な言動が加わって、もはや金魚のフンを通り越して「寄生虫」に近いイメージだ。
ほうっておくと本当にいつでもくっついてきて、時には人の仕事にまで首を突っ込んできたりするので今は意識してやや距離を置いている。
いくら夏とはいえ、虫にたかられるのは気持ち悪い。
職場で孤立させない程度にテキトーに付き合うのがいいようだ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝礼のない朝

2011-07-04 20:31:56 | 日記
先週まで毎日行われていた朝礼が週二回ペースに変更になった。
厳密には一人はじかれているものの、全員が集合する時間が毎日ではなくなったことになる。
今日は全体の朝礼が省略されて、各エリアに分かれての朝礼から始まった。
これも毎日やっていることで、朝方一番の段取りが主に伝えられる。

今までの流れは、挨拶に続いて整理整頓に関する文言を唱和することから始まる。
先導の担当者は日替わりで一ヶ月に一度くらい回ってきて、唱和の後に各自思い思いのことを話す。
最後はマネージャーが連絡事項などを伝えて終わるという感じだ。

正直言ってわが部署の朝は、朝礼の前のラジオ体操から含めて締まりが今ひとつない。
体操など特に女性陣はほとんどが真剣にやっていない。
挨拶や整理整頓の唱和はそれなりにらしい感じになるが、実際の行動が伴わないので空念仏と化している。

それでも、形だけでも全員が集まる場というのは朝しかない。
言霊(ことだま)というものを信じるならば、たとえ空念仏でも一人一人の意識には間違いなく入る。
各自の思いを発言する機会もずいぶん間隔が空くことになり、月単位での入荷時のトラブルを報告していたベテランのTS氏は「出番が二ヵ月半間隔になったら覚えきれない」とこぼした。
どんな小さなことでも全員が共有すべき情報というものはあり、それらが伝達される機会が少なくなることが果たしてよいのか。
若手のY君までが「一体感がなくなる」と世代に似合わない心配をしている。

もともと良くも悪くも「自由」な職場にあって、はた目には残念ながら各人がそれぞれ最低限の線だけは守りつつも好きなように動いている実情があって、朝礼がどうこう言う以前に一体感などすでにない。
午後からの仕事量が少ないと見るや「オレひとりいなくてもいいわ」とばかりに急に帰宅する人、手が空いたとなれば正規の休憩時間でもないのにタバコを吸いに行く人、反対に必要のない仕事をして無駄に残業代を食う人など、数え上げればキリがない。

みんなが仲が良いに越したことはないのだろうが、幸か不幸かそれほど濃密なコミュニケーションがなくても回っていく仕事だけに、劇的に雰囲気が良くなるようなことはないと思う。
せめて自分自身は心にゆとりを持って、真剣に取り組む中でも周囲の雰囲気を少しでも柔らかくできるような振る舞いをしていければと思っている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢と現実の同時進行

2011-07-03 20:25:32 | 日記
6月が過ぎたので、今年ももう半分終わったのかという思いだ。
もちろん全国的には「3・11」とも言うべき悲劇を避けて通るわけにはいかないが、その前にはニュージーランド地震で多くの県関係者が命を落とし、また最近では焼肉店での集団食中毒もあって、わが県があまりいい露出のしかたをしていない。
今年後半はわが県のみならず日本全体がいいニュースに包まれてほしいと思う。
例年、節目ごとに同じようなことが言われるが、殺した、盗んだ、騙したなどの話題はなかなかなくならないものだ。

7月に入り、仕事のほうは忙しい月初である金曜の一日だけ乗り越えて土日はゆっくり過ごした。
この週末は、弥彦での特別競輪、県内での女子プロゴルフ大会など、いろいろと興味をそそられるものがあったのだが、火曜にプロ野球観戦に行った関係で財政に余裕はなく、結局は金曜に魚津でお酒を飲んだのが唯一の遊びとなった。

金曜はいつも付き合いのある先輩と一緒に行くことになっていたのだが、実家で待機していてもなかなか連絡が来ず、じれてこちらから電話をしてみたら「熱くなりすぎてお金がない」という話だった。
パチンコか何かで使いすぎたのかとも思うが他人のことなので深追いはせず、しかし街に出たい気持ちだけはあったので、単独で市内のC店に行くことにした。

先週足を運んだ際は若いグループに囲まれて、よく分からないながらも最近の曲に乗っかって盛り上がった。
今回はやや年齢層も高めで、カラオケもフォーク系の曲など落ち着いた雰囲気だった。
私は一人だったが、お店はC店一軒だけと決めていたのでお酒が入ってなく、徐々に気分がよくなったところでようやくなじんでいけた感じだ。
いつも通り、好きな曲と爆弾ソングを取り混ぜて楽しく過ごした。

お酒が入ることもあって、ああいう場所では夢見心地になってハジけられるのがもちろん楽しくはある。
しかし、今回のように閉店近くまでダラダラといる時は、夢とは正反対の現実の世界も見せつけられる。
お店が閉まる直前は、女の子それぞれと「関係の深そうな人」が来店してペアができてしまい、閉店後のあれこれの段取りが始まる。
魅力的なメンバーが揃うC店だが、結局は「完売」なのかと思うと、勘定をして店を出た後に少しむなしい気分になった。
そんな思いをするくらいなら飲み屋に行かなければいいのだが、何だかんだで女性の笑顔には癒されるし、たまたま会ったアカの他人と一緒に盛り上がれる楽しさも考えると何とも悩ましい。
いくら歌が好きとはいっても「ひとりカラオケ」をする気にはならない。

それでも今は、ある意味こういう健全(?)な感情を持つことができるだけありがたい。
体に悪いところがあったり経済的な見通しが立たなかったりといった状況では、こんなささいな気持ちの浮き沈みさえ経験できない。
土曜に、魚津市内某所で偶然高校時代の同級生に会ったが、体調を崩して仕事もやっていない状況とのことだった。
自分の経験から、気力が起きなくて何もできない時のつらさは身にしみている。
心の燃料が切れていればどんなにがんばろうとしても無理だ。
今の彼にできることは、ゆっくりと休養を取りかつての活力が戻ってくるのを気長に待つしかない。
一時はやはり「燃料切れ」に陥った私でも、今は一人で飲み屋に乗り込んで楽しめるまでになった。
誕生日もごく近く、高校時代はずいぶん目立ってもいた彼がこのままで終わっていくことなどあり得ないと信じたい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする