鎌倉鶴岡八幡宮の源平池の池畔に造られた回遊式庭園「神苑ぼたん庭園」1980年(昭和55年)鶴岡八幡宮の創建800年を記念して開園した。 牡丹は約100品種1000株の「牡丹」が植えられ、正月には「冬ぼたん」 4月から5月にかけて「春ぼたん」を楽しむ事ができます。冬ぼたんは、富貴の花とされ、新春にふさわしく、1株ずつわら囲いされて艶やかに大輪の花を咲かせます。
神苑ぼたん庭園 入苑料 500円でした。
わら囲いされています。
牡丹 新国色 濃紫色の見事な大輪種で千重咲きです。
紅と白が交ざり合う島錦
牡丹 写楽 やや青みがかる珍しい紫色の豪華な万重咲き
牡丹 王妃 千重大輪の盛り上げ咲き。新梢. が伸びやすく花首が強い。 紅輝獅子千重大輪の獅子咲き
牡丹 連鶴 純白の八重半抱え咲き中輪品種。 透き通るような真っ白な花びらが可憐で魅力的です。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
牡丹 晃花殿 千重中輪の抱え咲き。花付きが. 良い矮性品種でバランスが良い。
牡丹 聖代 濃桃色の千重・大輪盛り上がり咲きです。樹勢の強い品種です
牡丹 鎌田藤 花弁が小さく波打つ藤色系の品種で千重の中輪・平咲き。藤色系の中では比較的早咲きです。
神苑ぼたん庭園「湖石の庭」
この「湖石の庭」は、中国蘇州市園林管理局・同蘇州市古典園林建築公司の技術者が自然の太湖石を使って造成しました。
中国では三つの峰と臭石の配置が作庭の基本で、太湖石(湖石という)は中国江蘇省の太湖という湖の底から掘り出される石灰岩に属する天然の名石で、中国の名のある庭園には必ずといってよいほど湖石の石組が見られ、蘇州などには国宝の名園が数多くあります。
我国では古来より「牡丹には太湖石」を描き、画題を「玉堂富貴」と称して珍重してきました。
絵画ではこのように中国を本華として日本人に親しまれてきた太湖石は日中交流の長い歴史の中で今日まで我国には渡来しなかったようで実物を見ることはできませんでした。
現在、中国では太湖石は天然記念物として保護されており国外への持出しは禁止されています。
この太湖石は、昭和五十九年に日本と中国の永遠の友好を願って宗之光・李清中国駐日大使
夫妻(当時)の特別のはからいで鶴岡(幡宮ぼたん庭園に寄贈されたものです。
また斎館側入口に置かれている「石笥」という中国の奇石は平成六年の同館竣エを記念して中国
沁蘇省人民政府より寄贈されました。
★鎌倉鶴岡八幡宮 神苑ぼたん庭園
アクセス:JR鎌倉駅東口より徒歩10分 江ノ電鎌倉駅より徒歩10分