世界遺産となった、国立西洋美術館へ
世界遺産の構成資産は、国立西洋美術館を含む7か国17作品で、正式には「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」
国境をまたいだ世界遺産(トランス・バウンダリー・サイト)としては日本では初登録の世界遺産で初登録となった。
西洋美術館の前庭には、オーギュスト・ロダン(5作品)とエミール=アントワーヌ・ブールデル(1作品)の彫刻があります。
オーギュスト・ロダン
★左右にアダムとエヴァを配置した地獄門
ロダンは終生この大作の制作に取り組み、ロダンの多くの独立した作品が、地獄の門に関連して生み出された。
門の頂に立つ、三つの影はアダムと密接な関係を持っているとの事・・・・
地獄の門
中央に坐って墜ち行く人々を凝視する男は、考える人であり、門の頂に立つ 三つの影・・・いろんな作品がつまっている。
地獄の門・・・門の頂に立つ 三つの影 他
地獄の門の考える人と周りの彫刻・・・
考える人を中心に「うずくまる女」 「立てるフォーネス 「瞑想」など
地獄の門
身をのけぞらせる男・虚しき愛・ネレイスたち・女のケンタウルス・ウゴリーノと息子たち・ロとフランチェスカ・フギット・アモール(去りゆく愛)
・美しかりオーミエール・幼児と母親・接吻 多くの作品がつまっている
人類の祖であり人間の業苦の根源である原罪を犯したアダムとエヴァを門の両脇に・・・
アダム オーギュスト・ロダン作品
エヴァ
アダムと一緒に犯した原罪から自分を守る様に、手を自分の体に巻きつけた女性らしい柔らかな肉体の表現は見事 オーギュスト・ロダン作品
中庭の
考える人・・・ 肉体表現と思索にふける人物を描写した像として有名です。 オーギュスト・ロダン作品
カレーの市民 オーギュスト・ロダン・・・1884-88年(原型)、1953年(鋳造)
ドーヴァ海峡に面するフランスのカレー市は、フランスとイギリスの間で起きた百年戦争にまつわる英雄ユスターシュ・ド・サン・ピエールの姿を記念する像
弓をひくヘラクレス エミール=アントワーヌ・ブールデル 1909年(原型)
ギリシャ神話の英雄へラクレスの「十二の功業」の一つ
へラクレスが怪鳥ステュムファリデスを射るために渾身の力で弓をひき、まさに矢を放とうとする瞬間を捉えている。
隆々たる筋肉におおわれた緊張感あふれるヘラクレスの肉体・・・
国立西洋美術館